日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




やはり小沢一郎は真の二大政党制実現のため、自民党の改革まで考えていた

Category: 小沢一郎   Tags: 小沢一郎  二大政党制  林住期    
これまで小沢一郎についてこのブログでよく取り上げているが、タイトルになっているものは3つある

昨年末の12/30日刊ゲンダイに掲載された記事は、まさにこのブログの 10/3 「小沢一郎が自民党を救う?!」 で真の二大政党制のため、小沢さんは自民党の再生まで考えている、というエントリーが本人の口から証明された。
ただもう少し若ければ、自民党まで踏み込んでやると言っているが、68歳はまだまだ若いのではないか!

古代インドの思想では、人の一生を4つの時期に分けて考えている
「学生期」(がくしょうき) 0~24歳 修行に励む時期
「家住期」(かじゅうき) 25~49歳 職業と家庭をもって社会生活を営む
「林住期」(りんじゅうき)50~74歳 仕事と家庭を捨てて森に住む
「遊行期」(ゆぎょうき) 75~90歳 森を出て、天下を周遊し、人の道を伝え、生涯の結実を世に残す

五木寛之著のベストセラー本「林住期」では、社会人としての勤めを終えたあと、すべての人が迎える最も輝かしい「第3の人生」とのこと。

元々はインドのヒンドゥー教の男子に適用される理念的な人生区分のことで、「アーシュラマ」という。
「古代インドにおいては、ダルマ(宗教的義務)・アルタ(財産)・カーマ(性愛)が人生の3大目的とされ、この3つを満たしながら家庭生活を営んで子孫をのこすことが理想だとされ、いっぽう、ウパニシャッドの成立以降は瞑想や苦行などの実践によって解脱に達することが希求されたところから、両立の困難なこの2つの理想を、人生における時期を設定することによって実現に近づけようとしたものであろうと推定されている」 (ウィキペディア)

この区分で、小沢一郎の政治家人生を考えてみた。

「学生期」
田中派時代
大学院在学中の1969年(昭和44年)、父・佐重喜の急死に伴い第32回衆院選に旧岩手2区から自由民主党公認で立候補し、27歳の若さで当選した。この総選挙を党幹事長として指揮したのが田中角栄で、以後木曜クラブ(田中派)に所属し、田中の下で薫陶を受けた。田中角榮を「オヤジ」として慕い、政治のイロハと人生の薫陶を受けたと語る。それは「どぶ板」とも言われる、人口密度の低い農村部から始め有権者の家を一戸一戸回っていく地道な選挙活動を決して怠らない事をオヤジから学んだという。

「家住期」
竹下派時代
1985年、木曜クラブの領袖として影響力を保持していた田中に、反旗を翻した竹下登、金丸信らと共に派内勉強会「創政会」を結成。のちに経世会(竹下派)として独立した。竹下の総裁就任に奔走し日本皇民党事件の際には金丸とともに稲川会幹部の元に出向いている。竹下内閣の発足後、小沢は党・政府の要職を歴任し竹下派七奉行の一人に数えられ、官房副長官にも就任した。第1次海部俊樹内閣では党幹事長に就任。

「林住期」
自民党離党、非自民連立政権成立
1993年(平成5年)6月18日、野党から宮沢内閣不信任案が上程され、羽田・小沢派ら自民党議員39名が賛成、16名が欠席する造反により不信任案は255対220で可決された。宮沢内閣は衆議院を解散し、自民党離党。
新進党で待望の政権をとるがもろくも8が月で崩れ、再び林に住むごとく、野党としての茨の道を歩む。後、自由党を経て民主党へ合流する。

「遊行期」
民主党が圧勝し、政権交代を果たす
小沢の推進力は特に選挙において発揮される。また、小沢の悲願だった国会改革についても、国民のための改革でり、野党のためでもあるという。今まで培ったものを社会に還元し、二大政党制についても確固としたものを後世に残そうとしている。

まだまだ、小沢一郎には働いてもらわなければ困る。これだけのビジョンを持ち、日本の国の方向性をしっかり見据えて、ブレることなく目的に向かって走り続けてきて、これだけ国民を引っ張っていける政治家は他にはいない。
敵も多いが、その偉業や価値は後の人達が、より評価を与えると思う。

以下日刊ゲンダイの記事

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 「自民党は一度、徹底的にやられないとダメなんです」 

国民も「自分たちが政治を変える」意識改革が必要
本当の議会制民主主義が動き出す。国民の方々はそれを見た時に、これこそが政権交代だと、実感される。2010年はそんな年になると思います。

政権交代を実現した民主党の政権は早速、事業仕分けで予算編成の過程をオープンにしました。事業仕分けを経て、編成した来年度予算案は、国民と約束した「コンクリートから人へ」、つまり、人にやさしい政治を反映した予算案になっています。自民党や専門家、メディアがバラマキだと批判した子ども手当、農家への戸別所得補償、高速道路無料化など、官僚任せの政治では絶対できなかったことが始まります。

もちろん、これらも政権交代の成果ですが、もうひとつ、大きなメディアでさえ、ほとんど理解していないのが国会の改革、政治改革です。
通常国会では冒頭に国会法など改正案を通したいと思います。官僚の答弁がなくなり、国会審議は様変わりします。
政治主導を貫くために副大臣、政務官も増やさないといけない。戸別訪問の解禁をはじめ選挙運動の自由化、政治資金の透明化も進めたい。

僕がずっとやってきたのは、国民主導の政治を機能させる仕組みづくりなのです。これまでの日本にはそれがなかった。国民が政権交代を望んでも、政治のシステムが阻害してきた。

日本は今まで、大まかな、いい時代だったのです。順調に経済が成長し、格差のない社会だった。だから、国民は官僚支配の政治を肯定し、それを変えることに躊躇(ちゅうちょ)、ためらいがあった。しかし、いわゆる「小泉改革」以来、格差はどんどん広がるし、年末のボーナスの減り方は過去最高でしょう。ここ10年くらいで日本はめちゃくちゃになった。これからはもっと危ない。もう我慢できないということで、政権交代が実現したのです。

国民の皆さんには、自分たちが政権を変えたのだという自覚を持って欲しい。政治主導とは国民主導です。官僚任せ、お上任せの政治ではなく、自分たちが監視し、自分たちが政治を変える。そうした意識を持って欲しい。僕たちも政治主導がきちんと機能するように政治改革、国会改革をやっているのです。もし我々が国民の期待に応えられないようであれば、より良い政党を選べばいい。そういうシステムにするのが僕の長年の夢であり、ようやくその第一歩を踏み出した。日本の政治は間違いなく変わっていきます。

野党のための改革なのにわかっていない

国民が政権選択をするためには野党も重要です。みんなが勘違いをしているのですが、日本では国会の第1党が政府をつくるから、その意味では完全な三権分立ではないんです。政府・与党が行政と立法を押さえている。僕は15年間野党暮らしをしてきたから、よく分かりますが、野党には何の情報もないのです。だから、我々が議会の多数を取っている間に、国会の機能を充実させたい。国会の情報収集能力を強化させ、野党もしっかりとした情報を取れるようにしたい。そうすれば、国会で与野党がより活発な議論ができるわけです。
それこそが政治主導なのに、さっぱり分かっていないのが自民党自身なんです。

自民党は、次の時代を背負って立つ人が出てこないとダメです。旧態依然の感覚では再生できない。僕は自民党を否定しているわけではありません。自民党は日本的なモラルのある政党で、いいところがあったけれども、長年、権力を握っていたせいで、その政治権力そのものを自分たちのものにしようとして、堕落した。だから、国民からノーを突き付けられた。

自民党は今度の参院選で負けると、本当に壊滅的になってしまう。でも、一度、徹底的にやられないとダメなんです。再生はそれからです。だから僕は参院選の準備は一生懸命やっています。目標は民主党の単独過半数獲得。そのためには60議席以上取らなければなりません。

若けりゃ両方再生したい民主党だって、まだまだ成熟していません、完璧な政党ではありません。民主党をしっかりとしたものにして、一方で自民党の再生・再建に期待したい。そうなれば、2大政党制が本当に機能する。

僕がもう少し若ければ、その両方をやる余裕があるけれども、この年だからムリ。まずは民主党をしっかりさせることで精いっぱいです。
いずれにしても、政府、内閣、そして、政治のあり方を決めるのは国民自身です。

民主主義の基本は選挙であり、主権者が主権を行使する機会は選挙しかない。その意味で、これまでのように選挙を軽視する風潮は非常に危険です。民主主義を否定することになる。国民が自分でよりよい政治を選択する。それによって、国民の側にも責任が生じる。これからはそういう時代になるのです。





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