鳩山首相は迷走ではなく瞑想しているのだ!

休暇中の再掲記事に、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。

旅から帰ってくると、予想どおり、ほとんどが普天間問題の情宣記事ばかり。
この9日間はもっぱら日刊ゲンダイをたまにチェックしてツイッターで重要記事を読むくらいだった。
鳩山首相の迷走ばかりがクローズアップされ、マスメディアは面白おかしく、ここぞとばかりにバッシングしているが、鳩山総理は迷走ではなく、瞑想しているのではないだろうか。

その辺のところを5月8日付、日刊ゲンダイが詳しく報じてくれている。
以下2本の記事≪普天間移設問題・「鳩山VS.沖縄県民」をひたすら煽るテレビの無責任報道≫と≪普天間移設問題・大メディアがまったく伝えない米国オバマのホンネ ≫では、私が、今日書こうと思って途中まで書いていた内容が、ほとんど網羅されていて、重なる部分もあるが、引用させていただきながら、再度、考察してみようと思う。
詳しくは、「日々坦々」資料ブログ)を読んでいただくとして、アメリカの本音として軍事評論家の前田哲男氏が日刊ゲンダイに次のように語っている。

「今、一番悩んでいるのは日本ではなく、むしろ米国でしょう。4月25日の沖縄の県民 大会に9万人もが集まったことは、米国を相当驚かせた。米国は、『反植民地』『草の根民主主義』の伝統のある国です。“民意"に重きを置きます。沖縄の民意が痛いほど伝わり、普天間を日本国内のどこに持っていこうとしても困難であることがよくわかっているのです。うがった見方をすれば、鳩山首相はモタモタしているように見せかけて、実はワシントンに『日本には引き受けるところがない』というメッセージを出そうとしているんじゃないでしょうか」

これを裏付けるように「米外交問題評議会」のシーラ・スミス上級研究員が書いている。スミス氏は、「日米共同で県外移設の協議を本格化すべき」とする論文を紹介している。

ここでは、今、ネットを中心に評判になっている元CIA顧問のチャルマーズ・ジョンソン 日本政策研究所(JPRI)所長の論文≪「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」 ・ ケータイ≫の一部を紹介させていただく。
氏はそもそも95年の少女暴行事件後、日米交渉で「橋本首相は普天間飛行場の移設ではなく、無条件の基地閉鎖を求めるべきだった」と指摘している。
また、普天間基地の位置づけについて日本では初めて聞くような米国の内輪の論理を伝えている。
「普天間基地が長い間存在している最大の理由は米軍の内輪の事情、つまり普天間の海兵隊航空団と嘉手納の空軍航空団の縄張り争いだ。すべては米国の膨大な防衛予算を正当化し、軍需産業に利益をもたらすためなのだ。」
一国の軍の、限定された地域の、しかも一部組織内の航空団同士の〝縄張り争い〟とは・・・。読んであきれ、あいた口が塞がらず、今までの政権の不甲斐なさにため息が出る。 これだけでも、普天間基地は即刻返還だ。

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またジョンソン氏は「日本政府はどんどん主張して、米国政府をもっと困らせるべきだ。これまで日本は米国に対して何も言わず、従順すぎた。日本政府は米国の軍需産業のためではなく、沖縄の住民を守るために主張すべきなのだ。」として、「同じ日本人である沖縄住民が米軍からひどい扱いを受けているのに他の日本人はなぜ立ち上がろうとしないのか、私には理解できない。もし日本国民が結束して米国側に強く主張すれば、米国政府はそれを飲まざるを得ないだろう。」と語っている。
これについては、今のマスメディアの意図的扇動報道によって不可能だろうし、結束するなどはありえないと思う。

こうした中で、日本人として一人、気を吐き、正論を吐いている〝頼もしい人〝がいる。

共産党の志位さんだ。

訪米中の共産党の志位和夫委員長は7日、国務省でメア日本部長と会談し、「日本のどこにも新しい基地を造るための住民合意は存在しない。解決には無条件撤去しかない」と述べ、代替施設なしの普天間返還を要求した、とのこと(毎日新聞

まったく同感である。以前にも書いたが、共産党の思想信条は肌に合わないけど、ここにきて一致する点が多いのが、自分でも不思議ではある。

民主党支持者の中には、マスメディアの戦略に引っ掛かり、支持撤回を表明している人も多く、人気ブロガーの中でも三行半を下す方も少なくない。

これだけ毎日普天間フテンマと言われ、コケ落とされ続けば、今まで信じたものに裏切られた時に、より大きく反発となる振り子の原理の真っ只中であり、あえて、ここで言わせていただく。

5月末まで結論を待っても遅くはないのではないか、と。

日刊ゲンダイでは「うがった見方」としているが、「鳩山首相はモタモタしているように見せかけて、実はワシントンに『日本には引き受けるところがない』というメッセージを出そうとしているんじゃないでしょうか」と、軍事評論家の前田哲男氏が語っている。

私は、以前より、この見方は〝ウガリ〟でもなんでもなく、鳩山首相の「真意」であり「本音」だと思っている。

沖縄を訪問し形式的にはお願いしているが、これはあくまでも既成事実を積み重ねるためのもので、なんとか徳之島の町長にも来てもらい理解を求めたパフォーマンスは今のところ成功している、と思う。

敵を欺くにはまず味方からではないが、マスコミの論調に影響されるのではなく、特に民主党支持者なら、5月末の鳩山首相のメッセージで判断してもいいのではないだろうか?

ここでの見立てが全く違ったら、より深刻な政治状況になり、辞任の二文字が飛び交い、大きな政局の始まりとなる。
その時は、小沢さんがどう判断し、どう動くかを見極めればいいだけである。

この観点から見た場合に、今、沖縄県民や徳之島の人達は、鳩山首相を民意で支えていると言えるし、今の普天間報道の状況も本当はいい状況と言えるのである。

鳩山首相は5月末にアメリカに対して次のように言えばいいと思う。

「普天間基地移設では、あの手この手と様々な努力を致しましたが、住民の理解を得られて、貴国の納得がいく場所は全くありませんでした。どこもかしこも米軍はいらない、との声があがり、このままでは在日米軍基地全体の反対運動もおこりかねない状況です。」
と脅しておいて、
「この問題を長引かせるのは日米両国の利益を損ないこそすれ、いいことは一つもありません。よって、普天間に関しては無条件に返還していただきます。」と!

追加:松田光世氏も似たような見立てをしているようです。
ツイートより≪キャンベルの「人形になったふり」作戦、もしくは「おうむ返し」作戦とでも言いましょうか。操られたふりをして、米側の主張通りに沖縄で話をすると、こんなに叩かれるんだよと身を持って示すことで、沖縄を諦めさせる戦術ですね。生真面目にやるところが、鳩山首相らしさ。≫ (参照:@matsudadoraemon 松田光世氏弾丸ツイートまとめ


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コメント

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なぜに?

鳩山さんの考えが変わったの?
頑なな感じがします。

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