沖縄県知事選が分裂でカオス状態!「舛添=仲井眞、細川=翁長、宇都宮=喜納、田母神=下地」と都知事選の図式と通底!

図式的には、先の東京都知事選の候補者と今回の沖縄知事選の候補者の「役回り」を当てはめてみると非常に分かり易い。

■利する人
舛添・・・・・・・・・・・・・仲井眞
舛添  なかいま

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4人の候補者の立候補の経緯など…

社民党沖縄県連、共産党県中央委員会、沖縄社会大衆党、生活の党県連、県民ネットの5団体でつくる知事選候補者選考委員会が翁長雄志氏に候補を一本化。

現職の仲井眞弘多知事は自民党県連からの出馬要請を正式に受諾し自民党本部から推薦を受けた。

下地幹郎氏は、地域政党「そうぞう」代表を辞職・離党し政党の推薦を受けずに無所属で立候補した。

民主党沖縄県連代表で元参院議員の喜納昌吉氏は、会見で「出馬を表明した3人の中に辺野古撤回を明確に提言される方がいない」とし、民主党の支持団体である連合は翁長雄志那覇市長の推薦を決定していたが、出馬を表明した。

公明党は、従来から県内で辺野古移設に反対の姿勢をとっているものの、「自首投票」という形をとりつつ自民党と足並みをそろえて、最終的には仲井眞氏支援に動いて行くのではないだろうか。

中間層の票を取り込み「辺野古移設反対」票の分散を狙ったと思われる下地氏では、それほど分散しないと見て最終的に喜納氏が立ち、「票割れ」が決定的となった。

利するは安倍政権のみである。

東京・沖縄での残りの登場人物たち

東京・・・・・・・・・・・・・沖縄

■分裂しなければ勝てた人
(「原発」「辺野古移設」に釘を刺せる可能性あり)
細川・・・・・・・・・・・・・翁長
細川  翁長

■分裂を決定づけた人
宇都宮・・・・・・・・・・・・・喜納
宇都宮  きな

■票の分散係り
(下地氏では心もとないので喜納氏に白羽の矢?)
田母神・・・・・・・・・・・・・下地
たも  しも

分かり易いなあ…


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東京での成功体験が沖縄で活かされる?

先の東京都知事選では、東京電力福島原子力発電所の最大の恩恵にあずかった東京で「脱原発」を問う知事選であり、石原慎太郎知事の後継指名を受けた猪瀬直樹氏が徳洲会グループからの不透明な資金提供を追及され、辞任後の選挙だったため、その後任的要素が強い舛添氏が当初は不利ではないかとされてきたが、「脱原発」を唱える二陣営が分裂し、漁夫の利を得て「原発推進派」が勝利した結果となった。

沖縄では、米軍普天間飛行場の辺野古移設が最大の争点だが、昨年12月「県外移設」を公約として掲げてきた現職の仲井眞知事が、一転、辺野古移設を賛成するなど、沖縄県民の怒りを買って、厳しい戦いになるはずだったが、ここにきて辺野古移設反対派が喜納氏の出馬で分裂様相を呈してきた。

喜納氏は翁長氏が出馬表明の場で明確に「辺野古埋立申請撤回」を明言しなかったとして、自身が出馬する決意をしたというが、翁長氏は2年前に自民党政権になっても主張を変えないか聞かれ次のように語っている。

「よく聞かれるよ。自民党政権になっても辺野古移設に反対ですかって。反対に決まっている。オール日本が示す基地政策に、オール沖縄が最大公約数の部分でまとまり、対抗していく。これは自民政権だろうが何だろうが変わりませんね」

参照

まあ、仲井眞知事のように豹変するパターンもあるから、100%信用することもできないのだが…
余談だが、県民に真摯な態度で県政をしてきた知事の顔ではなく、裏切りと反感と顰蹙を買っている顔というのは歪んでくるものだと仲井眞知事を見てつくづく感じた。


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近い考えのブロガー同士でも賛否が分かれ分裂気味

影響力のある「植草一秀の『知られざる真実』」では、「辺野古埋立申請承認撤回」が知事選最大の争点になると主張し続けてきたとし、≪埋立承認撤回拒絶の合理的根拠示せぬ翁長雄志氏≫、≪沖縄知事選辺野古基地最大争点は埋立承認の撤回≫などで、出馬会見で翁長雄志氏は合理的で説得力のある説明をまったく示さなかったから、

≪辺野古米軍基地建設阻止をもとめる県民は翁長氏ではなく、喜納氏に投票を集中させるべきである。≫

と書いている。

これに反して『反戦な家づくり』では≪喜納昌吉氏の立候補はおかしい≫の中で、

≪翁長氏と喜納氏に分裂したら、ほぼ確実に現職の仲井真が勝つ・・・本当に闘ってきた人々から翁長氏批判=喜納氏擁立の声は無い≫

など分裂選挙を避け、仲井眞氏を打ち破るためにも翁長氏に一本化すべきだと主張している。

本ブログは、この考え方に一番近い。

世相を斬る あいば達也』では、当初は植草氏と同じような論を展開されていたように思っていたが、≪筆者も、短絡的に、翁長雄志候補の煮え切らない言質に疑念を持ったわけだが、どうも冷静になってみると、喜納昌吉候補出馬が選挙戦に水を差した感じにも思えてきた。≫と方向転換をしているような内容が書かれている。

まあ現実を見れば、この分裂選挙で笑うのは安倍政権であることは間違いない。

日本がアブナイ!』では、≪沖縄にダブルの詐欺か?~菅が普天間の19年運用停止に言及も、実現の根拠なし≫で、仲井真知事と安部政権の沖縄に対する二枚舌政策を批判している。

世に倦む日日』では、≪奇怪な喜納昌吉の知事選出馬劇 - 背後に見える小沢派の蠢動と思惑≫で、独特な視点で様々な仮説を立てているが、真実からは遠いように思えてならない。


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喜納氏は結果的に分裂を決定づけ安倍政権に安堵をもたらした?

最後に喜納氏を師匠のように慕っている三宅洋平氏がフェイスブックで「出馬の正当性」を6つ上げている。

(以下抜粋)

≪以下は、喜納さんの側近から直接電話で聞いた話です。箇条書きにしてまとめます。
①民主党沖縄県連が翁長氏を応援する条件として、同氏に「辺野古海岸埋立申請撤回」を公約に掲げることを要請。
②同時に、民主党本部に対して、民主党政権時の「辺野古移設容認の日米合意」を党として撤回させるよう要請。
③翁長氏は、「辺野古海岸埋立申請撤回」を公約にすることを正式に拒否。
④民主党本部からは、「辺野古移設容認の日米合意」の撤回についての回答は届かず。
⑤翁長氏からの回答を受けて、民主党沖縄県連は「辺野古海岸埋立申請撤回」を公約に掲げる候補を模索。
⑥民主党県連として喜納氏擁立を決定し、同氏に立候補要請。
・・・
「辺野古海岸埋立申請撤回」を公約にしなければ、真の「辺野古移設反対候補」にはなりえないということです。≫


(以上抜粋)

選挙に勝たなくても「心意気」が一番大事だと聞こえるのだが偏見かな?

今いえることは、せっかく「仲井眞包囲網」ができつつあり、強烈な対立軸ができかけたにもかかわらず、結局は都知事選の二の舞になることが決定してしまった、ということだ。

沖縄もか・・・

どっちらけ・・・

これが沖縄知事選に関する率直な感想である。


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コメント

非公開コメント

ちょっと、その当てはめ方は疑問です。 都知事選で後から出馬したのは細川さんで、実際細川さんの原発政策はお粗末だったにも関わらず、自分達こそが脱原発だ、宇都宮さんは脱原発を一番にしていないから細川さんに一本化すべきだと騒いだのは細川さん応援団でした。  我こそが脱原発だと宇都宮さんの後に出馬し、宇都宮さんは候補をおりろと支持者が騒いだのに、結果は宇都宮さんよりも票をとれなかった細川さんをどさくさに紛れて正当化するのはいただけません。

良くわからんけども、共産党は翁長さん支持でしょう。都知事選で共産党に支持してもらった宇都宮さんがそれを裏切って喜納さん支持するってことは、共産党の中で分裂が起きて、権力闘争が発生してるってことでさ、かつて新左翼が出てきた時のように、新新左翼が出て来るまえぶれってことなんだろうか?吉良ちゃんあたりが中心となって?

決めるのは沖縄県民

 細川氏と宇都宮氏の立ち位置は逆でしょう。前回立候補し再度出馬した人と急に出てきた細川氏ならば、喜納細川でしょうが。更に翁長氏を共産党が推しているんだから、はっきり申し上げて作り過ぎですよ。
 それにまだ有りますな。細川氏はワンイシュー。喜納氏と民主党沖縄県連も一つの事に固守し過ぎ。
 どうも貴殿は三宅氏のような人が賛同している人を毛嫌いしているようにしか思えない。

いやいや…

宇都宮=喜納
細川=翁長

って構図自体間違ってる。
ってか、牽強付会ね。

宇都宮の実績は喜納の比ではないし(実際細川より宇都宮の方が票が多かった。今回喜納が翁長より票をとるなんてあり得んやろ)

沖縄県内の反対運動のまとめ役としての実績がある翁長と、ナニやってきたの?の細川とでは格が違うわ。

俺なら宇都宮に入れてかつ翁長に入れるがね。