規制委員会人事が来週にも承認か?「原子力ムラ」の中心人物に「規制」を担当させるようなもの!

昨日は官邸「裏」からスタートして「官邸前」から経産省前、環境省ヒューマンチェーンということでフルコースだった。

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その前に人に会うため新橋に行くと、SL広場に一人の女性がプラカードを持って静かに立っていた。

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断ってケータイで写真を撮らせていただき、画像入りでツイートした。




たった一人でも「自分にできることはとにかくやる」という強いメッセージを受け取った。

新橋のいつもの飲み屋には、いつものメンバー以外に普段会わない懐かしい人が来るということで、昔話しに華が咲き乱れ、普段の自分ならば官邸前で誰かと待ち合わせしているわけでもなく一人で行くだけなので、ついつい流されて「今日はいいか」みたいになっていたのは状況からして確実だった。

そのルーズというか、いつもの自分を抑えて官邸前へと背中を押してもらったのは、まさにSL広場で「総理官邸20万人抗議集合」というプラカードを持って静かに立っていた女性のお陰だった。


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官邸「裏」に行くと2人知り合いに会い、官邸前から国会議事堂を回ってドラムデモでまた2人の知っている顔がいて、経産省前でまた2人ということで、みんな環境省に行くということで一緒にヒューマンチェーンに参加することになった。

その後6人で有楽町でご飯を食べようということで、原発の話題を中心にした楽しいひとときを過ごすことができた。

その環境省では、規制委員会人事についてあらためて、もう来週には衆院で同意人事が採決される山場にあるということで、

「こんな熱い日に、私達がここで叫ばなければいけないこの事態は何なのか」から始まった国際環境NGO FoE Japanの満田夏花氏の演説は15:45~





この満田氏の演説によると、来週の火曜日には本会議でこの規制委員会の人事案が承認されてしまう可能性があるということだ。

だからこの週末、地元の国会議員に働き変えてくださいと訴えかけている。

そして細野大臣に向けた演説で、こんな人事案をよくも国会に上げたことを糾弾した。
この時の発言と同じような内容が「FoE Japan」のHPに載っている。


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http://www.foejapan.org/energy/action/120726.html

原発担当大臣 細野豪志 様
国会議員各位
「原子力規制委員会」の5人(田中俊一氏、更田豊志氏、大島賢三氏、中村佳代子氏、島崎邦彦氏)の国会同意人事案が複数のメディアに報じられました。
しかし、このうちの3人は、明らかに「原子力村」の人間であり、現在までの原子力推進政策の責任者としてその責任を問われるべき立場にあります。

とりわけ田中俊一氏は、日本原子力研究開発機構 副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任し、長年にわたって「原子力村」の中心で活動してきた人物です。事故後も原子力損害賠償紛争審査会では、最後まで自主的避難者への賠償に反対しました。低線量被ばくリスクについての認識がなく、「100mSvというのは健康に大きな影響がないということ。このあたりをどう今後住民に、折り合いをつけていただくかということが大変大事」と発言しています(注1)。政府が決めた年間20ミリシーベルトの避難基準をそのまま帰還基準とし、住民に20ミリシーベルト近い線量を浴びる暮らしを強いても構わないという考えです。中村佳代子氏も、「低線量被曝では子供と大人で発がんリスクに差がなく、原発事故による住民の被曝線量も十分に低い」(注2)と発言しています。

注1)2011年8月23日 第32回原子力委員会 議事録より
注2)読売新聞 2012年7月22日「原子力規制委員起用予定の中村さん、福島で講演」

これは、「原子力ムラ」の中心人物に「規制」を担当させるもので、「利用と規制の一体化」に他ならず、「中立公正」でもなく、国会での法案審議の趣旨を踏みにじり、3.11の教訓から何も学ぶことなく、原子力安全行政に対して更なる国民の不信をもたらします。また、低線量被ばくの影響をもみ消そうとする巨大な行政の力を加速させることとなります。
もうこりごりです。直ちにこの人事案を撤回して、国民の意見を踏まえた上での人事案を示してください!

以下を要請します。
1.現在の人事案を白紙撤回し、原子力ムラの影響を完全に排除した案に差し換えること。
2.選定基準、選定に当たった内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室の体制、政府による選定プロセスを明らかにすること。
3.国民の意見をきくためのプロセスを設けること。パブリック・コメントを設けること

呼びかけ団体(7月25日現在):
国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)、福島老朽原発を考える会、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)、福島原発事故緊急会議、原発を考える品川の女たち、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、プルトニウムなんていらないよ!東京



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20日(月曜日)には政府関係者(原子力安全規制組織等改革準備室)を招聘し、署名提出および政府交渉を行うとしていたが、「市民の要請にいちいち応えることはできない」ということで出席を断ってきたとのこと。

その辺を満田氏がツイートしている。




この規制委員会の委員長は今後5年間に任期があるが、一旦決まれば国会議員でもその差し替えは不可能になるという。

原発マネーを貰っていた原子力ムラの人間が、今後の原発を規制する立場に立たさえる事自体が異常事態である。

昨夜も現地に来て取材していた田中龍作氏が採決は先延ばしになるのではとの見立てを書いていた。
(『田中龍作ジャーナル』)

≪この夜、怒りのボルテージが最も高かったのは、原子力規制委員会を所管する環境省の前だった。原子力ムラ生え抜きの田中俊一氏を委員長とする人事は、早ければ来週にも採決が行われる見通しだ。
だが、採決しようものなら自治労など脱原発を掲げてきた労組の民主党離れが加速する。民主党内の再稼働反対勢力が離党する恐れもある。原発推進の野田政権も足元が崩れては、すべてを失う。様子見が続きそうだ。≫



とにかく来週が山場になりそうだ。


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参考映像:
■120818全国再稼働反対アクション杉原氏&FoE(IWJ)



参照:
■規制委員会よりも廃止委員会を
(『平智之 活動ブログ』2012年8月16日)

●原子力規制委員会の人事
原子力規制委員会の人事案は来週にも本会議を通過する可能性が高いと思います。委員会設置法は、与党案の「規制庁」を自民党及び公明党(以下、自公)案の「規制委員会」に変更するという"丸飲み"をした結果であり、民自公協力体制の産物ですから、委員長人事案も同様に民自公案という構図になります。国民の多くが反対する消費税を通過させてしまう民自公体制ですから、この人事案も通過させることができます。戦中の大政翼賛体制(約8割)よりも議席占有率が高い民自公(約9割)だからです。

●そもそも運転が前提になっていた
私自身、与党で規制庁設置法案を議論した際に、「そもそも運転を許すのか?」という論点を提示できませんでした。「原子力安全委員会が機能不全だった」という認識から「だからより良い委員会を作るべきだ」という発想に向かったけれども、それは原子炉を運転することが前提であり、運転により原子力事故が発生することをリスクとする議論でした。規制庁にしても規制委員会にしても、その議論自体が原子炉の運転を前提とするという大きな矛盾を抱えていました。もちろん禁原発の立場からは無意味な前提です。

●禁原発ならば規制委員会は不要
私は禁原発(ただちに原発依存度ゼロ)ですから規制委員会不要論です。禁原発の場合、運転しませんので、運転に伴う原子力事故はありません。大飯原発のような活断層三連動によるスクラム所要時間の問題等にも直面しません。なすべきことは、ただただ一刻も早く、崩壊熱が小さくなった燃料集合体から順番にドライキャスクに封入して、炉から外へ出すということです。地震により冷却機能を失う原子炉の危険性を排除するためです。ここにおいて総理を超える権限を有する独立委員会など必要ありません。原子力防災会議(今回の原子力基本法改正で盛り込まれた。)のひとつの事務局(緊急時オンサイト担当事務局など)で良いと考えます。すべての燃料集合体を外へ出すまでの2~5年ほどの活動期間ではないでしょうか。

●むしろ原子力廃止委員会が必要
禁原発の立場からは、むしろ原子炉の廃止措置を安全に、かつ民主的に行うための有識者委員会が必要だと考えます。「原子力廃止委員会」です。禁原発ですべて廃炉に向かう前提なので、"規制"ではなく"廃止"なのです。取り出した燃料集合体及び廃炉の際に出る放射化した金属等に含まれる放射能の保管状況(一部はキャスク、一部はピット・トレンチなど)を、周辺の自治体および住民に報告しなければなりません。その状況を物質収支レベルで管理し、自治体との連携で関係住民に広報するための委員会です。

●即時廃炉に向けて
原子炉を即時廃炉に向けて措置するためには多くの制度変更が必要となります。原子力基本法にはじまって、技術的制度としては原子炉等規制法や最終処分法などがあり、お金に関しては特別会計に関する法律や電源開発促進税法などがあり、さらに電源立地周辺への支援については発電用施設周辺地域整備法などがあります。禁原発を唱える国会議員として、こうした制度の変更について具体的な提言をしてまいります。



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■原子力規制委員会人事案に関する国会議員アンケート
(『FOE Japan』)

関連記事:

■規制委員長候補・田中俊一氏の「もうひとつの顔」
(東京新聞「こちら特捜部」7月24日)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6448.html

■7/31「規制委候補4人に原子力マネー」関連スクラップ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6509.html

■規制委4候補に原子力マネー
(日刊ゲンダイ2012/8/1)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6518.html

■田中俊一原子力規制委員長候補の悪評
(日刊ゲンダイ2012/8/3)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6533.html

■透ける「ムラ人」観 規制委員長候補の田中氏  
(東京新聞「核心」)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6550.html

■規制委人事は「放射線被害楽観」集落 旧科学技術庁の人脈色濃く
(東京新聞「こちら特報部」8月9日)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6587.html

■原子力規制委 「ムラ人事」ではだめだ
(東京新聞:社説2012年7月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012073102000101.html

■原子力規制委員長になりそうな田中俊一氏は
「除染マニア」で「自主避難者の敵」の件。
http://www.magazine9.jp/oshidori/120803/


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コメント

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ブラックジョークですか!?

詐欺師に「詐欺の被害に遭わぬように」と説かせるような物です!
明治以来の試験秀才官僚らの「棄民思想」「無責任体制」こそが、亡国と愛国心喪失の元凶なんです。
まあ今の保守派の大部分が戦後の反共右翼と同様に
権力によって創られたものですから、気がつかぬでしょうが・・・。
なお小生は戦後史のみならず、近代そのものを疑うべきと言う立場です。明治維新は薩長の無教養で粗脳な足軽共による「クーデター」であり、日本が道を間違えたのは67年前ではなく150年前と思っています。
ちなみに短期間の欧州視察で増長した田舎侍らは日本の文化・伝統・風土ともまったく相容れない
「擬似一神教」とでもいうべき奇怪な法思想を創作しましたが、これは米帝占領軍の悪意によって意図的に温存され現在「東大法学部」を拠点として撒き散らされています。これを破壊する勢力こそが本当の「維新勢力」ではないでしょうか。
なおご紹介いたしましたブログは(7/24の記事)近代以前の、本当の「日本古来の姿」とは何だったのかを考えさせられる内容です。ご参考までに。
一方的に長くなってしまい失礼いたしました。