日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




共産党から極右までいる「反TPP超党派議員・国民集会」に行ってきた。田中康夫氏が炸裂!

Category: 政治   Tags: TPP  ACTA  田中康夫  超党派議員  
「9月のAPECでのTPP交渉参加表明を阻止する 超党派議員・国民集会」が憲政会館で行われ中継してきたが、ツイキャスでは声を拾うだけで精一杯だった。

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多くの議員がスピーチしたが田中康夫議員のはズバ抜けていた!

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ブログ『にゃんとま~の放浪記』によると、日本農業新聞を引用して次のようなことが書かれている。

≪この「反TPP」に関する超党派の議員集会はこれで3回目とうことだ。今回は「9月APECでのTPP交渉参加表明を阻止する超党派議員・国民集会」と題し、議員本人155人、代理67人が出席したということだ。
有識者らでつくる「TPPを考える国民会議」など、一般参加も1000人を超え、会場に入りきらないほどだった。集会後には、欠席者も含めて決議に賛同した議員272人分の署名とともに首相官邸で藤村修官房長官に申し入れた。≫


(管理人要約)

司会進行は共産党の紙智子参議院議員と社民党の阿部知子衆院議員。そして最後の「ガンバローコール」は、なんと自民党の稲田朋美衆院議員が行うという、共産から自民の極右?まで、いくら超党派と言ってもかなりのバラエティに富んだ陣容にはさすがに驚いた。

国会議員が2分で話してくれと言われていたが、話し出すと5分、中には10分近く話す議員もいて、結局その後の孫崎享氏の講演の時間が短縮されてしまった。

そんな国会議員のスピーチの中でひと際目を引いたのは田中康夫氏の抜群な炸裂スピーチだった。また、みどりの風の舟山康江参院議員もよかったが、中にはちょっとピントが外れた小林興起氏や亀井静香氏などもいたが・・・。

田中氏の前に、新党きづなの内山晃代表のスピーチがあり、その内容を受けた形で田中氏が一部話しているので、まず内山氏の該当部分を抜粋しておく。

(以下、書き起こし)

内山晃氏

≪TPPには知的所有権の評価というものがあり、それを前提に米国の除草剤と遺伝子組み換えの種をセットで販売する。種を牛耳るということは食を牛耳ることになる。その種を使うということも知的所有権違反ということで賠償金を盗られることになる。あえて企業名は言いません。大変な圧力がかけられ命の保障はないということですから・・・≫


田中康夫衆院議員

≪個人商店でございますので、長いものに巻かれる必要がございません。
まさに日本経団連会長を務める方の住友化(ばけ)学が、長期協力関係を結ぶ米国モンサント社が展開をするですね、遺伝子組み換え食品、あるいは死の街にしてしまうラウンドアップに敢然と反対しなければ、日本は開く国ならぬ壊れる国の「壊国」になってしまいます。

そして皆様、「アジアの成長を取り込む」、と言いながら、中国も韓国も台湾もインドネシアもタイもフィリピンも、そしてインドも参加しなくて、何故アジアの成長が取り込めるのか。
まさに、外交のゲンバにいらっしゃらない大臣も、あるいは経済産業や通商政策の枝葉末節なエダノの話をしている方も今すぐ虎ノ門病院に緊急搬送して、MRIでおつむの中身を見なければいけない。私はこれこそ、真の改める国の改国だと思っております。

先ほど、山田正彦さんからもお話がありましたが、ACTAは私たちの言論の世界をアクタのようにしてしまうものでございます。

まさに…、何ていってるの、「偽造品の取引の防止に関する協定」

だいたいこういうちょっとよさそうな言葉を使っている時は、羊頭狗肉(ようとうくにく)と思わなければならないわけでございまして、まさに、私たちが他のすばらしい方のアイデアを引用しただけで処罰されるような、そしてEUの議会が総員で反対をしたことを日本が取り込めば、まさに日本は世界の笑われ者でございます。そして先ほどウラジオストックのAPECでTPPの首脳会談は中止になるとアメリカが発表したと。
わたくしは、これもまた今のバラクオバマ政権の、政治献金が集まりにくくなったオバマ政権の二枚舌ではなかろうかと思います。

と申しますのは、ミット・ロムニーさんを始めとする方々は、全米商工会議所は今何を言っているかというと、TPPをやってしまったら、アメリカの・・・私は今までブロック経済一人勝ちだと思っていましたが、部位を細かく分けて日本に牛肉を、オーストラリアと違って輸出していないアメリカや、あるいは35万トンも年間、日本がお米を買ってくれている。
アメリカの農業が潰滅状態になると遅まきながら気づいてきたわけでございます。
すなわち、TPPに反対することは、これは日本を守るためだけではなく、日本の友人であるアメリカをも助け育てることだという新しい地平が開けてきたわけでございまして、それに対して、選挙が終わるまではTPPの話はしないと言っているバラク・オバマさんは、シロアリ退治をしなければいけないと選挙では言ったのに、選挙に当選したらシロアリを増やしましょうと言っているどこぞの官邸にろう城している方と同様な二枚舌でございます。

是非とも皆様とご一緒に、日本を壊す国にしない、アジアを壊す国にしない、そしてアメリカをも壊す国にしない、TPPに反対をしてまいりましょう。よろしくお願いいたします。


(以上、書き起こし)


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次に印象的だったのは、公明党の石田祝稔(いしだ のりとし)議員のスピーチだった。かれは、山田正彦元農相が触れたACTAについて、官僚の巧妙さ指摘している。

≪山田先生がACTAのことをお話になりました。
参議院で私たちもつい見過ごしてしまいましたが、これね、外務省のやり口なんですよ。
4本ね、他の何でもない法律、条約と一緒にしてね、4本いっぺんに一つまとまって採決をしているわけです。ですから非常に大事なところに気がつかなかった
んじゃないか。
だからこれは衆議院では、私も外務理事に申し上げて、これだけは別にして、しっかりと慎重に審議しなければならない、こういうことを申し上げました。
とにかく今の内閣また官僚のやり方というのは、潜り込ませてですね、本当の問題点から目を逸らさせて静かにやっていこうと、こういうことがありがち・・・。≫



まったく田中氏がいうように誰でも賛成できるタイトルでオブラートに包みながら中身を見せず、議員と国民を騙して通しているといえる。

これは国家的詐欺である。

このようにして官僚主導で常に法案の付帯事項や、行政文書などで骨抜きにしてきた歴史があり、これがまさしく官僚主導の実態である。

あと、松木けんこう議員の血気盛んな飽きないスピーチは面白かった。
その中でもっと国民が政治家をガンガン攻めろと言っていた。

それぞれの選挙区で、みなさん、圧力団体になってください。脅かしたらいいんですよ、政治家なんて。
「ところでお前はどうなんだ」はっきり聞いてください。で、「いや、おんなじです」って言ったら、それでまだ信用しないでください。もうちょっと調べてね、そして最後に投票行動を行う。
これが大切なんですね。≫



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締めが亀井静香氏だったが、孫崎享氏の後の自民党の稲田朋美議員の「ガンバロー」の前の短いスピーチもよく、本当の締めと言えるものとなった。

あとは、IWJが孫崎氏の講演の内容も含めて簡潔にまとめたものをツイートしてくれているので、それを貼っておく。

1.「9月APECでのTPP交渉参加表明を阻止する超党派議員・国民集会」を実況します。山田正彦議員の開会宣言から。「TPP、そしてACTAを阻止する」

2.『国民の生活が第一』鈴木克昌議員「日本には日本の文化、国民の生活がある。これを根底から覆すTPPには慎重であるべき」

3.公明党・石田のりとし議員「TPPは子孫にまで汚点を残す。ACTAは参議院で通過させてしまったが、これは外務省のやりくちで気がつかなかった」

4.日本共産党・志位和夫委員長「経団連は今年中の参加表明をしろ、と迫っている。野田総理はなし崩し的にTPP参加を画策している」

5.社民党・中島隆利議員「政府は関係国との協議を着々と進めながら、情報をまったく開示していない。米国は、牛肉、自動車、保険の規制緩和を強く要求している。大変危険」

5.新党きづな・内山晃代表「米国の除草剤と遺伝子組み換え食品をセットで売りつけられる。大変危険な事態。食の安全を守ることは国土を守る事」

7.国民新党・下地幹郎議員「農業を壊すTPPに参加するわけにはいかない。アメリカの言いなりになってばかりの日本。出来ないものは出来ないと言うべき」

8.新党大地・松木けんこう議員「民主党に残ってTPP反対をしっかり叫んでいる議員がいる。あえて残ったのは、TPPがあるからだろう。TPPは絶対に許されない」

9.みどりの風・舟山康江議員「離党の一番の柱は、TPP反対ということだった。民主党は政権交代時、新自由主義反対だったはず。TPPはそれに反する。弱肉強食の世界に突っ込んでいく愚作。何としても阻止しなければならない」

10.減税日本・小林興起議員「APECで一部の人々とTPPを議論するのはおかしいこと。TPPは帝国主義。日本の文化を破壊する」

11.新党改革・荒井広幸議員「郵政民営化で広げられた弱肉強食の世界が、TPPでさらに広げられようとしている」

12.新党日本代表田中康夫議員「住友化学と関係するモンサントの除草剤は危険。ACTAの危険性も認識。世界の笑い者になる」

13.亀井静香議員「もはや何も言うべき事はない。マスコミの大合唱でTPPは煽られている。消費税と同じ構図。このままでは日本は沈没する。瀬戸際にきている」

14.梶原康弘議員による決議文読み上げ「TPPが新たな局面を迎えている。国民生活に大きな影響が出る事は明らか。国民に対する情報開示と国民への議論が圧倒的に不足している。APECでの交渉参加表明に断固反対する」

15.孫崎享氏講演「TPPの一番の問題は、嘘と詭弁で塗固められていること。開国でも、世界の孤児になることでも、円高への抵抗力を高めるためでも、なんでもない。読売、朝日、日経と横一線の報道」

16.孫崎氏「TPPは果たして第3の開国か。ペリーの開国、敗戦後の開国、いずれも米国が日本の豊富な財産を盗ろうというもの。第3の開国とは、日本の資源を米国に差し出すということ」

17.孫崎氏「8月17日のアーミテージ報告書には、原発の再稼働とTPP参加が明記されていた。また、TPPで最重要なのはISD条項。日本の自主独立が完全従属する事態を招く」

18.孫崎氏「TPP不参加で日本が世界の孤児になるというのは嘘。日本の貿易拡大・景気浮揚の相手は米国でなく、東アジアとASEAN」

19.孫崎氏「日本の対米輸出量は対中国輸出量にすでに追い抜かれている。日本の繁栄は米国と一体ではない」

20.孫崎氏「安全保障の問題。在日米軍は日本を守ってはくれない。尖閣の問題でも、米国は中立の立場。必ずしも日本の立場に立ってくれているわけではない」

21.最後、自民党・稲田朋美議員による「ガンバロー・コール」(了)


(『IWJ 実況ch4』より)

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いつも貴重な情報を国民に届け続けている岩上安身氏率いるIWJが、また一段と勝負に打って出る?ようだ。


311以降は特に原発問題で、大手メディアは決して報じないものを提供してくれたことは、今や国民の財産だと言っていい。こうしたメディアを「自分たちのメディア」として市民が支えていくことは大事だと思う。

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Comments

大げさかなと思っていたけどやっぱりひどい条約だった。
ACTAもTPPも、日米どっちの社会も幸せにしませんね。
社会が委縮して貧しくなれば搾取すらできない。
やはり ACTAとTPPの関係を危険視している
議員がいるのは事実なんですね。
因みに
モンサントに多額の資金を提供しているのが… actaのある部門で一人勝ちしているビルゲイツというのは…
良くできすぎてて怖いです。

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