「冷温停止状態」のデマ宣言で、国民からも海外からも信用失墜。もうこの政権はもたない!

先日、かなり驚いたのでツイートしておいた。

hibi_tantan24 (arths2009)
先日、ある夫妻と一緒に飲んでて、そんな捉え方をするとは思ってもいなかったご夫人の口から出た言葉に、度肝を抜かされた。曰わく、「だいたいあまり知られたくない重要なニュースの時には、世の中が惹きつけられるような芸能ニュースなんかを流してゴマカすのよねえ」



まさか、彼女からスピンコントロールのことが発せられるとは、完全に予想外だっただけに驚きも大きかった。

単に主婦だということで、自分の中に決めつけがあったのかもしれないが、それだけ、世の中に不条理が多く、社会不安からか個人個人が思考して判断する、報道も鵜呑みにしないでメディアリテラシーを確立する時代に入っていると実感した。

3.11以降、よりスピンコントロールが激しくなり、正論をデマとして喧伝したり、反原発、反政府、反権力派などの監視が強化され、益々、醜悪さを帯びてきている。

その代表的なもの、ひとつの終着点が「冷温停止」宣言なのだろう。

この宣言にしても、その背後にはかなり無理があったようだ。

福島第一原発に作業員として潜入して取材し、「ヤクザと原発 福島第一潜入記」を上梓したジャーナリストの鈴木智彦氏が、外国特派員協会で会見を開き、数々の衝撃的内容を明かしている。

この中でまず、驚かされたのは、

≪福島第一原発には日立と東芝が入っていて、日立がやっている事は東芝に知らされない、東芝のやることは日立に知らされない、というふうにそれぞれ独自で対策をやっている≫

ということだ。

≪協力すればもっと進むのに≫とも言っている。

また、政府は冷温停止を急ぐために、ずさんな工事をやっている、ということだ。

≪汚染水の配管の多くはプラスチックで、とりあえずつながれている所が多い。寿命も短い、凍結の恐れもある。今、その付け焼刃の工事の尻拭いを一生懸命やっている ≫

この記事の後半に出てくる福島原発内部の画像は鈴木氏が腕時計に仕込まれたピンホールカメラによって撮影され、一切マスコミにも出ていないもので興味深い。

原発内部には事故以前から作業員として多くの暴力団ややくざが入り込んでいるという。

この本「ヤクザと原発」も面白そうだ。

参照:(『ぼちぼちいこか。。。』様が文字起こしされている)



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この冷温停止宣言については、地方紙と海外メディアが厳しい見方をしている。

北海道新聞の社説には、いくら終息宣言しても福島県民は納得しないとして、最後に次のように書いている。

≪想定されるリスクを精査し、楽観論を排して、謙虚な姿勢で国民に説明する必要がある。拙速に収束を唱えてみたところで、国内外の信頼回復には何の役にも立たない。≫



毎日が海外報道を紹介している。

冷温停止宣言:海外メディアは厳しい見方
(毎日新聞 2011年12月16日 23時36分)
≪英BBC、米CNNが野田佳彦首相の会見を生中継するなど関心の高さを示した海外メディアでは、懐疑的な見方が主流となった。
 AFP通信は冷温停止状態について「安全が確保されたという意味ではない」と解説し、ルモンド紙(電子版)は「原子炉の解体、環境の回復には相当の時間を要する」と長期的な取り組みの必要性を強調した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)も宣言について「年末までに冷却システムを回復させるとの日本政府の約束を反映させたにすぎず、原子炉が依然として抱える危険から注意をそらせる恐れがある」と指摘した。
 福島第1原発事故を受けて「脱原発」を決めたドイツでは、DPA通信が「フクシマの原発の廃虚が制御された」と速報したが、「まだ安全な状態には程遠い。これで冷温停止を宣言するのは意図的なウソと紙一重。日本政府は国民の判断を誤らせている」と批判するオーストリアの専門家の見方も紹介した。
 韓国の聯合ニュースは「事故の収拾作業が峠を越えたことを内外に示す意図がある」と分析した。≫



海外メディア 冷温停止を疑問視
(NHKニュース 12月16日17時50分) 
アメリカの新聞、「ニューヨークタイムズ」は、電子版で「専門家は『冷温停止状態』の宣言を強く疑問視している」としたうえで、「年内にステップ2を達成するという公約を果たすための、現実を無視した宣言であり、原子炉の安全性への脅威から目をそらせることがねらいだ」とする専門家の見方を伝えています。また、イギリスのBBCは、野田総理大臣の記者会見の模様を生中継で放送し、「冷温停止は1つの節目だが、それは汚染された地域の除染や福島第一原発の廃炉といった今後の長い道のりの中の一歩にすぎない。避難を余儀なくされている人々が故郷に戻って普通の生活を始められるめどは立っていない」と伝えました。このほか、中国国営、新華社通信の英語版は、複数の専門家の話として、「損傷した原子炉内の温度を正確に測定することはできず、原子炉がどれほど安定した状態にあるかを断定することはできない」としたうえで、「世界の人々に間違った印象を与えるおそれがあり、日本政府は、ステップ2を年内に達成するということに固執しすぎるべきではない」と伝えています。



余談だが少し興醒めする記事

米国企業の参入希望 福島除染で米副長官
(産経新聞2011.12.16 17:32)

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原発作業員のツイッターとして有名なハッピー氏のツイートを紹介する


@Happy20790 ハッピー
≪1:その後に警戒区域の縮小なんて現状では有り得ないよなぁ…。前につぶやいたけど、先週や今週に大きなプロジェクト作業が始まるはずだったけど21日以降になったんだ。その理由は第2ステップ完了宣言まではトラブルや問題あると困るからなんだって。

2:確かに難しいプロジェクトだから結果がどうなるかわかんないんだけど、なんか変だよなぁ…。いい結果も悪い結果も事実をありのまま正直に伝えなきゃダメだとおもうんだけどね。そんな完了宣言前の汚染水漏れは国も東電も相当焦ったと思うよ。

3:国から東電もだいぶ怒られたみたいだしね。海洋投棄処理システムもたぶん完了宣言の後には話がどんどん進むはずたよ。とにかく先週から危ない作業はなるべくしないようにピリピリしてたからなぁ…。

4:オイラ達もコツコツどころかコツぐらいの作業しかしてないでし。廃炉に向けての工程表も来週くらいに発表されると思うけど、中身は相当に難題、課題があって新たな装置開発や技術開発がないと工程通りには進まないかもしれないんだ。

5:それに被曝量も莫大だから40年間の作業員や管理者の確保も大きな課題なんだ。東電は今年度で緊急作業としては完了して被曝上限は100mSvにするらしいんだ。(但し東電社員技術者50人は250mSvが上限)

6:それはいきなり出てきた話なんだけど協力企業にとっては頭の痛い大問題で1Fを熟知した管理者や技術者が今すぐ退域しなきゃならなくなるんだ。それに5年100mSvの上限もあるから残りの4年間は原発では従事できなくなる。

7:事故当初は厚生労働省も緊急作業被曝値は通常作業被曝値から除外するなんて事を匂させといて、協力企業の管理者や作業員を事故対応させたのに。今更なんの補償も無しに、「上限は100mSvだから従事者解除して退域して下さい」なんて酷いと思うよ。

8:そうなると協力企業も仕事を選ぶし断りもするようになる。原発メインの作業員は他サイトで働けないから、当然1Fには来ない。作業員も集めるのが難しくなるんだ。あとは東電社員と直営業者がメインにやらなきゃならないんだ。それで廃炉まで行くかは疑問だけどね。

なぜ?なぜ? 日本のトップは「収束を確認した」なんて言ってしまったんだ(-"-;)

ただいまっ(^O^)今日はもう遅いので寝るでし(-.-)zzZ色々つぶやきたいけど…。また明日以降にするでし。でわでわ。



ちなみに汚染水の海洋投棄について彼は次のようにツイートしている。

オイラはたぶん低放射性物質濃度に処理された汚染水は海洋投棄されるのは間違いなく実施されると思うよ。それは現在稼動中の原発でも行われてるんだ。但し、現在の海洋投棄されてる主な核種はコバルトやマンガン。今回の汚染水処理後の主な核種はセシウムとストロンチウム。

1:通常は燃料破損や燃料集合体にピンホールあいた時にしか出ないし、出ても極微量なんだ。今回は桁が違い過ぎる。海洋投棄処理システムも造る予定なんだけどセシウムやストロンチウムがちゃんと処理されてるかが大事なポイント。

2:信頼出来る第三者機関が測定し公表して国民や世界を納得させないと難しいかもしれないね。それでも納得しない人は沢山いるだろうけど、今のままじゃ無尽蔵にタンク据付るようになる。

3:それは現実的に無理だし、何年かたつと膨大なタンクの腐食も対策しなきゃならなくなる。今のタンク内部はエポ樹脂塗装なんかしてないからこのままじゃ何年もつか…。処理システムの課題はストロンチウムだよ。しっかり見届けなきゃでし。

4:政府や東電はいかにして海洋投棄を認めてもらうか試行錯誤中だと思う。ただ余りにも議論が長引いたり、結論が出ないと海洋投棄処理システムも増設タンクも間に合わなくなるかも…。それが一番怖い事でし。



もう、このままでは汚染水処理がままならなくなるのも時間の問題ということか・・・。


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また、もう一方、『福島原発現役作業員のツイッター 311からのつぶやき』という電子書籍を出したTSさんの最近のツイート。

@sunnysunnynismo TS さん

その電子書籍についてのツイートでは

以前我々Twitter上の原発作業員を取り上げてくれたEXドロイドさんが継続取材をしてくれて電子書籍になりました。私も長時間のインタビューに対応し我々が何を考えているのかをきっちりまとめて貰いました。奇しくも冷温停止宣言前日。我々の3.11以降の生きてきた証を読んで下さい。

冷温停止状態宣言。一つの節目。意義をねじ曲げても宣言する政治。年明けの国民の忘却。国民がこれを節目と認めないなら現場としては。結果として、官邸も統合記者会見も何もかも我々の現場サイドを置き去りにしていった。もうどうにもならんわ。めんどいんでこれで冷温停止でいいんじゃないですか?



現場ならではの視点があって、よく目からうろことなるツイートも多い。


小沢さんも異議を呈している

小沢氏「冷温停止、本当に大丈夫なのか」
(読売新聞2011年12月16日23時01分) 
 民主党の小沢一郎元代表は16日、都内の日本料理店で自らに近い衆院議員らと懇談した。
 出席者によると、元代表は、野田首相が東京電力福島第一原子力発電所事故の収束を表明したことについて「冷温停止というが、本当に大丈夫なのか。安全が担保されたわけではないだろう」と疑問視した。
 また、首相の政権運営について「野田君は(2012年度)予算や(関連)法案が通るまで持つのかな」と語り、「来年は大変な年になる。選挙があるかもしれない。今のままではみんな討ち死にだ」と衆院解散・総選挙に追い込まれるとの見方を示した。


時事通信が世論調査をしている。

■内閣支持32%に続落=不支持は上昇、42%-時事世論調査(時事通信2011/12/16-15:06
≪政党支持率は、自民党が前月比0.3ポイント増の13.1%、民主党が同2.5ポイント減の10.1%で、前月より差が拡大した。次期衆院選の比例代表投票先も、自民党(25.3%)が民主党(17.1%)を上回った。≫

 

ひとつの目安でしかないが、これだけ民主党が批判にさらされながらも、他の政党もそれほど伸びてない、やはり既成政党に対しる信頼の失墜、無党派層増加という、政治不信が増えている、ということだろう。

来週は、小沢・橋下会談でどういう報道をされるか注視しておきたい。



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コメント

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腹のくくれないやつらに福一の収集などありえない!

野田のブーヤンにしろ、
官僚にしろ、東電にしろ、
腹のくくれないやつらに
福一の収集などありえない。

腹がくくれなければ、
思い切ったことができない。

腹がくくれなければ、
責任のがれで、だれも
決断できやしない。

そんな上層部を見ていて、
実際に現場で働くものは、
どのような感情を抱くのだろうか。

誰も責任をとろうとしない、
無責任状態で、
ことが運ぶわけがないし、
ただ無駄に作業員を被爆させるだけ。

小沢さんが前から言っているように、
「東電ではなく、政府の責任で
どんなことをしても、原発事故を終結させる。

そうしないと、日本の将来はありえない。

そのためには、
人も金もつびこむ」
と、、、。

ここまで明確にはっきり主張している
政治家がどこにいるだろうか。

もう小沢しかいない!!