日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




「小沢が裁かれるなら検審は違法でもいい」と「会議録公開」を阻む歪んだ人たち(週刊ポスト)

Category: 検察   Tags: 検察審査会  週刊ポスト  小沢一郎  
今週号の週刊ポストで、二つの気になる記事があった。

s-P1020384(1).jpg(週刊ポスト11/5号)

二つとも特集記事ではないが、「ワイドクライマックス・シリーズ」という寄せ集め記事の中にあり、一つは下記の検察審査会についてのと、もう一つが、≪朝日「抜きすぎる美人記者」にライバル紙記者の歯ぎしり≫というもので、今回は検審の記事を取り上げてみたい。(というか、そのまま書き写し)

検察審査会「会議録公開」を阻む人たちの"不純な動機"

≪本誌がいち早く報じた、検察審査会による小沢一郎・民主党元代表「起訴相当議決」の違法性について、国会で「会議録公開」が焦点となってきた。

検審の疑惑は、ざっと見てもこんなにある。

①捜査対象ではない「犯罪事実」を追加して起訴。

②捜査員選定の「くじ」をしていない(こんな若いメンバー構成が2回続く確率は、本誌計算で0.0063%以下)

③審査員「改選」せず(なぜか2回の平均年齢が同じ)。

④会議録なし(後述)。

⑤補助員弁護士による誘導。

⑥「2回議決」せず起訴(追加事実の審査は1回のみ)。

⑦情報漏洩(弁護士、事務局らによる審査内容リーク)。

⑧補助員弁護士は正式就任していたのか(議決後も本人は「就任」報道を否定)。

⑨証拠を検証せず(証拠改竄検事の作った調書を無視)。

⑩議決書の非掲示(「議決後7日間」が規定だが、掲示されたのは20日後)。

―最後の2項目を除けば、疑惑が事実ならいずれも違法行為だ。特に①や⑥、⑦は疑惑ですらなく「事実」である。
本誌が追及してきた「くじ」の疑惑も、まともな知性の持ち主なら「誰かがメンバーを恣意的に選んだ」と考えるだろう。

そんな検審の議決で法廷に立たされるならば、中国よりひどい司法制度だ。

しかし、前掲の疑惑の多くは、検審がいつ、どんな審査をしたかを明らかにすれば、決着がつくものだ。
国会では、10月12日の衆院予算委員会で川内博史・代議士(民主党)が会議録の公開が可能か質した。答弁に立った法務省刑事局長は、「検察審査会の会議録を公開しないという規定はない」と明言した。

一方、運輸相、公明党副委員長などを歴任した二見伸明・元代議士は、議決のメチャクチャを知って自ら検審事務局に問い糺した経緯を明らかにし、会議録はあるのかという問いに対して検審が「ありません」と答えたことを暴露した。事実なら、検審法違反だ。

「会議録を公開すればいいのです。審査員の名前などは黒塗りでいい。今度の議決がおかしいという人も、正しいという人も、真実が明らかになるのですから公開に反対する理由はないはずです。私は公開を求め続けます」(川内代議士)

もし公開に反対する動機があるとすれば、「議決は違法だと思うが、無効にはしたくない」という歪んだ立場の人物だけだろう。

「検審は裁判所が運営している。違法な組織運営を続けてきたとなれば大スキャンダルだ。政府と最高裁が結束して全力で公開を阻止し、議決は有効だと押し通すだろう」(法務省OB)

すでに東京地裁は小沢氏の議決無効の訴えを門前払いした。「小沢が裁かれるなら検審は違法でもいい」という新聞、テレビを含め、この国に正義はないのか。≫

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小沢一郎を「好き」とか「嫌い」を抜きにして、冷静に考えれば、この検察審査会の議決過程に疑問がわくのが普通の神経ではないのか。
こんな異常な、杜撰な、酷い内容のものを、そのまま受け入れているのは、洗脳されている以外の何ものでもない。

たとえば、自分の身内が対象になっていると置き換えてみれば、すぐに気がつきそうなものだが、大多数の国民は、マスメディアの意図的情報操作により思考停止状態に陥っている。

だが、それをわかっていて、あえて、この議決を利用しようとしている"悪意の塊"みたいな人間たちが、国会にも、検察を含む官僚にも、裁判所にもウヨウヨいることがよくわかる。

これらのことを含め、「インナーマザー」様が次のように分析している。

≪資本と官僚とメディアの思惑が「悪人小沢」を必要としている。そしてアトム化された国民が観客としてこの娯楽ショーを支えている・・・。すべてを小沢のせいにすればスッキリと解決するのです。テレビが小沢をこき下ろし、新聞が悪人に仕立て上げ、溜飲が下がればつかの間の快楽を得られる。アイドルが転落する事件に熱狂するように、したたかな小沢をつぶして「ざまーみろ」と即時充足に浸ることで、国民が自ら真実を隠してくれるのですから支配階層にとっては好都合です。 ≫(10/25本ブログ

小沢さんは"生贄"だというのが手に取るようにわかる。

そんな政・官・報の支配階層の人間たちが、国を滅ぼし、法と秩序を破壊する「亡国の徒」であると同時に、「人の道」を踏み外し、人としての判断を見失っている"亡人の徒"となっているのだろう。

ほんとうにこの国の正義は歪められ、司法レベルでは北朝鮮以下かもしれない。

≪財界と官僚とメディアの支配体制は維持されるのです。・・・資本主義の最高段階で現れる新自由主義経済によって国民をアトム化し流動化させることで利益を貪る資本の思惑と、同じく国民をアトム化してファッショ(束ねる)ことで動員しようとする国家(官僚機構)の思惑が合致しています。貨幣の原理と国家の原理が一致しているので国民の思考停止状態は好都合なのです。・・・官報に属する人々は、思考する世論を一番恐れている。・・・国民の思考停止にあやかって商売している支配階級に「対抗」するのではなく、「思考する往還運動」を繰り返すことが一番効果的な矛盾の提起になる。・・・「矛盾」を可視化すれば国民の思考する往還運動が自然と立ち上がって来ます。≫

とインナーマザー様が解いている。

≪見えたものに執着せずに一旦斬ってしまう≫という境地に達するには程遠いところにいるが、「矛盾を可視化」する必要性は、このブログを立ち上げる動機でもあり、非常によくわかる。

今後も決してあきらめないで、矛盾をあぶり出し、社会の歪みの根本を探っていこうと思う。


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参議院議員・有田芳生さんが、昨日の参議院法務委員会で民主党元代表・小沢一郎氏の強制起訴を決めた検察審査会の様々な疑惑を追及されました。 しかし、法務省の回答は「検察審査会は非公開なので、その議事録も非公開とする」とのことで、マスメディア得意の陳腐な表現を

Comments

「矛盾に耐え、矛盾を考える」

国会議員は二種類に分けられると思います。
親小沢と反小沢ではありません。
社会の側に立つ議員か、官僚の側に立つ議員かの二種類です。

メディアにも二種類あります。社会的なメディアと官僚的なメディアです。
社会の側に立って国民に畏敬の念を持ちながら仕事をしているメディアと、官僚の側に立って国民をコントロール出来る愚民だと見下しながら仕事をしているメディアです。

小沢さんは、社会(民)と国家(官)のカテゴリーの違いを可視化するために現れた存在なのだと思います。

国会議員は社会の側から送り出した国民の代表です。官僚支配の暴走に歯止めをかける抑止力になってもらうためです。
官僚の暴力装置に社会の安全装置をつなげてバランスを取る仕事です。

暴力は官僚機構と社会の側との双方にありますが、圧倒的に官僚の暴力装置が勝っています。だから社会の側から少しでも歩留まりをつけるのが社会の機能です。

議員を選んだのは社会の側にいる国民ですから、菅直人政権を作ったのは国民です。菅政権が権力の安楽椅子と引き換えに民主主義を否定して、官僚と一体化したとはいえ、選択したのは国民です。

ここに見えない葛藤が渦巻きます。

自業自得という声が潜在意識の中でリフレインして来ます。

見えませんから気づきません。しかし気づかなくても心を支配する大きな自責の念になっていきます。

自責の念は「反発」と「諦め」の両極に分かれます。アンビバレントな矛盾に引き裂かれます。

だまされた!と反発するだけの国民は、同時に選択した自分を責めています。自責の念を抑圧し、小沢という生贄に八つ当たりします。

改革を諦めた国民はシニカルなニヒリズムに陥ります。冷笑しながら自分の愚かさを小沢に転嫁して官報報道を静かに追認します。

しかし、ここに「思考する世論」が生まれて来ました。矛盾や葛藤に耐え、己の愚かさを引き受けながら、決してあきらめない。「自分の頭で考える世論」です。
換言すれは、他人への責任転嫁で終わらせず、自己責任の殻に閉じこもらないで、他者と自己の中陰を模索する天の感覚を見つけた人々です。天を見上げながら、自分も含めた地上の間違いをただして行く「修正主義」のスタンスです。
マイナスかプラスかの極端な選択ではなく、両方を受け入れた人々です。
0=-1+1の感覚で思考すれば、地上で修正される必然的な成すべき仕事が見えてきます。

それに気づいた「思考する国民」がデモを行ったわけです。必然だと感じました。
40歳過ぎの中年パワーが多かったのは贖罪の思いがあったのだと思います。いままで官僚機構を野放しにして、官僚に乗っかって私益たげを貪る偽装議員や偽装メディアの催眠術に掛かりながらも、結果として許してきた世代です。
こんな閉塞した世の中を作ってしまった社会の側の大人として、修正しようと立ち上がった国民なのです。0=-1+1の姿勢で、過去を受け入れ、今此処で未来を修正しようと決意した勇者です。

デモに参加した人々や統一行動による可視化に共振する人々は、第三の勢力ではありません。止揚された世論です。八つ当たりをする人々とシニカルな人々の弁証法によってアウフヘーベンされた「思考する世論」です。

思考する人々は天の感覚があるから思考出来るのです。天の感覚があるから自分の不完全さを自覚し、思考することで現状を修正しようとするのです。

官僚は思考しません。自分が宇宙で一番偉いと思っているからです。
マスメディアも思考しません。自分は反省する必要のない神様だと思っているからです。

官僚官報ともども、国民への畏敬、リスペクト、おかげさまの感謝の念は皆無です。感謝の念がないから謝罪の謝意もありません。つまり贖罪の念がないので天の感覚がないのです。
だから小沢さんの誠と天の感覚がおっかないのです。自分が神様だと思っている官僚と官報は、自分以外にお天道さま(超越性)がいて、自分を見ているという感覚を認めることが出来ないのです。自分が宇宙の特異点だ自惚れているから無理なのです。懐に抱えた超越性を手放さないので外部の超越性が怖くて怯えてる。小沢さんや天の感覚がわかる国民が怖いので、合法裁量権のラインをギリギリまで恣意的に曲解してなりふりかまわず小沢さんを攻撃しているのでしょう。おそらく裏側では本当の戦争、謀略、恫喝、心理戦が飛び交っていると思います。

しかしデモに集まった人々は違います。人間が催眠術にかかる愚かな生き物だと気づいた人々です。他人からの催眠術と自己催眠の相互催眠に呪縛されているトリックを小沢さんのおかげで発見した人々です。
だから強いのです。ゆえに説得力があるのです。いまだによく分からないこともあるけど社会の側から一緒に考えて生きたいと「不可能の可能性」に気づいた人々だからです。

学べる人間は修正する勇気のある人間です。

私はおまじないを信じる人間なので、これから見えない世界の逆襲がいたるところで可視化してくると思っています。すべて高天原の修正機能として必然的に起きて来ます。

この時代に命を授かった日本人として、歴史という駅伝のタスキを次世代に渡す走者のひとりとして、魂の世話をしながら生きて死にたいと思います。

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