小泉元首相の「脱原発言」はホンモノだった!≪本当に「原発ゼロ」を望むのなら「主義主張」がどうの「あの人が」どうのではなく「止むに止まれぬ思い」で一人でもやるという気持ちでやらないとダメだ!≫

今日の小泉元首相の記者会見を生で見ていて、やはり小泉氏の「脱原発言」はホンモノであり、私の見方は間違いなかったと確信した。

今日の会見は安倍政権にとっては大きな痛手になるから、会見前に何かスピンがあるのではないかと思い、次のようにツイートした。
…と予想していたが、結局、何らスピンはなく多くのマスコミが取り上げた。しかし…

*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


会見を生で見ていて、小泉元首相の話が原発から日中関係や靖国問題、尖閣問題や沖縄基地問題にまで言及し、今まで表に出ていないことまで発言し出したので、次のようにツイートした。


だが、マスメディアが一斉に「原発ゼロ」の方を重点的に報じ、その心配は杞憂に終わった…と思ったが…

追加:13日の朝テレビ情報
記者会見が行われた翌日の朝、みのもんたがいた時は原発問題では突っ込んでいた「朝ズバ」が、7時のトップで取り上げたが、上記の心配が現実となり主に総理時代の日中関係のエピソードの部分が中心だった。ただ、その後のコーナー「8時またぎ」で原発問題中心で詳しく取り上げていた。

意外とフジテレビの「めざましTV」がオンカロの映画「地下深く永遠に ~10万年後の安全~」の映像を紹介し、正面から取り上げていたのには驚いた。

日テレの「ZIP」も7時トップで、原発に絞って報じていたが、主に自民党内の反発が中心だった。(笑)

参照:資料ブログ
■11/12小泉元首相会見「原発、即ゼロに安倍首相に求める」報道スクラップ


*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


また、司会者が「原発推進の立場で質問を」と呼びかけ、やはり、原発を日本に定着させたA級戦犯、読売新聞の記者が質問に立った。

質問の内容は、その意図、思惑とは真逆の回答になってしまったのには笑ってしまった。

結局、読売記者は小泉元首相が言う「原発ゼロ」はすぐにではないことを予想して、結局は自民党が言っている事と同じで、当面は原発再稼働は必要だという事を引き出そうとしていた事がミエミエだった。

が、小泉氏の答えは「即時原発ゼロ」というもので、これが多くのマスコミで報じられることになり、たぶん読売新聞幹部から質問した遠藤記者は大目玉を喰らったことは確実かも…(爆笑)


*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********

「原発をゼロにして自然を資源にエネルギー施策を展開しようというのだから、郵政民営化どころの比ではない。壮大な夢のある大きな事業だ。どう実現していけばよいかは、今、党内で議論させれば、そんなに推進論者が多いとはかぎらない。(原発)ゼロ論者に賛同者もいるのはわかっている。どっちの両論でも、首相が決めた方に従う。今、原発ゼロの声がなかなか自民党内で上がってこないのは、首相が『必要だ』と言っているからだ。首相が『ゼロにする』といえば、全く替わっちゃう。最終的には国民だ。世論は軽視できない。世論に抗してやらなければならないこともある。しかし、大きな底流となっている根強い世論をどう読むかのも政治家として大事だ」

参照

その辺を次のようにツイートした。


*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


(以下は生で観ながらメモ&要約をしたのを記しておく)

最終処分場:
放射能というのは色がない、臭いが無い。
それを10万年後の人間に「掘り出してはいけない」とどう表現するか。
どういう文字で表現するかという研究を専門家はしている。

総理大臣には使える権力と使っても実現できない権力がある。

今、総理が決断すればできる権力、それが「原発ゼロ」を決断する権力だ。

私の時よりも、郵政民営化当時よりはるかに環境がいい。あの時は与党も野党も反対だった。

野党は「原発ゼロ」に賛成し、原発推進政党は自民党だけだが、自民党でも議員の中では推進と反対は半々くらい。ここで、安倍総理が「原発ゼロ」にしようと方針を決めれば、(原発ゼロ)反対派(原発推進派)は反対できない。原発推進派は、ごく限られた議員しかいなくなる。

国民から与えられた権力を使うべき。いま総理が決断すれば原発ゼロ反対論者も黙る。ほとんどの国民が協力でき、全政党が賛成する。このチャンスを生かすことが政治は大事。


*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


これとは逆に、どうしても政治の責任で最終処分場をつくるんだと言っても、住民の反対を押し切れますか?

原発推進論者は「核廃棄物の最終処分場の目途をつけないのが政治の責任だ」というが、これから日本で核のゴミ最終処分場に目途が付けられると考えているのがそもそもの間違いで無責任。

国民の大多数が総理の決断を応援する。夢のある事業に総理の権力を使えるという、こんな運のいい総理はいない。国民が望ましい方向に権力を使ってくれ。あとは総理の判断力、洞察力の問題だと思う。久しぶりに多くの国民が協力できるチャンスであり壮大な夢のある大きな事業だ。

アメリカのロッキーマウンテン研究所のエイモリー・ロビンスが著書で「アメリカで脱原発が必要だ」と説いている。

2050年までに脱原発、脱石油、脱石炭を提唱している。

新しい火の創造
新しい火の創造
posted with amazlet at 13.11.12
エイモリー・B・ロビンス ロッキーマウンテン研究所
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 604

もしかしたらアメリカの方が日本より脱原発を早く実現するかもしれない。


*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


フジテレビの安藤アナが「私は原発に関しては中立です」としたうえで小泉政権時代の郵政民営化と同じくらいに「原発ゼロ」で命を懸けるのか?との質問に小泉氏:郵政民営化の比ではないと。

この流れでタイトルにした部分を書き起こしした。

諦めちゃいけないんですよ。
・・・
主張を展開する時にはね、、誰が賛成しているから、誰が反対しているからというよりもね、やっぱりね、止むに止まれぬ気持ちがないとね、公に自分の主張を展開できないんですよ。「一人でもやる」という気持ちでやんないとだめだよと、連携を呼びかけてる人には言ってるんですよ。
政党にしてもね、個人にしても、「あの人が問題だから」と、そう考えないで、他は自分の意見は違っても、自分が本当に「こう思うんだ」という事を展開していかないと、なかなか世の中っていうのは動かないよと。

ですから、国民が本当に「原発ゼロ」の社会を望むんだったら、国民の皆さんもそういう気持ちをもって、運動していくんなら、必ず政権に届くはずですよ。


(以上、メモ&要約)


*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


質疑応答に関しては産経が詳報を報じているが、一部割愛されているので要注意。

【小泉元首相会見・質疑応答部分】「望ましい方向に首相の権力を使って」(産経)


映像:



*****にほんブログ村 政治ブログへ***人気ブログランキングへ********


それにしてもNHK、特に大越健介の「ニュースウオッチ9」は最悪である。


そして最後に一番印象に残ったフレーズ



「脱原発」と同時に「秘密保護法案」阻止も、どんな状況になろうとも決して諦めてはならない。


最後までお読みいただきありがとうございます

参考になったという方はクリっとお願いします


賛同してくださる方は、再度クリッとお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ

応援してくださる方は、拍手をお願いします

コメント

非公開コメント