日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




「政治とカネ」と同じくらい「報道とカネ」をマスメディア自身が追及せよ!

Category: 官房機密費   Tags: 官房機密費  魚住昭    
今週の週刊ポストが、やはり相当なインパクトをマスメディアに与えているようである。

そんな様子を岩上安身氏のツイートでうかがえる。

≪外相会見、開始直前。上杉氏と話す。週刊ポストに書いた官房機密費の件で大騒ぎだという。東京新聞を除く全ての全国紙政治部のOBが、機密費を受け取っていたと。そこまで汚染されていたとは。よくもまあ、政治とカネの追及だなどと、言えたものである。記者クラブメディアの汚れたカルテル。≫

東京新聞は地方紙だから、朝日、読売、日経、毎日、産経と通信社である共同、時事、後はテレビのNHK、日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東だ。この政治部にいたOBたちや編集局長やキャップ、主筆などが「毒まんじゅう」を喰らっていた張本人(下手人)たちである。

今後、彼らが反省するまで、追及していかなければならないだろう。

昨日のエントリーの中で、≪以前、平野貞夫氏が本か雑誌で書いていたが、野中広務氏が官房長官時代、新聞記者などを使って情報を収集させてきた、という内容を読んだ覚えがある。(探したが見つからなかった)≫
と書いたが、もしかしたらとパラパラめくっていくうちに、やっと見つかった。

魚住昭氏が4年かけて書き上げたという力作「野中広務 差別と権力」の中の数行の文章だった。



この本は2004年に上梓され、「月刊現代」に連載されたものに大幅に加筆修正したとので、ノンフィクション大賞にも選ばれた、魚住氏の代表作である。

この本じゃないかと探しているうちに、読みこんでしまい、本日の予定していたエントリー変更を余儀なくされてしまった(笑)。
改めてこの本の面白さを再確認し、以前読んだ時とはまた違うところで唸る箇所がいくつかあった。
ただ、「野中氏の情報収集能力」について読んだ文章は、もっと長目で内容も濃かった、と記憶しているので、違うのかもしれないが・・・。

ここでは、細川政権が誕生した当時の話で、自民党が初めて野党となり、離党する議員も相次いで、自民党本部にも陳情団や官僚、マスコミなどもほとんど来なくなり、閑古鳥が鳴いていたという状況で、なんとしても与党に返り咲かなければと密談に密談を重ねていた三人がいたという。
当時『三国同盟』といわれた、野中、深谷(隆)、亀井(静香)で、その話題の中心は、「細川政権打倒」具体的には、「細川首相のスキャンダルを見つける」こと。

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そうした中での深谷氏が語っている箇所が、昨日書いた、探しものの記事だった、ようだ。

≪「そうするうちに情報が集まるようになり、とくに野中さんのところに集中しだした。野中さんの情報源は主に政治記者で、社会部や週刊誌なども一部あった。政治部の夜回り・懇談のオフレコメモは本社デスクに集まるけど、それがそっくり野中さんに届いていた。それを見れば派閥の領袖が何を言ったかもわかる。そんな経験があったから、僕はその後、記者の夜回りを受けても発言は慎重にし、絶対に失言しないように気をつけるようになった」≫

この後、細川首相は、NTT株取引疑惑、佐川急便会長1億円受領疑惑へと続き、例によって連日マスコミで取り上げられ、耐え切れず、失脚していくことになる。

ここで驚くべきことに、野中氏が官房長官だったときは、1998年7月~ 1999年10月の小渕内閣時代で、細川政権は1993年だから、既に「Nシステム」は、その5年も前から出来上がっていたことになる。たぶん後藤田氏から引き継がれていて、政治部記者達は「毒まんじゅう」を喰らい続けていたのだろう。

上杉隆氏は昨日、次のようにツイートしている。

≪某テレビ局幹部。「上杉のスキャンダルを探せ。全力で探せ。経歴詐称でも、女でも、誤報でも何でもいい。潰せ」 あの~、最初から潰れているんですけど…。 ≫
と冗談っぽく書いているが、たぶんマスメディア幹部のホンネとしたら「なんとしても上杉を叩き潰せ!」だろう。

岩上氏が「政治とカネ」の次は「報道とカネ」をメディア自身が追及せよ、とツイートしていた。

≪「政治とカネ」追及を一年以上もやり続けてきたのだから、「報道とカネ」「政治部記者と機密費」について、血の流れるような自浄キャンペーンをしていただこう。≫

まさにそのとおりだ。上杉氏のスキャンダルを嗅ぎまわる時間があるなら、自らの「歴史的汚点」を取材しろっ!
と、息巻いても、官房機密費でいい思いをしてきた連中が、今やマスメディアの幹部になっているのだから、自浄能力がゼロということだ。

特に大新聞の記者達は、日ごろから、ネットメディアを軽るんじ、バカにしているフシがある。

この一年あまりにマスメディアの異常さは目を覆うばかりで、「政治とカネ」や「普天間報道」にいたっては、その劣化たるや極まれり、であった。そんな虚報・偏向・捏造のオンパレードのおかげで、国民の中でも徐々に「何か変」とマスコミに疑問を投げかける方々が確実に増え、目覚めてきている。

ネットメディアに対しても、あんまり甘く見ていると、そのうち痛い目にあうことを、「けもの道」をひた走る、「毒まんじゅうメディア」に知らせてあげなければなるまい。


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Comments

情報ありがとうございます
ありがとうごあいます。

> 「平野貞夫氏が本か雑誌で書いていたが、野中広務氏が官房長官時代、新聞記者などを使って情報を収集させてきた、という内容を読んだ覚えがある」・・・とのことですが、ユーチューブで「月刊日本特別講演会 平野貞夫7 小沢一郎の悪評三分の一論」で検索すると、8分57秒あたりから平野貞夫氏が「TBSの時事放談は野中さんが出演者をコントロールしてる」と語っています。
>
>
> http://www.youtube.com/watch?v=TLH5bGvXfqo
参考
「平野貞夫氏が本か雑誌で書いていたが、野中広務氏が官房長官時代、新聞記者などを使って情報を収集させてきた、という内容を読んだ覚えがある」・・・とのことですが、ユーチューブで「月刊日本特別講演会 平野貞夫7 小沢一郎の悪評三分の一論」で検索すると、8分57秒あたりから平野貞夫氏が「TBSの時事放談は野中さんが出演者をコントロールしてる」と語っています。


http://www.youtube.com/watch?v=TLH5bGvXfqo

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