日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




田代政弘検事による「虚偽記載」と前田恒彦元検事の「暴露」で小沢裁判に新展開!

Category: 小沢一郎   Tags: 小沢一郎    小沢裁判  
昨日と本日で、小沢裁判において重要な証言が出てきた。

石川知裕議員に対して、再聴取した元東京地検特捜部所属の田代政弘検事が、石川氏が述べていない内容を捜査報告書に記載していたことががわかった。

石川氏がICレコーダーで録音していたため、その時の調書が実際と違うことが書かれていたことが証明できた。

これが本当の〝虚偽記載〟といえる。

検察の見立てに合わない事件を決定づける重要な証拠が出てきたとしてもボツにして、改ざんしてまでも無理矢理、自分たちの見立てに合わせてきた、ということが検察の常套手段だったことがよくわかる。

また本日は、FD改ざんの前田元検事が証人として出廷していて、早速、ジャーナリストの江川紹子氏がツイートしている。

@amneris84 Shoko Egawa 前田元検事、検察の捜査の問題点を暴露。検察側にマイナスのことは証拠化せずにメモとしていた。多くの建設業者を調べているが、裏金は否認なのでメモが膨大だったと。こうしたメモや弁護人からのクレームが検察審査会に送られない、と。それを見ていれば結論は変わっていたかもと≫



読売が珍しく一面トップで下記の記事を載せているというから驚きだ。

元特捜検事が虚偽の捜査報告書…小沢氏側が指摘
(読売新聞2011年12月15日22時22分)

それにに比べ、朝日新聞、東京新聞は消極的だったようだ。

その辺を江川紹子氏が次のようにツイートしていた。

amneris84 Shoko Egawa
おや、今朝の読売新聞が、昨日の小沢公判の一番の面白い部分を一面トップで報道。その価値判断が正しいのみならず、過去の報道の大きさに見合うフェアな報道と思う。

検察官の虚偽の捜査報告書の問題を二社面扱いで済ませた朝日新聞と東京新聞のニュースセンスを疑うにゃ~。この両紙にとっては、検察問題っちゅうのは、もう終わったことなんですかにゃ

今日の日刊スポーツに昨日の小沢公判傍聴記載ってるから見てにゃ~。≫




読売はどうしたんだろう。何か裏があるような気がしてしょうがないが・・・。


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テレ朝の報じ方が最悪だった。

「脅しはなかった」と適正な捜査を強調 小沢裁判
(テレ朝ニュース 2011/12/15 17:39) 
小沢一郎被告の元秘書を取り調べた検事は、「脅しはなかった」と適正な捜査を強調しました。
この裁判では、元秘書の石川知裕議員がうその記載について小沢被告に報告したとする供述調書が信用できるかが争点となっています。15日の裁判には、石川議員の取り調べを担当した検事が証人として出廷しました。検事は、石川議員が小沢被告との共謀を認め、「『先生の了解を得ないでできるわけがない』と言っていました」などと証言しました。また、取り調べの状況について「脅しはまったくなかった。石川さんの承諾する範囲で調書にしました」と述べ、捜査が適正だったことを強調しました。



一番重要である「検事調書への虚偽記載」を一切報じないという、呆れるほどの〝荒業〟をいとも簡単にやってのけていて、しかも小沢氏側にマイナスとなることをばかりを強調して報じている。

これだけでも、いかに朝日が普段から捏造し、自分たちの主張、ストーリーに沿った報道のしかたをしているのか、よくわかった。

関連記事

陸山会事件公判:供述しない内容記載…石川議員の担当検事
毎日新聞 2011年12月16日 1時16分)http://bit.ly/uHo7hw

捜査報告書、実際にはないやりとりを記載 陸山会事件公判
(日経新聞2011/12/15 22:53) http://s.nikkei.com/tfSfwR


中國新聞は、やはりブレてない。

事実と異なる書類作成 石川議員再聴取で検事認める
(中國新聞2011/12/15 http://bit.ly/t2uOBz

小沢氏逆転?石川議員捜査報告書に“ウソ”
(日刊スポーツ2011年12月16日8時30分)http://bit.ly/rPa21K



■15日の裁判での江川紹子氏の連続ツイート

amneris84 Shoko Egawa
今日の証人は石川議員を調べた田代検事。午前中の主尋問で、指定弁護士は起訴後任意取り調べの隠し録音の一部を流したり、取り調べメモをプロジェクターに大写しにしたり。傍聴席にも分かりやすいこういう尋問の工夫は、検察官とは違うな。
12月15日

主尋問終了後、河津弁護士が主任弁護人に耳打ち。弘中弁護士が立ち上がり「今の証言は取り調べの経緯という限度で聞くべきであって、石川氏がああ言ったこう言ったという伝聞供述を使うことはないように」と釘を刺していた 。指定弁護士側も同意。緻密な理論派の河津弁護士らしい

田代検事の尋問終了。喜多村弁護士の鮮やかな反対尋問はまるで法廷ドラマを見ているようだったにゃ~

喜多村弁護士は、昨年5月17日の取り調べで、石川議員が言ってもいないことを、田代検事は捜査報告書の中で石川氏の発言として書いていたことを指摘。さらに、捜査報告書が検察審査会で石川調書の任意性や信用性があると判断する根拠にされたとも指摘した。喜多村弁護士の追及で捜査の問題が露わに


へ~、みなさんのツイ見ててびっくり。テレビではまるで法廷ドラマのような面白い尋問のことは報道してにゃいのか~。出がらしばっか報じててもしょもないのににゃ~

では、喜田村弁護士が捜査報告書のことで田代検事を追及した場面などのやりとりをこれから連続ツイします

1)喜田村弁護士による田代検事尋問。「昨年5月17日の石川議員取り調べの後に作成した同日付の捜査報告書について。喜「あなたから『国会議員として選挙民を裏切ることになるのか』と説得され、小沢氏への報告・了承を供述した、という石川氏の言葉が記載されている。

2)本当に石川氏はそう供述したんですか」 田「現在はそういうやりとりはなかったと認識している」 喜「あなたから、『事実なら署名拒否する理由はないでしょ』と言われて調書に署名した、と報告書ではなっている」 田「このやりとりはなかったと思う」

3)喜「捜査報告書に実際とは異なる状況を報告したのか」 田「取り調べを一言一句記録しているわけではないので、思い出し思い出し報告書を作成した。記憶が混同した」  喜「いつ報告書作ったのか」 田「数日間かけて」 喜「虚偽の報告書をあえて作ったのでは?」 田「そうではありません」

4)石川氏はこの取り調べの際、勾留中の供述調書とは異なる主張をした。しかし田代検事は、供述を変更すると小沢氏にとって不利益になると、石川氏に告げて供述変更に応じず、従前通りの供述とする調書を作成。報告書でも、石川氏の供述は従前通りと報告している。

5)喜「何のための報告書か」 田「調べが終わった後、木村主任検事に作るよう求められた」 喜「主任検事の求めで作った捜査報告書なのに、記憶が混同してしまった」 田「はい」  喜「本当にそんなことあるんですか?!たったの数日間で、5/17のことと何ヶ月も前のことが混同したと?!」

6)田「事実です」 喜「この報告書が検察審査会に提出される可能性は?」 田「あると思う」 喜田村弁護士、2回目の議決書を読み上げ。保釈後の〈再捜査〉において小沢氏に不利な供述をした理由を<合理的に説明し再捜査前の供述を維持していることなどから、石川の供述には信用性が認められる>

7)と書かれていた。その記載を読むと、検察審査会が、田代検事の「記憶混同」報告書に影響されて、小沢氏の関与を認めた石川供述に信用性ありと判断し、強制起訴としたのではないか、という喜田村弁護士の問題提起だった。

8)隠し録音によれば、5/17の取り調べで、田代検事は水谷マネーについて「検察が勝手に言っているだけで、そんなのは水掛け論になるから、相手にしなくていい。証拠ないんだから、別に」と発言。その点について、次のように弁明した。 「証拠はある。後で反訳書を見て、言い過ぎたなと思った」

9)「この日は、石川さんに水谷のことをこれ以上聞いても進展がなく、時間の無駄と思っていた。なのに石川さんが水谷のことばかりほじくるので、やめさせようと思って、つい言ってしまった」 喜田村弁護士は「だったら、今日はその話は必要ないと言えばいいでしょ」とさらり。(了)




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今日の裁判で、現時点までの産経新聞の裁判傍聴記録を見ると、下記の点が気になった部分である。

証拠改竄の前田元検事が初出廷

「その際、○○キャップからは『この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負けだ。恥ずかしい話だが、東京には割り屋がいない。だから大阪に頼ることになった』といわれた」

 証人「私の印象では、大久保さんは小沢さんに心酔していました。握りこぶしで親指を上げる『サムアップ』のしぐさで、『親分』という言い方をしていました。小沢さんの過去の実績、『日米何とか交渉で、机を叩いて相手を一喝した』とか、縷々(るる)と話したり。あんた見たんですか、という感じでしたが」

 「それから菅(直人前首相)批判がすごかったですね。とんでもないやつだ、と、延々と。相当な(小沢被告の)シンパだな、と思いました」]

(フロッピーディスクのデータを書き換えについて)

証人「話すと5、6時間かかりますが、端的に言うと、検察の体面を保つことと、自身の保身のためです」

「厚生労働省の事件では、大阪高検検事長が積極的で、単独犯ではあり得ないという雰囲気があった。一方で、本件では(ゼネコンからの)裏献金で小沢先生を立件しようと積極的なのは、東京地検特捜部特捜部長や○○主任検事(法廷では実名)など一部で、現場は厭戦(えんせん)ムードでした。東京高検検事長も立件に消極的と聞いていましたし、厚労省の事件とは比較になりませんでした」

「大久保さんを取り調べましたが、『とても無理ですよね』と感じました。小沢先生を土曜日に取り調べて、当時の特捜部長だった佐久間(達哉)さんらが東京拘置所に陣中見舞いに来ました。そのとき、私と○○検事(法廷では実名)、△△検事(同)が向かい合って座っていました。佐久間さんは『雰囲気を教えてくれ』ということを言われました」

「(前田元検事の上司だった)大阪地検の特捜部長であれば、怒鳴られて言えないけど、佐久間さんはそんなことはなかった。『大久保はどう?』と聞かれたので、『頑張ってみますけど難しいです』と暗に立件は無理と伝えました。他の検事も同じようなことを言っていたと思います。一部積極的な人もいたが、小沢先生まで行くことはないと思いました」

「最初に、○○主任検事が小沢先生を割れませんでした。主任が負けて帰ってきたのに、そんな主任のもとで頑張ろうとは思いませんでした」

指定弁護士「東京地検の見立てがまずいと思ったのは、企業献金の筋の見立てが大きいですか」

 証人「そうですね。もっと小沢先生周辺や奥様の資金周りを調べるべきだと思いましたが、それができていなかった。4億円が企業からの献金と『妄想』する人もいたが、正直ついて行けなかったですし、ついて行きませんでいた」

 「個人的には、自由党が解党になったときの政党助成金がたまっているのでは、と考えました。これも妄想ですけど、(捜査が)変な方向に行っているなと思いました」



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■16日の裁判傍聴における再び江川紹子氏の連続ツイート

amneris84 Shoko Egawa
逮捕されて以降、これまでは法廷に黒のジャージなど 地味な格好で出てきた前田元検事。今日は明るい青のジャージ上下に、オレンジ色フリースで登場。もう絶好調で喋りまくり、検察の捜査の見立ても大久保元秘書のことも斬りまくり。俺だけが正しいってゆう勢い。

前田元検事、当時の佐久間東京地検特捜部長が、4億円の原資はすべて建設会社からの裏献金という見立てをしていたことを「夢物語」「妄想」とバッサリ。積極的だったのは佐久間部長、木村主任、それに最高検の大鶴検事くらいで、現場はすっかり厭戦ムードだったと証言した。

前田「主任の木村検事が小沢さんの調べやったにもかかわらず、割れなかった。否認で返しちゃった。『な~んだ、主任も割れてないじゃん』というので、現場の志気は下がった」「主任が負けて帰ってきた。そんな主任の下で頑張ろうという気になれない。東拘(で取り調べている検事)はそんな雰囲気」

前田元検事は一方で、大久保元秘書の証言についても「でたらめ」「すり替え」「下手くそな弁解」などけちょんけちょん。小沢氏についても「変な弁解、へたくそな弁解してる」と。

前田元検事、自身の大久保元秘書の取り調べについては、細かいエピソードを沢山盛り込みつつ、万全の調べだったことを強調。「初日に半割れの状態で、次の日には割れた。『弁護士に相談したい』と言うので『どうぞ』と。次の日に『弁護士と相談しました。調書作って下さい』。そういう流れですから」と

午後も続く前田独演会。「私が裁判長なら、小沢さんは無罪です」。FD偽造発覚後、上司のみしじで作成した嘘の筋書きの上申書が話題になり、弁護人が示そうとするも指定弁護士が前田の人格配慮して反対、裁判長も示さず尋問するよう指示するのに対し、「示した方がいいと思いますよ」と。法廷内爆笑

前田元検事、検察の捜査の問題点を暴露。検察側にマイナスのことは証拠化せずにメモとしていた。多くの建設業者を調べているが、裏金は否認なのでメモが膨大だったと。こうしたメモや弁護人からのクレームが検察審査会に送られない、と。それを見ていれば結論は変わっていたかもと

前田元検事「今も検察、特捜部を愛している。愛しているからこそ、証拠の全面開示と参考人も含めた可視化をやるべきと思う」と提言

前田元検事は最後までハイテンションでご機嫌。もしかして仮釈放でも決まった?

前田元検事は応援で呼ばれ、東京地検に行った時、木村主任検事から、「この件は特捜部と小沢との全面戦争だ。小沢を挙げられなかったら、特捜部の負けだ。恥ずかしい話だが、東京には割り屋がいない。大阪の割り屋に頼ることになった」と言われた、と証言。




関連記事

前田元検事「小沢との全面戦争と聞いた」
(日刊スポーツ2011年12月16日12時41) http://bit.ly/tJFB7N

東京地検特捜部の捜査について、前田元検事は、

「事件の見立てが違うと思っていた」「主任検事は『この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負けだ』と語っていた」
「陸山会事件の捜査は問題があった。検察に有利不利を問わず話そうと思った」

と言ってはいるが、もっと検察批判が出てもおかしくないように思われた。

昨日の検事調書「虚偽記載」問題で、早速、普段、小沢さんに批判的な産経グループのZAKZAKが茶化した記事を書いている。

“剛腕”小沢氏にビッグなXマスプレゼント!検察失態でアゲアゲ?

この中で、テレビタレントと化した元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が次のように言っている。

≪「裁判官が、検事証言の全体像をどのように判断したかが重要だ。事実と異なる報告書を『でっち上げ』と見るのか、『双方の認識の違い』と見るのか…。小沢氏が有罪か無罪かを分けるポイントは、元秘書3人が有罪となった全体の状況証拠と、小沢氏の関与を認めた石川議員の供述調書。裁判官が今回、報告書をでっち上げと見た場合、石川氏の調書の信用性も損なわれる。小沢氏が無罪となる可能性も出てくる」≫



と言われても、裁判所には得意技の「推認」や「推察」など、何でもありで想像力が豊かなようだから、とにかく判決が出るまでは安心はできない。

ただ、この検事と元検事二人の証言が、ある程度メディアに出て、それこそ潮目が変わったことは間違いない。

安心できないと言えば、本日、野田総理が「冷温停止」を発表した。

捏造、誤魔化し、隠蔽、改ざん・・・と「電力・原子力」の世界も「検察・裁判所」と相似形で酷似している。
上杉隆氏が言っている、霞ヶ関や記者クラブなどの総称「パワーエリート」には、検事や裁判官なども、勿論含まれるだろう。

このパワーエリートたちに共通しているのが、国家のためというよりも組織のため、ひいては自分のための「自己保存本能」があまりにも強いということだ。

官僚天国ニッポンは、頑丈な岩盤の上に建ち、国民には見えない雁字搦めの利権の巣窟となって、震災や原発事故という国家的な危機的状況でも、揺らぐこと無く磐石で、益々その力を発揮しているようだ。

今回の「冷温停止状態」発表でも、この裁判のスピンと見て間違いない。

この「官報複合体」、「パワーエリート」に立ち向かうには、国家を崩壊させて一から国造りをするくらいの思いと、理論的に支える理念と、国民が惹き寄せられるビジョンが必要である。



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Comments

虚偽記載ではない検察の偽証罪と誣告罪
刑訴法上はこうなる。

石川被告の虚偽記載はあったとしても軽微な「反則」にすぎず訂正すればなんら問題なく刑訴法上逮捕不相当、裁判不相当であるが、司法公務員検察官の偽証と誣告は憲法上最も重い刑事罰相当の重大刑事犯罪である。特捜は一体だから当時現職ヒラから検事総長まで全員刑事有罪、民事は公務員法に基づき懲戒免職となる。総入れ替えあるのみ。

前田元検事の証拠捏造は過失ではありえない故意または未必の故意による偽証および誣告罪であり、上に同じ。

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