日々坦々

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サンデー毎日がまたまた「最高裁の裏金疑惑」を追及! AERAの「小沢無罪」記事は?マーク

Category: 検察   Tags: サンデー毎日  AERA  検察  検察審査会  最高裁  裏金  
アエラにお馴染みの三橋麻子記者の記事が出ている。

FNT_20120423.jpg (AERA2012/4/23号)

<タイトル>
全ては10年前に始まった

「小沢無罪」本当の勝者

<リード>
≪3年前、第一秘書の逮捕で幕を開けた「小沢捜査」は4月26日の判決で、ひとまず終幕を迎える。無罪確実とみられるこの事件の勝者はいったい、誰か。

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この記事でイラっときた部分がある。

今は弁護士をしているという元検察幹部が語ったとされるものの中に看過できないコメントがある。

(以下抜粋)

≪「裁判では問題の4億円の原資について、小沢さんが苦しい弁明をする場面もあった。そういった断片をかき集め、有罪判決を下す可能性がゼロとはいえないが、有罪を示す調書がほとんど採用されなかったわけだから、まずは無罪だろう」≫
それならば、「小沢捜査」の意義とはなんだったのか。
「小沢氏の起訴を決めたのは国民の代表である検察審査会で、検察は不起訴にした。検察が起訴した石川知裕氏ら小沢氏の秘書たちは皆、有罪判決を受けており、小沢事務所の政治資金に問題があったことは法廷で明らかになった」
そしてこう続けた。
「国民は今後も小沢氏が政権の中枢に座ることを許さないだろう」≫



まさに小沢一郎総理を阻止し、政治の表舞台から葬り去ろうとした者たちは、概ねその目的が達成され、判決自体は関係ない、といったところかもしれない。

無罪が出たあともマスメディアを駆使して、元秘書三人の有罪判決を利用しようというのだろう。

この記事のタイトルにもある「10年前に始まった」というのは、鈴木宗男氏と佐藤優氏を逮捕したのは検察の失敗だ、というところからきている。佐藤優氏が上梓した『国家の罠』がベストセラーになり「国策捜査」という検察を端的に批判する言葉として世に広まったこと。そして、佐藤氏が石川知裕議員に取り調べの時に録音することを勧め、実際それが偽造だと判明するに至り、小沢裁判でも検察が窮地に陥った、ということを言いたいようだ。

ほんといつも書くが、三橋記者は検察側の論理の視点でしか記事を書かない。

この記事で一番いいたいことは最後に書いている。

調書を偽造した田代検事を笠間治雄検事総長と共に6月に退任させることを画策しているようだ。

当初は笠間検事総長は3月に退任予定だというリーク情報が流れ、その後、6月という情報がアエラにも書かれていた。

AERA2012年3月26日号で同じことを書いている。

検察内部からの声として、

「もう特捜部を解体するしかない」、「今度こそ6月に笠間さんがやめるときに、特捜部をつぶしてしまうしかない。どうせ当面、政界捜査なんてできない」

法務省か最高裁事務総局は、来年1月まで任期がある笠間検事総長をよっぽど6月で辞めさせたいのだろう。

その辺のことを以前、次のようにツイートした。

≪あたかも笠間治雄検事総長が6月に退任することが決まっているかのように既成事実化しようとしていることだ。先日、やっぱり朝日新聞だったと記憶しているが、そこでは3月退任と報じられていた。

笠間検事総長は1月生まれの現在64歳で少なくとも今年いっぱいは任期があるはずだが、どうしても不祥事と一緒に辞めてもらいたいようだ。このアエラの記事は、法務省や検察幹部達が自ら責任を回避し組織の痛手を最小限に留めるために検事総長に押し付けようという意図がミエミエである。≫



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このアエラの記事で、わざと誇張して書いているのではないかと思える部分がある。

要点を書くと、2009年の政権交代で検察庁幹部が恐れていたことが、2人の政治家が法務行政に携わり、報復に出てくるのではないかということだという。

その二人というのが小沢一郎と鈴木宗男で、当時の鳩山由紀夫首相が自身の『故人献金問題』を抱え、あっさりと検察に降参して法相には千葉景子氏を選任した、と書いている。

まあ、どれほど真実味があるのか、本当のところは計れないが、事実、小沢さんが与党幹事長として内閣に入るのを、オリジナル民主党の幹部連中が拒み、それに屈して鳩山さんは民主党の枠の中だけに小沢さんを閉じ込めてしまった。

このことは平野貞夫氏が痛烈に批判していたが、この辺は官僚にそそのかされた幹部連中が企んだのだろうと思う。

冒頭の元検が言ったという、「国民は今後も小沢氏が政権の中枢に座ることを許さないだろう」とうのは、確かにマスコミに洗脳された多くの国民が抱くものかもしれないと思える。

先日の世川氏のイベントの打ち上げでも話したことだが、「小沢一郎」で検索するとグーグルでもツイッターでも、まだまだネガティブな情報が上位にきている。
これを逆転させグッドニュースを上がらせるためにも、多くの小沢支持者が少しでもネットを駆使して自ら情報発信することも重要だと思う。

今のところ法務・検察は、田代政弘検事の捜査もダラダラとしてるのかどうだかわからないが、4月26日の判決に影響を与えないように、じっとしているとしか思えない。


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そうした中、またまたサンデー毎日が書いてくれた。鳴海崇記者の記事である。

P1050672.jpg (サンデー毎日2012/4/29号)

<タイトル>
仕組まれた小沢裁判 「最高裁」の〝検審〟裏金疑惑

▼契約書類に日付なしのハンドブック発注▼恣意的に選ばれた「強制起訴」メンバー

<リード>

小沢裁判の1審判決が4月26日と間近に迫った。結末を探るべく取材を進めると、小沢氏を法廷に引っ張り出した検察審査会と背後で蠢く最高裁にあるまじき「黒い影」が見えてきた。不透明な契約と、なりふり構わぬ強制起訴。いびつな司法の姿が浮かび上がる。



これだけ読めば、後は買って読むしかないだろう。

この記事の書き出しだけ抜粋させていただく。

≪4月5日、小沢一郎・民主党元代表にエールを送る文書が永田町を出回った。

<政党は国民との約束、対外的約束が一番重要。民主党はその理解が不十分で、代表選の事情で反故にするつもりだ。どちらに政治家としての理があるか。小沢先生に決まっている>
<統治機構の改革を小沢先生は考えていらっしゃる。(国歌斉唱時の)不起立教員の思想良心よりもはるかに重い政治的信条だ>

露骨に小沢氏を持ち上げたのは橋下徹・大阪市長だ。
前夜のツイッターで、選挙を経ずに消費税率の引き上げに突き進む野田佳彦首相を批判。消費税を地方に移譲して地方交付税を廃止する自身の考えが、小沢氏と一致していると訴えたのだ。
小沢氏側近は、消費増税政局でナニワから吹く〝追い風〟をコピーして配った。
小沢氏は会長として率いる勉強会「新しい政策研究会」の幹事会でこれを目にすると、満面の笑顔でこう喜んだという。
「そうか、そうか、頼もしい援軍だな」≫



あとは先日森ゆうこ議員がシンポジウムで語っていたのものの詳報という内容の記事である。

参照エントリー
最高裁判所の新たな裏ガネ疑惑か?!森ゆうこ議員が追及!アンタッチャブル組織の腐敗の酷さが垣間見える!

また、この記事の中で興味深いのは、最高裁の裏金を追及してきた元大阪高裁判事の生田暉雄弁護士が語った内容だ。

それは生田氏の計算によると最高裁で捻出された裏金の累計が百億円単位になるということで、その使途については次のように語っている。

≪「最高裁の路線に反対する学者を囲い込んだり、裁判官に外国を視察させて手なづけているとの情報があります」≫



まさに最近よく耳にするもの「原子力ムラ」「御用学者」などの構図と全く同じである。

この他、今週のサンデー毎日のトップ記事は、≪小沢無罪で野田が謀る〝下野工作〟≫という、きな臭いタイトルで、これは上記の衝撃記事とのバランスをとったかのような記事ではあるが、一読の価値はあると思う。

再稼働問題で、民主党と全面対決宣言し、輿石幹事長も「受けて立つ」と泥沼の様相を呈している橋下徹大阪市長が、この「暗黒裁判」について何らかのコメントしてくれることを個人的には期待している。

関連エントリー
最高裁の裏金:「日本国民は、犯罪者集団に裁かれているのです」 by 生田暉雄 (元高裁判事) 

週刊朝日は、≪「原発ゼロ」より先へ!≫の記事で、≪大飯原発「再稼働」派もあきれる官邸「野蛮で稚拙な新5人組」≫という記事が面白かった。



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