日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




小沢一郎は既に菅政権および民主党自体を見限っている、と見た

Category: 小沢一郎   Tags: 小沢一郎  
菅さんが報道ステーションに出ていたが、小沢さんに対して次のように言っている、ように聞こえた。

「メディアが気にしすぎなんですよ。一兵卒なんだから、小沢さんは。無視していればいいんですよ!以前、ひっこんでろ!黙ってらろ!と言ったから2度は言わないけど・・・」

これを聞いて、あっ、もうこれは決定的だな、と確信した。

小沢さんの参院選第一声は軽いジャブだった。(参照) 

≪「3年前の参院選も昨年の衆院選も、『すぐ増税はしない。無駄を徹底的に省き、財源を捻出(ねんしゅつ)する。それでも財源が不足する時は消費税の論議をする』というのが我々の主張だった。(そうした認識は)変わっていない」≫

本ブログ6/25エントリー≪争点なき「消費税選挙」のもう一つの闘いが始動した≫で、この第一声を聞いた感想で次のように書いた。

≪やはり、この言葉を聞いて安心したと同時に、選挙後、消費税増税の議論の過程で民主党が真っ二つに割れる可能性が出てきたと思えた。この時に報じられていた写真の隅に「選挙カー」が小さく写っていて、次のキャッチフレーズが書かれていた。「生活が第一」「地元と中央の架け橋に」民主党の参院選におけるキャッチフレーズは「元気な日本を復活させる」だ。言葉が多すぎる。短い言葉でわかりやすくが基本だと、民由合併後の最初の選挙で小沢さんが菅さんに教えたのに、また元に戻ってしまった。この二つのことはそれぞれのスタンスの象徴であり、小沢さんは既に菅政権とは完全に一線を画した、ということが何よりも第一声に「受けて立つ」姿勢を感じた。≫

この最初の第一声から小沢さんのスタンスは変わらず、ますます声を大にして、本来の民主党の政策と照らして、現政権を批判している。(参照

仮に小沢さんが民主党にあくまでもこだわり、菅政権をささえていこうという腹づもりならば、消費税増税や子供手当について政府や執行部をこんなに批判するだろうか?

民主党自体を考えれば、党実力者と執行部との確執であり、メディアにも格好の攻撃材料を与えることになって、分裂選挙を印象づけるだけで、いいことは一つとしてない。

こういうことを言えばどういう反応があるかは小沢さんが一番よくわかっているはずだ。

それをあえて菅政権執行部を批判しているという現実を考えたときに、小沢さんの中には既に民主党を通じての改革を諦めているのではないかと思えてならない。

そんな悠長な事をやっている場合ではないとでも言っているように聞こえてくる。

民主党に政権交代で期待したところは、戦後、自民党一党独裁の政治の中で、国民の生活に目を背き、ひたすら既得権益を貪ってきた政官業癒着政治からの脱却であったことは、菅政権支持者たちも異論はないだろう。

鳩山政権下では、それを真剣に成し遂げようとした痕跡は確かにある。

その政権交代のキモともいうべき政策が、官僚主導の、国民生活にも目を向けない、対米隷属的なものになったなら、それを阻止しようとするのは、昨年の自民党にNOを突きつけた図式と全く同じことなのである。

小沢さんは、既に菅さんが総理になってから打ち出しているものが、完全に財務省を中心とした官僚に手篭めにされたものであり、政権交代で目指した55年体制打破は、この政権ではままならない、逆戻りしかねない、と早々に見切りをつけていた。それが第一声で現れ、現政権批判というものとなり、対決姿勢を鮮明にした、ある意味それは宣戦布告だったのではないだろうか。

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ここは、やはり仕切り直しが必要である。

国民も意識を変えなければならない、特に民主党支持者は・・・。

何度でも言うが、我々が政権交代に望みを賭けたのは、ただ民主党を政権与党にすることだけではない。

それまでの官僚支配政治、政官業の癒着構造を断ち切り、国民中心の政治に転換させることであった。また、戦後アメリカの植民地としての対米従属外交を改め、在日米軍基地を根本的に見直すことであった。

少し気が早いが、参院選後の新たな枠組み構想としては、ベストなのが9月の代表選で小沢グループから候補者を出して、菅総理を引きずり降ろすことだ。

次には、菅政権はまだまだ支持率は下がり、参院選後は衆参ねじれにより、新たな連立を模索しなければならず、もし自民党と消費税増税で結託しようものなら、参院選で民主党を応援した有権者もさすがに愛想を尽かすことになる。

そこで菅さんが、破れかぶれ解散に打って出た時が絶好の機会ともなる。

菅政権が、消費税増税で行き詰まりながら"信を問う"として解散総選挙に打って出るタイミングで菅民主党と袂を分かち、小沢新党と社民党と国民新党を軸に、救国戦線を敷く。

最大のテーマは消費税になるものの、その"こころ"は普天間基地移設の見直しと同時に日米安保の見直しであり、二国間関係の全面的な見直しである。

また、昨年の選挙で国民に約束した全てを掲げること。

これは国民主導の国民戦線と官僚が主導する守旧派軍との闘いなのである。


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Comments

見限られているのは誰?
民主党の代表になったあの日に小沢さんは既に見限っていたと思います。
民主A組で政権交代し政権運営が可能なら、小沢さんは裏方でもよかったと思っていたでしょう。
菅、岡田、前原と3代も代表が交代してもなんら学習が出来ていない民主A組に愛想をつかしたので、直接指導をする為に代表になったと思います。
今回の行動は、党内に踏み絵を踏ませ現実を思い知らせることが目的でしょう。
選挙後、新党か?党の完全掌握か?のどちらかに動くのでしょう。

また昨日、検察審査会の議決が担当弁護士の辞任で未だ担当不在により休会中で、選挙後9月以降に審査員の全員入れ替えによる再議決になるものとの情報が、日刊ゲンダイの取材で判った。
もう一つの検審で審査中の案件ももしかしたら担当弁護士が決まらず、店晒しになるかもしれない。

民主A組内閣および党執行部の言動で思いもよらない結果が8月11日に見られるかも知れない。
小沢さんは、”お手並み拝見”と揺さぶっているのだろう。

最後に、今見限られているのは実は我々有権者だろう。
いつまで経っても民主A組同様学習しない有権者を見限り、代表に着いたあの日のように今度は日本の代表になって直接指導する気になっているのでしょう。と、期待を込めて祈りたい。
貧富の差
世帯所得が年収400万未満の世帯が、日本の全世帯の46%を占めてますからね…
つまり、日本人の半数は年収が400万円いかない家庭で暮らしています。

もう日本は、貧富の差では欧米と同等かそれ以上ですよ。
いずれ治安や経済に、かなり深刻な影響が出てくるでしょうね。

いずれ貧富の差の解消は、民主政権の最大の課題になると思いますよ。



None
いつも有難う御座います。結局はオリジナル民主と旧自由党は、方向性が違っていた。政権取る為に小沢氏の力が必要だった。代表に成って、検察にでっち上げられた事件に彼らは何も救いの手を出さず、辞任要求に回った。今回の参議院選は、営業権のみ与えられたスタッフだ。消費税、高速道路、子供手当て、小沢氏が口にする事で、有権者は『そうか、じゃあもう少し我慢して、民主党に賭けてみよう』、それを枝野は見事にはずして、大衆迎合と批判、消費税だって、小沢氏が言えば有権者も待つ。しかし、迷走発言で、小沢氏のメッセージを聞き取れない現幹部。根から小沢氏を信じていない証拠でしょう。これでは選挙に生かそうとする小沢氏の発言は、執行部の不信頼がこわしてしまった・小生はそう取ります。
その通りだろうが、秋に小沢新党をつくる時、一番足を引っ張られるのは、小沢氏の陸山会問題だと思う。
この問題で、検察審査会が再び起訴決定をする確立が高い。
政治と金で被告人となった小沢氏についてくる議員がどれほどいるのだろう。
菅氏達の強気のやり方を見ていると、それも織り込み済みの小沢氏排除が透けて見える。
この後の小沢氏の進む道は、まだまだ茨のようだ。

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