このままいけば「辺野古」の工事は絶対に進められない

昨日の総理会見では重苦しい雰囲気が、後に出てきた活字で伝わってきた。

昨日はかなり遅く帰ってきたので、時々ニュースとツイッターをチェックしながらツイートもしていた。

(ツイート)
今回の普天間基地移設問題で一つはっきりしたことがある。昨年、一国の総理候補が「県外」という公約(小沢氏が言ってたように公約だと思う)を掲げ、今度は総理として真剣に県外を模索してきたが、それでも果たせなかった。ということは、いかに米国の力と反対勢力が強力だったか、ということ。

アメリカの意向・宗主国としての力と、安保マフィアのパワーの強大さ、そしてそれが日本の各界に浸透していること。その前には、一国の総理も屈指ざるを得なかったという日本の脆さ、がよくわかった。

沖縄の基地問題は確かに重要だ。だが、これは自民党政権時代の悪政によるもの。政権交代の意味を今一度思い起こさなければならない時であると思う。もっと、やらなければならない重要課題は山積している。ここは冷静さが肝要。このまま熱くなっていれば自民党とマスコミの思う壺である。

鳩山総理は5月末決着と言っていた、目標をひとまず達成したことになる(アメリカとの合意がとれただけだが)。

自民党などは「現行案」に限りなく戻ったと批判しているが、自分達の掲げていた案の踏襲ならば、本来喜ぶべきだと思うのだが・・・。

マスメディアも今後の政局を予測し、記者のワクワク感が伝わってくる。
この普天間基地移設問題においても、全て「政局」につなげ、正しい認識などを持ち合わせている記者などはいない、と琉球新聞のシンポジュームで元防衛庁担当の記者が話していた。

「そもそも防衛庁の記者クラブ記者なのにアメリカの海兵隊の役割や位置づけなど、誰も知らなかった」と言っていて、ほとんどの記者が政治や政局と結び付けて書いていたようだ。それは現在も変わらないということだ。

本ブログでは「鳩山腹案」は、週刊ポストが報じ、(参照)取り上げた「ローテーション案」と近い形で決着すると見ていた。
鳩山総理自身は「沖縄の負担軽減」を第一に、真摯に取り組んできたことは事実だと思う。

読みが甘いと言われればその通りだが、松田光世氏ではないが、釈明はしない。
これがどのような過程を経て出てきた結論かは、今後のためにも検証していく必要はあると思う。

また、このあとの政局の展開についても、これで民主党は参院選でかなりの苦戦を強いられることは間違いない。

ここで、小沢さんがどう動くのか、ということが目下の一番の関心事である。

鳩山政権に限らず、民主党も含め、この政権交代で国民の手に政治を戻す「道すじ」を小沢さんが作ろうとしている、ことが一番の重要なことなのだ。
こんなことは仙谷はもちろん、前原なんぞにはできっこないこと。

ポストの記事で小沢側近議員の話として次のように書いてある。

≪「仙谷さんも前原さんも堂々と、"普天間は解決できない。その後は政局になる"といっている。これはもう倒閣運動だ。彼らがひどいのは、鳩山・小沢を引きずり下ろすことのみが目的で、そうなった場合のグランドデザインは全く持っていないこと。だから民主党政権を倒したい自民党やメディアに利用されてしまう。」≫
(利用されるというより、つるんでいるのでは?)

この国民のための改革に火を灯し続けなければ、利益誘導型で官僚主導型政治が復活してしまうことになる。
期待した大きさだけ裏切られた時の反動が大きいことを考えれば、沖縄の皆さんのことを思えば、今回の結果に大きな落胆を感じておられることだろう。
だが、今後、沖縄県民とともに国民が、引き続き大きな声を挙げていけば、アメリカは絶対に辺野古の基地に新たには来れないだろうし、工事も始められないだろうと確信している。

なぜなら、日本に反米感情が芽生え、浸透することが、アメリカにとって一番恐れていることでもある。(つづく)


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コメント

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残念賞ながら、福島さん以外の閣僚は情けない限り。例えば、小沢環境相のザマは何だ? 何が「生物多様性」だ!!
だから、コレが現代日本人の情けない姿なんだよ。
鳩山は結局、器じゃなかったと言う事だろう。

岡田べったりの下町の太陽について

福島大臣を「罷免したことが指導力の発揮」と意味不明なことを言っている。指導とは自分の意思に沿うように大臣を指揮監督し、奉公が違えば是正に努めることが最低条件と思うが。鳩山の意図に沿わすことが指導であり、ふらつく鳩山の最終決断に福島を従わせることが出来ない鳩山の行動を指導力が発揮できたとは言えない。
宮崎は頭が体系と同様にふやけていると思う。岡田の行動に盲目的に信じている態度は流石に元日経だめ記者の一人だ。同じ日経出身者でもピンキリだがこれは単なる滓だ。以前厳しいコメントを出したので以後は拒否されてしまったが狭量な岡田と同類だ。注目記事から除いて欲しい。

唯我独尊 様

仰るとおりだと思います。

民主党の議員は、政局報道に左右されず政策で勝負して欲しいと思います。

大阪寺 様

本当にそのとおりですね。

日ごろ偏向マスコミが、いかに語った言葉をも曲解し、揚げ足をとっているかが、会見全てをみれば明らかです。

普通は、総理というトップに立てば、麻生前総理のように、普段でも上から目線なのに、より弱い立場の人には目がいかず、その地位に固執しるものですが、鳩山総理は、今までの総理とはまるで違うのがわかりますよね。

私は鳩山さんの"誠実さ"を買っています。

日米合意なる、これで終わりと思ったら大きな間違い。
これはシナリオの始まりに過ぎない。
なぜなら辺野古の工事は誰がどう努力しても
絶対に着工できないことを鳩山政権は織り込み済みである。
アメリカも同じで、いかにゼニをせしめるかだけが目的。
工事をやろうとすれば成田空港の反対運動どころではないだろう。
13年以上放置してきた自公などの野党やマスゴミ、地元沖縄住民も
胸に手を当てて考えるべきだ。
この程度の問題で過剰に騒ぐのは愚の骨頂だ。
民主党は他の政権公約を粛々と実行すれば良い。
 

5月決着

5月28日9時からの鳩山首相の演説見ました。
40分の間、メモもほとんど見ず、鮮やかな口調、まさに平成の
名演説でしょう。頭脳の明晰さは、歴代総理の中でトップです。
今まで、悪意あるマスコミによって。どれだけ真の姿がゆがめられて
いたか、よくわかりました。

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