日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




権力は必ず腐敗し悪さをする!福島の「甲状腺がん」や「デタラメ除染」、「原子力ムラの陰謀」を追及してきた報ステ記者が自殺?

Category: 原発・環境問題   Tags: 原発  原子力ムラ  岩路真樹  報道ステーション  甲状腺がん  
最近、マスコミが枝葉末節などうでもいい情報に踊らされている現状を見ていて、何か「起こる」という予感がして次のようなツイートをしていた。

衝撃的な「統計」などマスコミが飛びつく情報は徹底管理されている!最近多いのが地震や津波、火山など自然災害に関する確率やシュミレーションなど。これを国民の目に晒されたくない事件などから目を逸らさせるためにタイミングを見計らってぶつけてくる。マスコミが騒いでいる裏に重要情報がある。 (@hibi_tantan24) 2014, 8月 26


殊更にデング熱を引っ張り出し過熱気味に大きく報道させて、どんな情報を隠そうとしているのかと考えてみたが、やはり現在の景気低迷は、「駆け込み需要の反動」ではなく「消費増税による需要減」という現実から国民の目を少しでも逸らさせるためだと… (@hibi_tantan24) 2014, 9月 1


「何か起こる」その一つがこういうことだったと、報道ステーションのディレクターである岩路真樹記者が自殺したという訃報に接して感じた。

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参照ツイート


マスコミが飛びつくようなどうでもいい情報を流させて、重要情報や権力側に都合が悪い情報などから国民の目を逸らさせるいうばかりではなく、そういう時に「悪さをする」ということが新たに加わった。

やはり、五月蠅い奴は消される、ということだ。

露骨に「意思」を見せつけることで批判報道を萎縮させ、暴かれては困る闇を追及するジャーナリストや市民に対する「見せしめ」として、「あまり出しゃばるとこうなるよ」というサインでもある。

国を挙げての隠蔽工作をして、それを暴こうとする勢力に対しては徹底的に潰す、という国家としての意思を示したともいえる。


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関連ツイート





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報道ステーションで今年3月11日に放映された「福島の甲状腺がん33人…子どもが甲状腺がんに 母が苦悩の告白」は大きなインパクトを与えたようだが、同時に国家権力にも大きな衝撃を与えただろうことは容易に想像できる。

岩路真樹記者はテレビ朝日の報道ステーションのディレクターとして「原発」「甲状腺がん」「除染」などの問題を取り上げていたとのことだ。

「原子力ムラの陰謀」や「福島のデタラメ除染」など、岩路真樹記者と行動を共にしてきたとフリージャーナリストの今西憲之氏もブログで書いている。

訃報 報道ステーション 岩路真樹記者 ホンマ、悲しいです 追記あり

・「原子力ムラの陰謀」
原子力ムラの陰謀: 機密ファイルが暴く闇
今西憲之+週刊朝日編集部
朝日新聞出版 (2013-08-20)
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・「福島のデタラメ除染」
テレビ朝日記者激怒 福島県警とデタラメ除染取材現場で大バトル(2013年12月21日)

参照記事:
スクープ!でたらめ除染 放射性ガラクタ、民家の庭に不法投棄


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この中でも福島の異常な「国家的甲状腺がん隠蔽工作」を示唆した報道ステーションは、虎の尾を踏んでしまったのかもしれない。我らが日刊ゲンダイが次のように報じていた。

タブーを大々的に 「3・11」特集で異彩放った「報道ステーション」
(2014年3月23日)

≪3月11日ごろには震災をあつかったニュースや特番は内容が似通っていた。たとえば「“大震災を忘れない”遺族たちの3年の記録」「“あの日”生まれた命 津波の中の出産ドラマ」(NHKスペシャル)と、切実な内容とはいえ被災者の頑張りを見せて視聴者を感動させるドキュメントだ。NHKはいいほうで、民放は被災地をリポートし、「復興にはまだ遠いのが現実です」という一言で締めくくるパターンばかり!
 そんな中、今でもネットで話題なのが11日の「報道ステーション」だ。他のニュースでは放射能を扱ってもせいぜい「シーベルトがいくつだ」「基準値以下か」「3・11からこれだけ漏れた」と数字的なことに終始する。人体にどういう被害が出ているのか伝えなければ、国民の恐怖心や危機感はゼロのままだ。
「報ステ」は「福島の33人の子供が甲状腺がんになっている」というタブー視されてる事実を大々的に特集! 甲状腺がんと診断された母親に古舘伊知郎氏自らインタビューし、さらにチェルノブイリとの比較や、がんの疑いのある子供への福島県立医大の対応についてもキッチリ苦言を呈した。
ネットでは「お見事!」という称賛と「福島の子供にがんが33人!」と内容を広げる書き込みが目立ち、投稿サイトのみならず個人のブログにもオンエアの動画がたくさんアップされている。

■古舘伊知郎の覚悟が番組に
 古舘キャスターは2年前の3・11の原発事故特別番組で「圧力がかかって番組を切られても本望」と語った。その覚悟が本気かはわからないが、古舘氏の事務所「古舘プロジェクト」(制作協力)の作家も加わって、優秀なスタッフで時間をかけて作ることが、タブーを破れることにつながっているのだろう。「報ステ」の特集に力強さがある理由だ(忘れてはいけないが取材に応じてくれた母親に拍手)。
「大震災を忘れない」と“終わった過去のこと”として振り返るのではなく、今も被害は拡大しているという視点で警告するニュースが増えてほしい。≫



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観られた方もまだ観てない方も削除される前にまずみてほしい。
(広告や文字などが出てくるが待っていると始まる)
http://www.pideo.net/video/youku/b5954ab689407b55/

(ここで再生できない場合は…)
http://v.youku.com/v_show/id_XNjg3Mjk5MDUy.html

内容を要約してくれている『Causeiloveyou』より
■3/11 #報道ステーション 書き起こし

≪【特集】福島県で震災当時18歳以下の子ども約27万人のうち33人が甲状腺がんと診断。原発事故との関連性は?真相を求めてチェルノブイリへ
甲状腺ガンのことを他に喋ると就職にも差し障るかもしれないから黙っていた方がいいと医師に口止めされた人がいた。
証言してくれたお母さんの息子は年間85mSVを超える場所でサッカーの練習などしていた。診断は福島県立医大のみ可能。他の医院は検査しかできない。個人病院で診断を受けようとしたが断られた。
他の病院では福島県立医大と同じ検査方法を取らないといけない。受診者は流れ作業のようだったと。県の審査に批判的な診療所を訪ねた母親。院長は県の審査が患者に直接説明もしないやり方であることに対してそんなやり方は「あり得ない」と。
県の検査は情報開示請求までしないと詳しい検査結果を知ることができない。県立医大側は渡すことも考えたが「渡すことによる不利益?もあるので実現しなかった」
県の第三者委員会は甲状腺癌に関して「原発事故の影響は考えにくい」としている。通常100万人に2-3人と言われる甲状腺癌の発症が福島県では27万人中33人
これまでの甲状腺癌は自覚症状があって発見。今回はスクリーニング。数が多く見つかるのではという意見。チェルノブイリは4-5年で甲状腺癌が増えた。0-4歳が多かった。福島ではこの年齢層が見つかっていない。だから影響は考えにくいと福島県立医大教授。
チェルノブイリ取材。子供の甲状腺癌と原発事故の関係は?キエフにある専門病院。事故当時子供だった世代を中心に検査。異変は4-5年後から。急速に子供達の甲状腺癌が発見されるように。
広島や長崎のデータを元に、甲状腺癌は早くても8年後からというのがチェルノブイリの時の常識。4-5年後ということで最初は無関係とされた。しかしデータを多く取り関係性を追った。ヨウ素の半減期が終わる前に生まれた子に発症率が高いことを医師が突き止めた。
コロステン検診センター。最初は触診だった。十分ではない検査体制。事故後4-5年で高性能の機器。ならばそれ以前にも実は発症があったのではないか?
福島で4-5年を待たずに見つかっている子供達の甲状腺癌は?ウクライナの医師は線量がチェルノブイリより遥かに低いし関係性は考えにくいとしているが、検証するためのデータが決定的に不足している。
内部被ばくデータの不足。初期の検査体制の不足。それを止める力が働いた。飯舘村で行われた初期検査で詳しい検査を勧められた子供に対策本部は拒絶。機器が持ち運べない。不安を与えるからと。
初期の段階の住民被ばくを調べようとした研究者。浪江などで検査をしようとしたら福島県の担当からストップ。不安を煽るなと。 放射線量の被ばく量がわからないために、関係性を調べることが難しい。なぜか皆が「静かだった」と研究者
福島県は止めたことはないと言うが県立医大と二人三脚。毎日記者は情報の公開度が低い。独占している。被ばくの影響はないとすることが前提になっているのではと。県の担当は批判があることは知っているが何のメリットもないと否定。
毎日記者。福島県の産業復興を県は考えてやっているのではないか。初期の検査をしなかった。あるいは「不安を煽る」として妨害した国や県の責任はどうなるのか。≫



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こちらのブログでも詳しく書き起こししてくれている。
子どもが甲状腺がんに・・・ 母が苦悩の告白 3/11報道ステーション(内容書き出し)
『みんな楽しくHappy♡がいい♪』より

これで報道ステーションにおける原発、甲状腺がん、除染関連の追及が緩むことはあってはならないが古舘伊知郎氏や制作会社に対する圧力は相当なものだろうと推察できる。

また、3月11日の報道ステーションにも登場した毎日新聞の日野行介記者には、身辺を十分に気を付けつつも怯むことなくガンガン攻めていっていただきたい。

日野記者が9月20日新刊を上梓するようだ。
福島原発事故 県民健康管理調査の闇 (岩波新書)
日野 行介
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参照:
ついに福島県立医大が毎日新聞(日野行介記者)に抗議!!!注目にゃ  (4/28重要追記あり)
『福島 信夫山ネコの憂うつ』より


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権力を監視し規制する装置である「憲法」をも解釈で変えてしまう安倍強権政権下では、やはり市民一人一人が監視し追及していくしかない。
トーマス・ジェファーソンが言ったという「憲法で権力を縛る」ことも無視する国に住んでいることを自覚することも重要な事だろうと思う。

参照:

先人の言葉を引いておきます。「もはや人間への信頼を語るのはやめよう。悪さなどしないよう、暗号という鎖で縛るのだ」
最後の一節が、私がたびたび引用する発言をもじったものであることはすぐにわかった。一七九八年のトーマス・ジェファーソンだ。「権力に関わる事柄で、もはや人間への信頼を語るのはやめよう。悪さなどしないよう、権力者を憲法という鎖で縛るのだ(『暴露:スノーデンが私に託したファイル』P45より)



暴露:スノーデンが私に託したファイル
グレン・グリーンウォルド
新潮社
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