小泉元首相の「脱原発言」に関して本日発売の週刊現代とAERAが取り上げている!「脱原発」政界再編はあるのか?

なかなか更新できずに、エントリーしようと思っていたものも情報が古くなったりしていて、その一つが小泉元首相VS読売新聞の話題だったが、今日発売の週刊誌2誌に小泉「脱原発言」(だつげんはつげん)を取り上げているので、合わせてプチエントリーしてみたい。

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 (週刊現代11/9号)     (AERA11/4号)

まずは週刊現代でタイトル
≪小泉の「原発ゼロ」提言――私はこう考える≫
リード
≪かつては原発推進派だった小泉純一郎元首相が考えを改め、愛弟子・安倍首相に「脱原発」を決断するよう迫っている。原子力の専門家、識者、かつての仇敵が、小泉「原発ゼロ」提言の意味を語った。≫

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金子勝、古賀茂明、小出裕章、小熊英二、山本太郎、菅直人、などの各氏の意見が掲載されている。

まず、最初に慶応大学の小熊英二氏が、小泉発言の効果として「自分が脱原発だと言っていいんだ」と世の中に思わせたことを挙げている。国民レベルでもマスメディアや議員のレベルでも「小泉さんが言うんだったら自分も意見を言っていい」と、「やればできる」と思わせた、ことが大きな功績だと評価している。
と同時に、英雄待望論のように他人に「おまかせ」するのではなく各自が自分で声を出すべきだと言っている。

京都大学の小出裕章氏は、小泉元首相は新自由主義の経済を推し進め、弱い立場の人たちを痛めつけた、大嫌いな政治家だとしたうえで、「彼の言っていることは正しい」と一定の評価している。

≪原子力発電は止めるべきだし、自民党が、安倍首相が止めると言えば一挙に止められる。まことにまっとうなことを言っていると思います。私は即刻原発をゼロにしろ、と発言し続けてきました。しかし、原子力を推進する人たちからは決まって「無責任なことを言うな」と批判されてきた。小泉さんもまったく同じような発言をし、周囲から無責任だと批判された。彼は「核のゴミの始末もできないのに、原発を続けるほうが無責任だ」と切り返した。
まさにその通りでしょう。自分たちが生み出すゴミの始末もできないまま、原発行政をやってきた。それ自体が無責任の極みだったわけです。そのことを十分に反省すべきです。≫



今回取り上げられている意見の中で小出さんのものが一番自分に近かった。


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慶応大学の金子勝氏の意見は、大部分の小沢支持者と同じようなものだ。

小泉は世論を利用して権力を掌握するタイプ政治家で典型的なポピュリストで、原発に限らずに無思想だと断じている。総理を辞めて体力が回復し、息子の進次郎の事を引き合いに出して、様々な要因で彼に「原発ゼロ」を言わしめ、10年前に見せつけられた「小泉劇場」をまた見せつけられるだけだと懐疑的である。

山本太郎議員は「脱原発を言えても「脱被ばく」は口にしていない。当たり前のことしか言っていないと、やはり懐疑的な見方をしている。

≪現在の安倍政権は極右政権であるばかりか、原発再稼働というとんでもない道に日本導こうとしている。そんな中で、小泉さんは、自民党の中にもブレーキがあるというアピールをしているように思えます。また、政権にしてみれば、自民党に対して直接的な影響力を持たない小泉さんが「原発ゼロ」を宣言したところでマイナスはない。
これから消費税増税がはじまり、政権の足元は揺らぐ。そうだとしたら、次に選挙になったときに、自民党の中で票を逃がさないための求心力が必要とされるわけです。自民党内に「脱原発」という動きがあることをアピールしておくために、小泉さんの提言は絶妙のタイミングだった。≫



かなりの深読みで、個人的には「しずぎ」だと思うが、「結果的にそうなるかも」という「ありえる感」があるのは否めない。

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小泉「脱原発言」は海外からも注目を集めたとして、ニューヨークタイムス東京支局長のマーティン・ファクラー氏は、今の日本の原発問題は喫緊の問題で、国民の多くが、政府や東電に対する不信感を持ち、なおかつ原発再稼働に反対しているにもかかわらず、原発を推進する自民党が選挙で圧勝していることに「理解しがたい」と疑問符を投げかえている。その分析として、今まで反原発の世論をリードする強力で有能なリーダーがいなかったのが理由ではないかとして、小泉元首相がそのリーダーになりえる可能性があるとして、リベラルのみならず保守派であっても反原発派になりうることを示したことは大きいと評価している。


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つづいて、AERAの記事。
ここでは、より踏み込んで小泉「脱原発言」が事象として今後大きく展開してくることを論じている。

タイトル
≪小泉「脱原発」で政界再編への淡い期待と距離感――語られ始めた「脱原発」政界再編≫

リード
≪小泉純一郎が「原発ゼロ」発言を強めている。本人の意図は計り知れないが、永田町では「脱原発」を軸とした新党構想への期待感っが生まれつつある。≫

小泉発言に対して面白いのが、日本に原発をつくるためにプロパガンダを発し国民を洗脳し続け、今もなお、その先頭で走り続けている読売新聞が噛みついて、喧嘩していることだ。

参照:
小泉元首相、読売社説にブチ切れ!「原発ゼロ」批判に異例の反論
(zakzak2013.10.19)
小泉純一郎vs読売新聞 紙上で「脱原発」バトルの茶番
(日刊ゲンダイ2013年10月21日)
進次郎氏、本音は原発ゼロ「被災地に通い政治の意識変わった」 背景には何が?
(夕刊フジ2013.10.22)

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この記事は、本ブログ10/14エントリー≪どうせなら小泉・細川両元首相に鳩山由紀夫・菅直人両氏を加え「脱原発・総理経験者同盟」を結成したほうがいい!≫と関連エントリーと同じようなものだった。

参照:関連エントリー
小泉元首相の「脱原発言」をどう捉えるのかが今後「原発ゼロ」を日本に定着させる一つのメルクマールとなる!

小泉元首相の「脱原発」発言に関してネガティブ意見急増中だが言っている事は超マトモ!小沢一郎代表も評価!

本ブログの関連エントリー3つを統合したような内容で新しいものは何も無いが、この記事の最後に、≪小泉元首相が本気で「脱原発」を言い続けたとき、周囲の状況はいきなり動きだすかもしれない≫と、「脱原発」政界再編がありうると希望をつないでいる。

やはり今後の注目は、息子、進次郎の発言や動きだろうと思う。


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