日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




東京地検特捜部・児玉陽介検事の事情聴取に立ち会う&「90円国賠訴訟」裁判傍聴

Category: 検察   Tags: 検察  90円国賠訴訟  
ACTA(偽造品取引防止協定)がすんなりと衆院本会議を通過し、日本がはじめて議会の承認を得て批准することになった。

国家権力にとっては目の上のタンコブかハエのような存在であるネット社会を、公権力により管理しようという、まさに日本は加速度的に暗黒社会へと突入しようとしているようだ。そしてそれを大手メディアは一切伝えようとしないのには呆れるばかりである。

昨日は、午前中に「90円国賠訴訟」の第二回公判を傍聴し、午後は東京地検特捜部の児玉陽介検事に会い、その後、「主権者国民の告訴・告発・裁判を考える会」の会合があった。

2012-9-6-01.jpg(東京地検特捜部・児玉陽介検事)

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一日でいろんなことがあり過ぎて、そのごく一部でも一回のエントリーで終わりそうだが、まずもって一番印象的だったのは、裁判長の口から藤島氏の「街カフェTVブログを読んでいる」という言葉が出たことだ。

加えてその後に会った児玉検事も「毎日ではないが見ている」と言い、法務・検察がチェックしているだろうことはわかってはいたが、司法関係者2人から直接聞くと、相当なものだとさすがに驚いた。

後でふれるが、東京地裁の地下の食堂でも、裁判所職員が街カフェブログのコピーを持っていた(これは少しニュアンスが違うが…)ということで、かなりの数の司法関係者が街カフェTVを見ているということがわかった。

前後するが、児玉検事の事情聴取から簡単に触れてみたい。

藤島利久氏を中心として市民が名を連ねて起こした水谷建設に対する告発が受理され、藤島氏からいくつかお願いするということで立ち会うことになった。

藤島氏は当然のようにその模様を生中継(音声のみ)しているので詳しくはツイキャスを聞いてみてほしい。

■特捜検事とのやり取り録音



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(以下、要約&メモ)

まず、藤島氏は二つのことを話しに来たと言っている。

一つが、今回の告訴で、偽計業務妨害罪についての要件として、小沢さんの第五検察審査会の審議を妨害した事にプラスして、元秘書三者の裁判の審議も妨害したことを加えること。

もう一つが、とにかくしっかり捜査をしてくれということだ。
まずは三重県桑名市にある水谷建設本社にいって帳簿を調べるのは当たり前のこととして、もし捜査内容が不誠実であったならば、特捜部全体を犯人隠避罪で追うことになるからちゃんと捜査をしてほしいということ。

このことは多くの国民が見張っている。

現在、水谷建設は会社更生手続きが開始され、弁護士によって管理されている。

藤島氏は以前、桑名市の水谷建設本社と大阪にある弁護士事務所に行き、弁護士に会ったときに、「小沢さんに渡したとされる1億円は、会社の中で旧経営陣が横領または流用したと思っているので、被害者として告訴しなさい」と言ってきたという。

そして不正があるのだから、きちんと債権者に説明が必要で、犯罪を見逃したなら弁護士も犯人隠避罪に問えると言及。更正中の水谷建設の中から告訴状を出させることができれば、検察は動かざるを得なくなると思っている。

児玉検事を目の前にして藤島氏は次のように言っている。

「ぼくは、児玉さんは正常な判断はできないと思っている。それは陸山会事件を解決するような動きをすると、あなたが身を滅ぼすようなことになるから・・・。今の検察の中では自由に動けないと見ている。」

高知白バイ事件」では、最初に会った担当検事が、二回目に会った時には人相が変わっていたという。

検察官は法に基づいてやってもらいたいが、なかなかできない。この事件を解決するのは造作もないこと。まず、現地までいって調べるのは当たり前。現場をしっかり押さえてほしい。それなくして捜査したとは言えない。

陸山会事件では、田代は辞めて大鶴も佐久間も左遷された。目の前にある水谷建設事件を解決しなければ、児玉さんも田代さんのように、今の特捜部長も佐久間のようになる。

あの西松建設、陸山会などの一連の事件で、国の行く末が変わった。国の形がかわった。次期首相に間違いなかった小沢一郎をおとしめ、本来ならば原発事故の処理は小沢さんがやるはずだった。

もう5年、10年たったらこの事件についていろんな本が出てくる。検察が政権に手を突っ込むことようなことがあってはいけない。

もしできなければ、検察が後始末をするチャンスを、国民が児玉という検事に出したのに、結局、彼ら田代や大鶴、佐久間らと同じ道を歩むことになる。

田代は検察官として、国民の意見に沿わずに上司の意見に沿ったから辞める羽目になった。

「検察ムラ」という国民の権利も意見を無視する小さい中で生きていたから失脚した。

・・・

(以上、要約&メモ)


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そのあとの説明会、「告訴・告発の会」で、藤島氏の発言を中心に要約してみた。

(以下、藤島氏の発言要約)

児玉検事に3人の隣席を認めさせ「録音・録画はしないでくれ」と言われて「しません」と答えたが、腹の中では「生放送はするけど録音・録画は機械が勝手にするもの」と思っていた。

当事者だけではなく証人が増えるということは大事なことで身を守ることにもなる。それと同じく録音・録画も守ることになる。

途中で同席していた検察事務官が、外から呼び出されていたが、たぶん生中継されているという情報が入ったんだろうけど何も言わなかった。以前の高等検察庁の竹内検事も3度も会って、生中継をしていることはわかっていたはずだが何も言ってこなかった。

石川知裕さんは、佐藤優さんからのアドバイスで録音した。あれで正義が保たれたということは、検察の中にも判断しきれずとも事実として現前としてある。

国民が自分たちの権利を守るために録音・録画をしていく。それが裁判所であっても検察であっても同じ。全面可視化と、当事者が自分の権利を守るために録音・録画するのとは別の問題。これは憲法の改正も何の担保もいらなくて、自分が判断すればいいこと。

「おれが自分の安全を守るために録音・録画するんだ」と、「お前たちは信用できない」と主張する。

そういうことを体現し、事実をもって提起したい、そして解決方法も提示したいと思っている。


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街カフェTVは多くの司法関係者が見ているからと、司法関係者に向けてに藤島氏が訴えた。

あなたたちは国民の税金をもって暮らしている公務員であり、司法官僚として法のムラに生きる者としてキチンとした仕事をするのなら、国民に対して最後の正義感を見せるべきだ。そうでなければ、検察というものが国民にとって無用だと判断せざるを得ない。

水谷建設告発事件というのは、検察が水谷建設内部の犯罪を解決することで、陸山会事件を清算することができる検察にとって最後のチャンスだということ。児玉検察官にも目の前で言ってきて生放送もしてきた。もし、これを無視したならば、犯人隠避罪、すなわち、水谷建設内部の汚職犯罪を見逃した犯罪者として追及することになる。

水谷建設元社長川村尚が5000万円を二回に渡って小沢一郎事務所当時の2人の秘書に渡した、というところから陸山会事件は始まっている。その一億円について小沢さん側は受け取ってないといっている。

秘書三者や小沢さん本人の裁判を経ても、この水谷建設側が主張する1億円を2回にわたって渡したという事実は確認されていない。ただ、そういう事実があったということは、登石郁朗という裁判官の推認によって秘書三人は一審で有罪判決を受けた。小沢さんの裁判でも無罪判決は受けたものの、この推認は受け継がれている。

秘書三者の裁判では「わたしは一億円は渡っていたと思う」という国民にとって悪い方向に出た。

小沢裁判では一審で大善文夫裁判長が「わたしは共謀はなかったと思う」という推認でいい方向に出ている。

結局、裁判官の「心証主義」に振り回されている。

世の中では小沢さんに関しては「2審も無罪だろう」と推認している。私は「司法社会」がこの国を牛耳っている、そのうじ虫どもの判断を黙って見過ごしているわけにはいかない。

ということで、陸山会を解決するために検察官に対して「きちんと捜査をしろ」と国民が言わなければならない。

水谷建設をキチンと捜査をしろと告発したが、当初は東京地検は受理されなかった。このことに関して郵送料の90円が無駄になった国民の告発権を侵害されたということで「90円国賠訴訟」を立てた。

これは告訴して受理されなかった場合は、こういう闘い方もあるということを提起している。

(以上、藤島氏の発言要約)

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その「90円国賠訴訟」の第二回公判では、異常とも思える厳戒態勢の中で始まった。

以前、大高正二氏の「裁判所職員によるでっち上げ裁判」の傍聴に行ったときも、429法廷での体制と同じくらいの規模で職員を配置し、ペンやノートだけでそれ以外の私物は持ち込み禁止、金属探知機を当てられ、かなり強権的な対応だった。
これは完全に人権を無視した過剰な対応であり、断固抗議していかなければならない問題であると思う。

その後、傍聴した人たちと藤島氏と一緒に東京地検の地下食堂で食事をしていた。

私がトイレに行こうと食堂の出口に行くと、ずっとこちらを見張っている一人の裁判所職員がいて、出た廊下にはなんと10人ほどの職員やガードマンが待機していた。それをトイレから帰り山崎氏に言ったら、職員に向けてフラッシュがたかれた。
その瞬間、待機していた10人ほどの職員がすぐさま飛んでくるように食事中の私たちを取り囲み、「裁判所内では撮影は禁止だ」「まずここから出て別の部屋にこい」「写したものを消去しろ」と言ってきた。その高圧的態度には彼らの傲慢さがひしひしとにじみ出ていた。
藤島氏と山崎氏、大高氏が中心となって声を上げ、口論となって5分くらい言い合いが続いた。そこで食事をしていた100名ほどの方々にはご迷惑をお掛けしたが、裁判所があまりにも国民と乖離しているエピソードである。

それを「東京地検地下食堂フラッシュ事件」と呼び、記憶に留めておこうと思う。

こういうところにも、国民の権利を無視し、国民の人権など屁とも思わぬ意識の表れであり、公権力の乱用である。

追加情報:
藤島氏が自身のブログでエントリーしている。
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/post_825f-1.html

余談:そういえば、ちょうど1年前に大高氏の裁判を傍聴した帰りに、経産省前テントひろばで藤島氏に初めて話しをした。その二人と同時に会ったこと、そして藤島氏とはたった一年だが、もう何十年も付き合いのあるように感じるのは不思議なものである。

裁判所、検察、警察の「裏ガネ三兄弟」の腐敗がよくわかる大高裁判(2011年9月17日)

参照記事:

宮崎地検次席検事 児玉陽介(こだま・ようすけ)さん(2010-04-15)

≪日向高から中央大法学部に進学し、平成5年に司法試験に合格した。裁判官、検事、弁護士の法曹3者の中から検事を選んだ理由を「当事者の近くで問題を解決してあげられる仕事がしたかった」
【プロフィル】
日向高、中央大法学部卒。平成8年に検事の職に就いて以来、東京、福岡、甲府、埼玉、高知、名古屋地検などで捜査・公判部門を担当。前任は東京地検。趣味は運動(特に野球)。宮崎市内に妻、長女と3人暮らし。43歳≫(記事から抜粋)



とにかく児玉検事には「法と証拠」に基づいた捜査をして欲しい。


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