「小沢一郎アンケート」で好きか嫌いかの単純なものだで、最初は3:7で「嫌い」が多かったが、次第に「好き」が逆転し、今ではダブルスコアになっている。嫌いの理由はほとんど感情論になっていて、マスコミの影響が覗われる。その人たちに是非読んでもらいたいのが、気軽に読める2006年に出版した「小沢主義」(小沢一郎著)だ。
私が読んだ本人著の本としては「日本改造計画」に続き2冊目である。対談集とか評論が多い中、13年ぶりの書下ろしとなった本書には、本人の考え方がストレートに伝わり、今の政治状況を理解するためのヒントがつまっている。
「日本改造計画」は1993年に出版された当初は各界にかなりインパクトを与えた本である。
それから一貫した政治理念、理想を掲げ、政権交代を実現した今も、目標とする改革に向けてひたすら走り続けていることがよくわかる。
この2冊を読めば、今の民主党が掲げる「脱官僚依存政治」の政策は、全て小沢さんの考えが反映されていることがよくわかる。
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この「小沢主義」の中で印象が残ったもの
特に戦後アメリカの傘の下、いかに「富の再配分」をするかが政治家の唯一の任務だった。その配分は官僚が最も得意とする分野だったから、今日まで官僚の力が強大になってしまった。
官僚が用意した答弁を読み上げるだけの国会審議、そこには責任的立場に無い族議員が跋扈し、影響力を持ってきた。いつも責任の所在が曖昧で、だれも失政に対して責任を取ってこなかった。
利益誘導型政治、既得権益を守る政治を許している、全ては国民のレベルが反映している。
日本史上の「三大改革」
日本社会は伝統的に「コンセンサス社会」で、根回しと談合の社会である。優れたリーダーは不必要で、真のリーダーが生まれにくい社会でもあった。
そんな日本にも歴史上傑出したリーダーが現れたこともり、大変革をもたらしたことが3回ある。
一、中大兄皇子の大化の改新
二、織田信長の天下統一への試み
三、幕末の志士達による明治維新
小沢一郎の尊敬する歴史上の人物(一部)
「大久保利通」「織田信長」「原敬」
三人とも既成の価値観にとらわれず既得権益を廃し、情に流されること無く、自分の信念を貫き通した、という点が共通している。
※もう一つ気になる共通点は3人とも暗殺されていること。
リーダーとは「自分の目指すものを明確に掲げ、自分で決断し、自分の責任において実行できる人」
リーダーの資質
1、「志」・ビジョンや夢・理想を持っている人
2、自立し主体性を持っている人=「福沢諭吉」
3、広い視野と先見性を持っている人=「坂本竜馬」
4、自分の言行に責任を持つ人=「カルロス・ゴーン」
5、歴史観を持て
また歴史観について
「ぼくは歴史が好きだから、どんな問題に対しても過去の歴史の中にヒントを求め、そこから解決策や対応策を考えていく習慣をもっている」
とも言っている。
読んでいて感じたこと
日本史上の「三大改革」の項目で、織田信長が統一国家・日本を作るため、当時はたぶんタブー視されてきたであろう、巨大権力を持っていた比叡山一向宗との戦いが出ていた。
「当時の宗教組織が一種の既成権力になっていて信長の改革を阻んでいた・・・。」
既得権益を持ち、宗教という衣を着ているがため、当時の権力者も手出しができなくなっていた。
信長は天下統一のため彼らと戦った。
日本をまともな国にするためには、創価学会と戦うときがくるだろう、と実感。
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「日本改造計画」は1993年に出版された当初は各界にかなりインパクトを与えた本である。
それから一貫した政治理念、理想を掲げ、政権交代を実現した今も、目標とする改革に向けてひたすら走り続けていることがよくわかる。
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特に戦後アメリカの傘の下、いかに「富の再配分」をするかが政治家の唯一の任務だった。その配分は官僚が最も得意とする分野だったから、今日まで官僚の力が強大になってしまった。
官僚が用意した答弁を読み上げるだけの国会審議、そこには責任的立場に無い族議員が跋扈し、影響力を持ってきた。いつも責任の所在が曖昧で、だれも失政に対して責任を取ってこなかった。
利益誘導型政治、既得権益を守る政治を許している、全ては国民のレベルが反映している。
日本史上の「三大改革」
日本社会は伝統的に「コンセンサス社会」で、根回しと談合の社会である。優れたリーダーは不必要で、真のリーダーが生まれにくい社会でもあった。
そんな日本にも歴史上傑出したリーダーが現れたこともり、大変革をもたらしたことが3回ある。
一、中大兄皇子の大化の改新
二、織田信長の天下統一への試み
三、幕末の志士達による明治維新
小沢一郎の尊敬する歴史上の人物(一部)
「大久保利通」「織田信長」「原敬」
三人とも既成の価値観にとらわれず既得権益を廃し、情に流されること無く、自分の信念を貫き通した、という点が共通している。
※もう一つ気になる共通点は3人とも暗殺されていること。
リーダーとは「自分の目指すものを明確に掲げ、自分で決断し、自分の責任において実行できる人」
リーダーの資質
1、「志」・ビジョンや夢・理想を持っている人
2、自立し主体性を持っている人=「福沢諭吉」
3、広い視野と先見性を持っている人=「坂本竜馬」
4、自分の言行に責任を持つ人=「カルロス・ゴーン」
5、歴史観を持て
また歴史観について
「ぼくは歴史が好きだから、どんな問題に対しても過去の歴史の中にヒントを求め、そこから解決策や対応策を考えていく習慣をもっている」
とも言っている。
読んでいて感じたこと
日本史上の「三大改革」の項目で、織田信長が統一国家・日本を作るため、当時はたぶんタブー視されてきたであろう、巨大権力を持っていた比叡山一向宗との戦いが出ていた。
「当時の宗教組織が一種の既成権力になっていて信長の改革を阻んでいた・・・。」
既得権益を持ち、宗教という衣を着ているがため、当時の権力者も手出しができなくなっていた。
信長は天下統一のため彼らと戦った。
日本をまともな国にするためには、創価学会と戦うときがくるだろう、と実感。
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けど、あれだけ党内で小沢を支持する人がいるのだから
何かしら、すばらしい政治理念があるのだろうと
思うのだが、わからない。
小沢一郎 イメージ 金に汚い
秘書も捕まったんだし、国民の前で無実というなら
出てきて経緯を話せるだろうに
参考人招致でも証人喚問でも、
自分の無実を証明できる場所にすればいいのに
政倫審さえ出られないなら、やっぱり何かあるんだろう
と勘繰りたくなる