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立花隆の小沢批判文は「下衆の勘繰り」そのもの!

Category: 立花隆   Tags: 立花隆批判  小沢一郎  立花隆  マスゴミお抱え評論家  
立花隆氏の緊急寄稿を読んだ感想は「下衆の勘繰り」である。
文章は理論的思考よりも感情的論理が勝っているようで、「小沢に憎し」が根底に累々と流れているのが感じられた。

やはり立花隆と言えば田中角栄で、文芸春秋に寄稿した「田中角栄研究~その金脈と人脈」が田中退陣のきっかけをを作った(私はそうは思わないが)ことで、いまだによく持ち上げられている。
立花隆自身も常に田中金脈と結びつけて西松事件から始まる小沢バッシングの論理を展開していて、反小沢の理論的支柱として「マスゴミお抱え小沢批判評論家」の地位を、この間、不動のものとした。
マスメディアは頻繁にこのお抱え評論家を使い、自分達の意向に沿った発言をもらってうまく利用してきた。
最近はかつての威光も光を失い、支離滅裂な表現を使ったり、ガセネタを発表してしまって一部裁判で負けたりと、もう余分な口出しをされないほうがよろしいかと、引退勧告を出したいくらいな昨今の状況である。

今回の「緊急寄稿」は、第一回は不起訴発表前の2月2日、第二回と三回は不起訴発表後、それぞれ2月5日と6日となっている。(原文削除のためこちらをお読みください)

以下は立花氏の寄稿文を読んで気になった事を中心に、文章や行間などから立花氏の心理状況・思考回路などを解き明かしてみよう(あくまで素人レベル)とするもので、マスメディアがよくやる「発言の一部」を使って批判するような常套手段と同じ手法なので、あえて全文のエントリーを先にさせていただき、読まれた方のご判断にゆだねたい。

まず「下衆の勘ぐり」と思える部分
「常識的に考えれば、小沢の事務所は、いかなるワンマン企業よりも激しいトップダウンの組織で、秘書らは日常奴隷のごとくとまではいわないが、召使いのごとく仕えている組織なのだから、小沢が何も知らない間に秘書が勝手に何億円もの資金を動かすなどということがあるはずはない。」とまるで見てきたような言い方で断言もしている。

この時点(2/2)で立花氏は、小沢起訴を信じて疑わなかったようだ。
「はっきりいって、小沢はもう終りと見てよいだろう。検察が二度目の事情聴取に踏み切るのは異例のことである。検察が目算なしに有力政治家の事情聴取に踏み切ることもなければ、秘書の逮捕(それも前元あわせ一挙に三人もの)に踏み切ることもない。ましてや二度目の本人事情聴取に踏み切ることはない。」

また不起訴発表後、検察から上がってくる報告に千葉法相が検察に対して言ったことを妄想して
「問題はそのとき千葉法務大臣が何といったかである。「しかるべく」(「検察がやりたいようにやりなさい」)といったかどうかである。そのような決定を下すにあたって、千葉法務大臣が小沢に連絡して、小沢の指示をあおいだりしなかったかどうかである。」
など違う形での指揮権発動をしていた疑いがあると、過去の検事の証言も出して述べているが、妄想力と猜疑心が人一倍強い人のようである。

また別の妄想
「検察側がいずれ法務大臣の指揮を仰がなければならなくなる事態を見こして、民主党政府と正面衝突しなければならないような最終処分方針(「小沢起訴」)は避けたということではないのかということである。」
不起訴に決まると検察審査会という手があると、あくまで「小沢憎し」が先行し検察と同じ立ち位置で、国民を煽ろうとしていることがミエミエである。

今度は検察審査会に最後の望みを託すかのように
「だが今回は、検察審査会の制度が変った効果によって、実は不起訴の決定が引っくり返って、小沢起訴になる可能性も結構あるというのはすでに伝えられている通りである。検察審査会の委員はクジによって十一人が選ばれ、うち八人が起訴相当の決議を二度にわたって行えば、検察がいやでも起訴されることになる(裁判所の指定した弁護士が起訴する)。十一人中八人ということはパーセントに直せば、七三%の賛成があればということで、まだ小沢不起訴後の世論調査があるわけではないが、結構引っくり返ることもありうるラインだと思う。」

お仲間の検察に対しても親切にアドバイス
「その思いこみを捨てて、このようなケースでは、まず事務所の日常の金の動きと日常の小沢と秘書の関係を一般的に立証した上で、あとは間接証拠の積み重ねで、他の可能性(秘書の横領、泥棒など)をひとつひとつつぶしていけば小沢の関与は自然に浮かびあがってくるはずだから、それで充分と発想を転換していけばいいのである。」
「私にいわせれば、もう小沢関与の立証に充分すぎるほど充分な間接証拠の山を検察はすでに持っているはずである。あとはガチガチの自白証拠がないと立証に充分でないという固定観念を捨てて、早く法廷での立証合戦に持ち込むことだ。法廷での勝負に持ち込み、腕ききの立ち会い検事にすでに集めた証拠の数々を存分に使った立証をやらせれば、小沢有罪に持ち込むことは苦もないことだと私は思う。」
「いまの検察首脳にそういう頭の勝負ができる検事がいれば、「ガチガチの自白調書をちゃんと集めて来い」というような腕力勝負を挑まず、とっくに立件に踏み切って法廷勝負にもちこんでいたはずである。そして、すでに法廷で何度も尋問で小沢をキリキリ舞いさせ、誰の目にも小沢の敗北が明きらかになるという名場面を演出できていたはずである。」


言い換えれば、立花氏は冤罪なんて後になって結果として出てくることであって、証拠が無くてもまず起訴して裁判に持ち込むことが大事で、後はなんとかなる、というふうにしか読み取れないし、不起訴になった不満をぶちかましている、としか思えない。

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また週刊朝日の記事に対しては
「ガチガチの自白証拠で二百%固めなければこういうケースは立件できないなどと思うからつい自白を求めて無理な取り調べをすることになる。そして、検察憎しの立場に立つ一部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通う子供を迎えにいけなくしたなど――を許してしまうことになる。」

ここに立花氏の人間性が現れている。女性秘書の人権侵害に対しても「バカバカしい」と一笑に付してしまう冷淡な心を持ち合わせているようだ。

最初に「もう小沢は終わった」と起訴を前提に論陣を張ったが、不起訴となったことに対して
「私は過去二回の記事で「小沢はもう終り」と書いてきたが、不測の事態が起きないかぎり(たとえばフリージャーナリストによるバクロ、検察審査会の起訴決定など)小沢の政治生命安泰、検察の組織安泰という日々がつづくのではないか。」
と言い訳している。

自分の展開した論理が崩れると、それに対してコメントすることなく、何故か同じ名前のジャーナリスト(上杉隆氏)を連想させるバクロに対する怒り(検察と同じ位置で)を感じさせ、自身の見立て・推測が間違っていたことを一言だに省みず、あたかも週刊朝日の「暴走検察キャンペーン」が不起訴になった原因とまで臭わせ、それに対する恨み辛み嫌味が覗え、自身の推測が外れた事を棚上げし、必死になって言い訳に終始している、ということがこの文章から垣間見える。

また凝りもせず捨て台詞を残している
「いまから予言してもよいが、小沢はもう終りなのである。小沢が不起訴で枕を高くして寝られるようになったと思ったら大間違いである。」

最後に一言
「立花隆、あんたがもう終わっているんだよ!」

こうした立花氏は、やはり各界でも批判されているようだ。

≪科学関連の仕事は、一般人に馴染みのない先端科学の研究室を取材し、わかりやすく紹介したと評価されている一方で、その内容に誤りがあるという指摘もあり、2000年以降にはサイエンス分野を中心とした立花批判があった。また、自身が興味を持った事象について徹底的に調べて評論を行うものの、興味を失ったことに対しては我関せずという姿勢でもあり、結局は自己満足でしかないという批判もある。なお、人物の批評が絡むものに関しては感情に流されやすい傾向にあり、中傷めいた記述が目立ったり、あやしげな話を持ち出しては名誉毀損で訴えられ敗訴というケースも多々見られる。ライブドア前社長堀江貴文が、「堀江被告の保釈・幕引きで闇に消えたライブドア事件」(2006年5月10日)の記事で暴力団と関係があるように書かれたとして、立花と「日経BPネット」を運営する日経BP社に5000万円の損害賠償請求訴訟を起こす。2008年10月3日、東京地裁は、「記事の内容は真実と認められない」として、200万円の支払いを命じた。2007年2月21日付の「日経BPネット」に、「政権の命取りになるか 安倍首相の健康問題として、「安倍首相は紙オムツを常用せざるをえない状態」「安倍首相の首のつけ根は妙な老人性のシワでいっぱい」「安倍一族は短命の家系。一族の墓誌を丹念に調べた人の報告によると、40代50代で死んでいる人が沢山」「安倍首相の異常な"老化現象"が、顔面の皮膚にとどまらず、精神面にまでおよんでいるのではないか」などと記述した。ジャーナリストらしからぬ表現を多用したため、ネット上の掲示板では立花を批判する声が多かった。近年、政治関連記事での誤報が多く、雑誌編集部からの批判も少なくない≫
(ウィキペディア)より

●「立花隆」を批判する本
立花隆の無知蒙昧を衝く―遺伝子問題から宇宙論まで
立花隆「嘘八百」の研究 (宝島社文庫)
立花隆先生、かなりヘンですよ―「教養のない東大生」からの挑戦状
立花隆秘書日記
立花隆の正体―“知の巨人”伝説を斬る
文壇アイドル論 (文春文庫)p157~188

●「立花隆」を批判した記事がある雑誌
福田雅章「立花隆の研究」(『宝石』・1998年)
新田均「イデオロギーに陥った立花隆」(『正論』1999年)
斎藤美奈子「彼らの反動 明るい退廃時代の表象アイドル論 立花隆」(『世界』2001年)
立花隆への批判 1 「皆殺しブック・レヴュー」佐藤亜紀・福田和也・松原隆一郎
メディアの中の立花隆 ――「知の巨人」立花隆を考える―― より


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