日々坦々

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今週発売のSAPIO、小林よしのり氏の「脱原発論」は鬼気迫るものがあり凄いことになっている!

Category: 原発・環境問題   Tags: 小林よしのり  SAPIO  脱原発  4号機  
今週発売されたSAPIOの小林よしのり氏のゴー宣スペシャルの「脱原発論」は、鬼気迫るものがあり、凄いことになっている。

SAPIO.jpg (SAPIO 6/6号)

タイトルは、

≪4号機はダモクレスの剣≫

というものだ。

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記事の中にも説明しているが、辞書では、

≪栄華の中にも危険が迫っていること。シラクサの王ディオニシオスの廷臣ダモクレスDamoclesが王位の幸福をほめそやしたところ、王が彼を天井から髪の毛1本で剣をつるした王座に座らせて、王者の身辺には常に危険があることを悟らせたという故事による。≫

ということになってる。

SAPIOは創刊から読んでいた愛読雑誌で、当初は小林氏のゴー宣はSPAで連載されていた。

当時、連載開始後1年くらい経ってから読み始めた。

SPAでの連載から3年後、小林氏はオウム真理教を烈しく追及し、ついには命を狙われるまでになる。実際にVXガスにより暗殺されそうになっている。
そうした中で、オウムへの疑念と警戒を強める小林に対し、SPA本誌では、宅八郎と上祐史浩とのインタビューを載せ、小林氏の反感を買って、結局決裂した。(参照

そして、SAPIOに移って現在にいたっている。

いつしか、小林氏の見解などにも同意できなくなり徐々に読まなくなっていった。

ウィキペディアには、より詳しく掲載している。

≪ある日、ダモクレスがシチリアの僭主・ディオニュシオスの権力と栄光を羨み、追従の言葉を述べた。すると後日、ダモクレスは僭主から豪華な宴の招待を受けた。宴は贅を極めたものであったが、その豪華な席からダモクレスがふと頭上を見上げると、天井から今にも切れそうな細い糸(馬の尾の毛)で、剣が吊るされていた。僭主・ディオニュシオスは、ダモクレスの羨んでいる僭主という立場が、いかに命の危険をともなうものであるかを示したのである。この故事から、ヨーロッパ文化圏で「ダモクレスの剣」は、常に戦々恐々としている状況、あるいはそのような状況をもたらすものの譬えに用いられるようになった。≫




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そのたとえを引用し、現在、日本の頭上には巨大な「ダモクレスの剣」がぶら下がっているが、日本人の多くが、いつ破局が訪れてもおかしくないのに漠然と日々を過ごしていると説いている。


250px-Damocles-WestallPC20080120-8842A.jpg (ダモクレスの剣)


具体的には、4号機が今にも日本を破滅させるかもしれない「ダモクレスの剣」だという。


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そして、その4号機の現状について、 訥々(とつとつ)としかも丁寧に語っていく。

4号機のプールには、原子炉に入る燃料の2.8倍の1535本の燃料棒が入っていて、そのうちの204本は使用済みではない新燃料であること。

プールは地震により傾き、プールに使用されている鉄筋とコンクリートは設計寿命の20年を超え33年も放射線を浴び続けていて、コンクリートの内側は通常と違いレンガのようになっていて、簡単に削ることができる程に脆くなっているということだ。

その上に事故当初から海水を注入しているため、鉄筋やパイプなどの腐食が懸念されているという。

そして度重なる余震でダメージが積もり積もって、もしも大きめの余震がきてプールが崩壊するか、ヒビが入って水が漏れたら、メルトダウンを起こして人類が経験したことのない事態になるとのことだ。

首都圏には人がいなくなり、国土の半分を放棄せざるを得なくなる。
間違いなく日本壊滅であり、しかもそれが日本だけに留まらず、北半球の広範な地域に甚大な環境汚染をもたらすことになると警鐘を鳴らしている。

様々なシミュレーションをした後に、現在4号機が落ち着いているのはたまたま色々な要因が偶然重なり、首の皮一枚で何とか持ちこたえているが、世界から指摘されているにもかかわらず、政府と東電はあくまでも隠し続け、このような状態であることを知る人は日本には少ないと憂いている。

「冷温停止」による「収束宣言」がウソだと思っている人でも、ここまで深刻な状況だと認識している人は少ないだとうと推察している。

こんな状況で原発再稼働を画策していることに「狂気の沙汰」としか言いようがないとして、本当の破局が来てから目が覚めても手遅れだとゴーマンをかましている。


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P1050677-01.jpg


漫画という文章でもビデオでも味わえないド迫力があり、全体を通じて鬼気迫る、切迫感と臨場感と共に読まれた方なら危機感を感じるだろうと思う。

これは読んだ人にしかわからないかもしれないので、是非、手にとって見られることをオススメしたい。

参照動画:
4号機燃料プールが崩壊すれば日本の終わりを意味する (ZDF)

福島第一原発4号機倒壊で首都圏壊滅!? 小出裕章氏

4号機 倒壊が #チェルノブイリ の85倍の #放射能 放出に繋がる(字幕)

動画:冷却不能核燃料プールのガスで18万6千人死亡も



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小林よりのり 【脱原発】漫画 わかりやすい原発のすべて

Comments

暴くだけ!
福島四号機;危険から安全への具体策要。岩石の一種、元素にも改善あり。
要は、その姿勢!売れるポイントだけ!
中国大気汚染容認でもあるまいし。
今回のお題となっている、「ダモクレスの剣」は何も福島原発だけではないでしょう。
元々、この言葉は権力や力を持つものが、それに見合った責任をとることを怠れば、どのような報いを受けるのかという趣旨の寓話です。
なので、第一義的には政治家や官僚の頭上には、常に目に見えない「ダモクレスの剣」がぶら下がっているのです。
そして、「民主主義」という制度では、国民一人一人が「権利」という「力」を憲法で保障されていますが、これは言葉を変えれば、個人個人の頭の上にも、「ダモクレスの剣」がぶら下がっていることになるわけです。
そして、このことを理解しているものが極度に少ない、これが日本の現実であり、今の日本のあり様はその結果の一つの表れでしょう。
あと、現実は映画や小説と違って、エンドマークがありません。
つまり、国としての日本が致命的な原発事故や、大規模震災で終わっても、大多数の国民はその終わった日本で、生き続けなければならないのです。

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