「維新」も「みんな」も大した修正でもないのに…。やはり政権にすり寄る「メリット」(毒まんじゅう)があるのだろう。官房機密費がばら撒かれたか?!ツイートまとめ

hibi_tantan24

「維新」も「みんな」も大した修正でもないのに…。やはり政権にすり寄る「メリット」があるんだろうなあ。記者や評論家などにバラ撒かれた官房機密費、いわゆる「毒まんじゅう」、政治の中では「ドングリ」?だったか、まあ「ジツダン」が「みんな」なんかには飛んだんじゃないかと邪推してみる…。
11-21 10:39

21日午前9時過ぎ、「山本太郎参院議員宛ての封筒の中に、リード線のようなものが見える」と通報があった。警視庁築地署が調べたところ、封筒には散弾銃の銃弾のようなもの1発と「近日中に射殺します」などと書かれた脅迫文が入っていた。http://t.co/ba2S1rws5o
11-21 18:21

著書も4冊上梓し貴重な文字による覚醒を促してくれていたブログ「独りファシズム」が閉鎖するという。秘密保護法成立が確実となり「自由言論は終焉を迎えた」として「今度皆さんに会えるのはこの国がぶっ潰れた時」だと…また「人間の進歩と退廃は等量であり、歴史は循環に過ぎないのかも」とも…残念
11-21 20:33

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日本外国特派員協会で取り上げられた「官房機密費マスコミ汚染問題」

週刊ポストで追及してきた官房機密費マスコミ汚染問題も第12弾を向かえて、第一部が終了するとのこと。

このポストでの上杉隆氏と編集部による怒りの告発キャンペーンによって、他のメディア関係者、ジャーナリスト、一般のブロガーなどにも追及の波紋が広がり、確実に汚染メディアは追い込まれている。

この問題を知った国民は、もう、記者を見る目、特に政治部記者上がりの政治評論家を見る目は、日増しに厳しくなっていると思う。
「あいつは絶対に貰っている」「あれだけ偏っているのは貰っているに違いない」と、ついつい無意識の中にもそうした色眼鏡で見てしまう。

それを払拭するのはメディア自身の責任であり、自主的な調査や第三者による調査委員会などを立ち上げ、この問題に真摯に取り組む以外に、自分たちに向けられた疑念を取り払うことは出来ないだろう。

今回が追及連載、第一部の最終回ということで、週刊ポスト8/20・27猛暑合併特大号から、7月5日に行われたという「日本外国特派員協会」での機密費に対する質問が飛び出した、いわばハプニング的質問に、テレビでおなじみの解説者お歴々がどうのように答えたのか、記録として転載させていただく。

質問をしたのは元ロイター通信記者の徳本栄一郎氏で、受けて立ったのが、朝日新聞の星浩・編集委員、時事通信の田崎史郎・解説委員長、共同通信の西川孝純・論説委員長、読賣テレビの岩田公雄・特別解説委員の4名である。

(以下転載&要約)

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≪質問した元ロイター通信の徳本栄一郎氏は、官房機密費マスコミ汚染問題に関する見解を尋ね、私案として日本新聞協会が第三者を入れた調査委員会を作るアイデアを提案した。この質問に、各氏どうこたえたのか。

時事通信の田崎氏
「1979年に政治部に来て、当時、あるいはそれ以前にも機密費の問題は確かに問題として存在することは聞いていました。でもおそらく、僕の世代以降は、僕自身ありませんし、ないと思うんですね」田崎氏はポストの記事にも言及した。「いま週刊誌等を見てますと、そういう証言が出てきてるのは、40~50年前のことじゃないかと思うんですね。その頃のことを引っ張り出されて、今はこうなんじゃないかって推測されても非常に迷惑だとしか私は申し上げられません」

共同通信の西川氏
「私は受け取っておりませんし、残念ながらというか、私の取材がなかなか深く潜ることができなかったからかもしれませんが、そういうオファーはありませんでした」
「ただし、これは隠す必要はないと思うんですが、ある党の党首と一緒に外国、アメリカへ同行取材した時ですね、飛行機に乗ったら、私が幹事団の幹事、事務局長役だったんですけど、(党首側から)公的なイベントがあって皆さんと食事をする時間がなかなか取れない、だから悪いけどこれで食事してくれないかといってですね、ある程度のお金を渡されまして。これは何ですかと聞いて、受け取るわけにはいきませんと飛行機の中で返した。そういうケースはございますが、それがはたして機密費から出たのか、皆目知る由もないし、尋ねてませんからわかりません」

読賣テレビの岩田氏は、本社が大阪にあり、在京記者会に所属してないから、関係なかったという。

朝日新聞の星氏
「機密費の問題は、制度の問題と個別の事件というか出来事の事件を分けて考えたほうが良いと思いますね」
機密費の使途公開に関する制度見直しを「必要」とした上で、「個別の事件」についてはこう述べた。
「個別の誰がどうしたということについて、これは私の会社というのはそういうことに対して比較的厳格で、もしそういうことがあるとかなりこっぴどいペナルティを受けるものですから、非常に用心深く対応しておりまして、残念ながらといいますか、全く身に覚えもありませんし、おそらく先ほど田崎さんがいわれた、20年、30年前にそういうことが日常的にあったのかもしれませんが、その辺はちょっと聞きかじりや伝聞でお話しするようなことではないと思っております」

まるでお互いをかばい合うように皆、「昔はあったかもしれないが、自分自身はないし、周りにもなかった」というばかり。徳本氏が提案した調査委員会については唯一、西川氏が、「新聞協会ということじゃなく各マスコミできちんと調査して、そんな事実はないと対外的にアピールする必要もある」と発言しただけだった。総じて、現実を直視しない何とも残念な対応に終始したといわざるを得ない。とりわけ残念なのが星氏と田崎氏だ。二人はポストの7月9日号で取材班が行ったアンケートにも答えている。星氏は朝日新聞としての回答で、「弊社の記者が内閣官房機密費を受け取った事実は一切ありません」というのみだった。星氏は確かに「政治とカネ」に厳格であり、私の取材でも彼自身は受け取ってないことは確実だ。ただし、彼個人の正当性と、会社の問題は別である。内部調査もせず、国民の税金を原資とする機密費のマスコミ汚染を「個別の事件」と些末なことのように片付けるのはおかしい。田崎氏にいたっては、ポストのアンケートに「そういう事実は全く知りません」と答えている。今回の受け答えを見る限り、まったく知らないわけがないと思うのだが。
星氏、田崎氏には改めて取材依頼をしたが、応じてもらえなかった。それどころか田崎氏は、「不愉快な問い合わせをしてくる出版社とはお付き合いしかねる」として、小学館からの取材は今後受け付けないと逆ギレする始末・・・・・≫

(以上転載&要約)

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本ブログ7/28エントリー≪官房機密費マスコミ汚染問題「私は決して追及を止めない」by 上杉隆氏≫でも書いたが、ジャーナリストの岩上安身氏は官房機密費マスコミ汚染問題には4つの重大問題があると指摘している。

1.税金が目的外使用されていること

2.世論が歪められてきたこと

3.脱税であり法律に違反していること

4.大マスコミが官邸の情報機関や諜報機関として動いていること。

岩上氏は、この4番目が非常に問題がある、として記者達が夜がけ朝がけで集めてきたオフレコメモが、政治部長や報道部長に渡り、それが官邸に上納されてきた、ということは、官房機密費をもらって大手の新聞記者が官邸の諜報機関と化している。

これに加え、先日、鈴木宗男氏の証言で出てきた沖縄知事選に3億円の機密費が使われたという「官房機密費、選挙汚染問題」を、1番の目的外使用の範囲にはなるが、きっとその選挙においてもマスコミ対策費として機密費から拠出されていること鑑み、5番目の問題として新たに加えておきたいと思う。

時の政権の意向で地方の首長が、国民の税金を原資とする機密費を投入されて当選してきた問題は、民主主義の根幹をも揺るがす重大な問題でもある。

上記の星氏と田崎氏は、普段から全く関係ないことをもムリクリ小沢氏とからめて解説することが多く、徹底した小沢氏批判のその発言から「三宝会」の臭いがプンプンしていると以前から思っていた。

汚染記者本人からは「貰いました」と告白することなどは絶対にないだろう。

ただ、真実を知る人は必ずいるはずだ。

元部下でも先輩でも、また野中氏のように「渡した」でも、今後、義憤でも私憤でもいい、勇気をもって証言する人が出てくることを望んで止まない。

この追及キャンペーンの第一部の締めくくりで上杉氏は次のように書いている。

≪野中氏と記者らのかばい合いからは、官邸と番記者たちで作られる「官報複合体」の強固な癒着関係が浮かび上がってくる。しかし、その関係も、記者クラブ崩壊とともに変わりつつある。仮に私がいなくても、この問題に関する他のジャーナリストたちの追及や世間の関心は止まないだろう。徳本氏のいうように、記者クラブメディア及び日本新聞協会はせめて日本相撲協会程度の第三者委員会を作り、内部調査を行うべきだと、最後に通告しよう。(第一部 完)≫


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久米宏のラジオ番組で官房機密費問題を取り上げる「記者クラブを全部潰せ」

昨日、久米宏のラジオ番組で上杉隆氏がゲストで呼ばれ、官房機密費マスコミ汚染問題を取り上げた。

聞きながらのメモなので、そのままの内容ではないこと、少し補足し解説的なものを入れてあることをお断りしておく。

番組に先立ち告知ツイートしておいた。

≪本日14時からTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」で上杉隆氏がゲスト出演。
官房機密費マスコミ汚染問題が 取り上げられます。ネットで聴けます→ http://radiko.jp/ ≫



久米宏氏
ニュースステーションを18年半やっていていろいろあった
今は総務省が管轄だけど、当時は郵政省だった。

ある時、現役の郵政大臣がボクとメシを食いたいと言ってきて、当然断ろうと思ったんですけど、これを断るとある人物の顔を潰すことになる、というきわめて日本的な理由でお受けすることになった。

日本海という高級日本料理店の個室をとって、ボクと郵政大臣と10人くらいで、昼飯をとることになった。

なんか圧力かけてきたらその日のニュースステーションでバラすつもりだった。

あまりその時の会話は記憶にないが、一つだけ覚えていることは、大臣の地元の飛行場の騒音がうるさい、ということだけだった。
当時わたしは自民党に睨まれていたから、私が騒音だと言いたかったのかと思った。

10人で豪華な昼飯を食べたけど、僕は払ってない。テレ朝も払ってない。たぶん秘書が払ったんだと思うけど、この、官房機密費問題が出てきたときに、あの時、たぶん官房機密費で払ったんではないか
と思った。

官房機密費で昼飯をくった、今考えるとボクは慙愧に耐えない。

現役の郵政大臣がニュースキャスターを誘ったというのは異常だ。お土産はなかった。


上杉隆氏

官房機密費の問題は受け取った人の認識がないことが問題

取材しているともらうことが当たり前になっていて、該当がない、貰ってない人を探すことが難しいくらい。

機密費は、ほとんどの国にあるもので、日本は先進国としては極端に少ないほうだ。

外国で日本人人質事件があったりすると秘密裏に使われるたりと、決して必要ではないものではないことは確かである。

ただこの官房機密費、国民の税金がジャーナリストに流れているということが問題。

外国人でもこの機密費などを受け取る記者もいる。ただ受け取った時点でジャーナリストとしては終わり。
ジャーナリストは、いわば税金の使われ方を監視することが仕事。

政治評論家とか、ジャーナリストが受け取っていると野中さんが暴露した。
20万円の収入を超えたら申告が必要なのに、脱税だったということになる。

官房機密費のリストがあるが、受け取った人間と渡した人間が証言しなければわからない。

例えば、久米宏さんが、あいつにはお金を渡したよとリストに載せたらアウト。意図的に気に入らないやつをリストに載せることもあるかもしれない。
秘書が抜く場合もあったかもしれない。その時、とりあえず誰かの名前を適当に書いたかもしれない。

だから、このリストについては慎重に検証することが必要。

この官房機密費マスコミ汚染問題は、元はといえばTBSで野中広務氏が暴露したことから始まった。

普通なら、ここでマスコミは大きな問題にするはずだが、一切報じていない。

外国だったら大問題になり、各社で独自に調査をして自社で問題はないか検証するだろう。

イタリアだったら捜査対象になる。

日本のマスコミは一歩も動かない。

なぜか?

もらっている人がたくさんいるからだ。

今、力士の野球賭博がニュースの新聞の一面に出ているが、あのお金はそもそも自分の金。

官房機密費は国民の税金であること。どっちが一面になるかはあきらか。

機密費問題はニュースにならない

この問題が野中氏から出たあと写真週刊誌のフラッシュから電話取材に応じた。

この官房機密費について聞かれ、

秘書時代にみたことがあります。
小泉政権以前の問題ですよと、自分も一回渡されそうになって断った。
と応えた。

そしたらある日、母から電話があり「大変なことになっているよ」と。

新聞にフラッシュの広告が出ていて、「三宅、上杉、ハマコウは官房機密費を受け取った」と私までもらっていることになっていた。

本来ならばマスコミ自身が調査チームをつくって内部調査をすることが筋だ。

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相撲協会だって内部調査をした。

もし貰ってなかったのなら、野中さんを訴えるなりすればいいのに、一切無視しつづけている。

久米
テレビで貰っていた評論家などが、偉そうに発言しているのをみていやになっちゃうよ、と野中さんが語っている。

上杉
官房機密費は2週間に一回7000万円ずつ補充する。官房副長官が指示した事務官がする。

週刊ポストに連載を始めてから、配っていたという事務官経験者がら電話があった。
「許しがたい」と。
はじめは私が怒られているのかと思った。
その方は現在引退され、今は田舎にいる人だったが、結局、当時官房機密費を渡した人やタカリにきた記者をやっていた人間が、今は評論家となってテレビに出て、平気な顔で「政治とカネ」を批判しているのをみて許しがたいと言っていた。

小沢一郎の問題を追及している通信社や解説の人が政治家に説明責任があると、自分たちが散々官房機密費にタカリにきておいてとんでもない、と。

ある人は会いに来てくれということで、会いに行った。

自分が渡した当事者やタカリに来た人がテレビで大きな顔をしているのをみて憤慨していた。立派なことを言っている人間が、今まで自分が何をやってきたのか。

その方に官房機密費の引き継ぎノートを見せられた。

「これは本来引き継いだり処分しなければならないものだが、コピーするとかはできないので、机の上にたまたまノートが
あったとして、今から私は散歩に出かけるから、書き写すなりなんなりしてください」と言って家を出て行かれた。

それを書き写し、それを元に取材をしたが、この問題に関しての関係者の圧力がとにかくすごい。

ただじゃおかないぞ、オマエはもうこの世界で生きていけない。一切今後関係しない。

親しい人からは「電車に乗るな、道を歩く時には気をつけろ」「家に帰らないほうがいいぞ」と心配してくれている。

私は取材相手に「説明してください」といっているだけなんですけど。


久米
記者クラブという閉鎖されたものがあるから、こういう問題が出てきている

上杉
いわゆる共犯関係何ですよ。

まともに話す人はいない。怒る、脅す。

システムとして組まれている
マスコミ政治部長あたりが官房長官から、「だれかものわかりのいい記者2人つれてきてよ」と頼まれて連れて行く。食事をして最後にお土産を渡され、そこに白い封筒が入っている。
最初は10万円くらい。それを断ると、先輩の政治部長が「みんなもらってきたんだから気にせず受け取れ」と受け取る。

もしそこで断れば、上司に逆らって、物分かりの悪い記者だとい人事異動になる。だからほとんど受け取らざるを得なくなり、徐々にそれが当たり前になっていく。

そうして共犯関係が出来上がり、どんどん継承されていくことになる。 

久米
テレビ局もそういう体質あったからね

今の内に一つの新聞社が先手をうってバラせばいいのに

上杉
世界の記者は気づいている。記者クラブ問題や官房機密費問題。国民もネットなどで気づいている。
ネットの役割が大きいと思う。非記者クラブメディアの団結があって世の中にばれてしまっている。

そういう中でもマスコミは黙っていられなくなるはずだ。

マスコミ各社は早く内部調査をして、やったことは罪ですから認めて、そういう人はもう使わないと、時代が時代なので若い人に譲って引退をしていただく。

久米
ボクはニュースステーション時代から記者クラブなんかいらないといってきたけど、もう記者クラブは全部潰して、マスコミの政治部長は30歳以下にする。
野中さんも卑怯なんですよ、言うんだったら全て言わないと。
最後に、また秋にきてください。上杉さんが交通事故ってなってたらまずいよね。




これから、汚染マスコミはどんどん追い込まれていき、各社それぞれ、なんらかの対応をせざるを得なくなるだろう。

この問題は日本社会を歪めてきた、また現在も歪め続けている"報道のあり方"の根幹に関わることである。

絶対にこの問題を風化させてはならない。


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官房機密費マスコミ汚染問題「私は決して追及を止めない」by 上杉隆氏

週刊ポストの官房機密費マスコミ汚染問題キャンペーンも総集編になっている

これに対しての私のツイート

≪官房機密費マスコミ汚染問題:上杉隆氏はネタつきたのか、今週の週刊ポストでは総集編になっているのが気になる。だが、最後に上杉氏は「私は決して追及を止めない」と書いているのを見て安心した。日本社会を歪めてきたこの問題を絶対に風化させてはならない。≫

以下タイトルまわりと項目だけ挙げて、後は本ブログにおいても資料も含めたマスコミ汚染の問題をまとめてみることにした。

週刊ポスト8/6号
「怒りの告発キャンペーン 第10弾」

タイトル
≪これが本誌が追及してきた「政治とカネ」の本質だ
官房機密費マスコミ汚染問題 5つの論点
朝日新聞「紙面モニター」欄のまやかし記事を論駁する

リード
≪政治や行政を監視し、チェックするはずの記者たちが、官邸から金品を受け取っていた。その彼らが書く記事は、はたして信じるに値するのだろうか。官房機密費マスコミ汚染問題は、私たちが正しいと信じていたニュースが、はじめから歪められているのではないかという深刻な問題をはらむ。本誌がこれまで追及してきたマスコミ汚染問題の本質を改めて記す。≫

伝染
なぜ記者たちは機密費を受取ってしまうのか
このキーワードは「餌付け」
共犯
新聞・テレビは官邸の走狗ではないか

茶番
新聞・テレビに「政治とカネ」を追及する資格があるか

特異
世界のメディアから見放される危機意識がないのか

談合
なぜ記者クラブはお互いをかばい合うのか

以上項目だけ挙げてみた


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本ブログでも官房機密費問題を数多く取り上げた。(参照:「日々坦々」資料ブログ)

その中でも一番多く読んでいただいたのが、本ブログ5/25エントリー ≪「毒まんじゅう」(官房機密費)を喰らったマスメディア腐敗の実態は、想像を遥かに超えていた。(週刊ポスト)≫
だった。

≪メディアの幹部たちは、野党も含む各現場から上がってきた膨大なメモを、官邸に「上納」するのだ。最近ではメモもデータになっているから、転送も簡単だ。自民党政権時代の官邸関係者が証言する。「官邸は、機密費で各新聞社の幹部からメモを買っていました。新聞社側からのメモを集約するのは、毎日の日課です。カネを支払うペースははっきり決まっていませんが、1ヵ月に1回ぐらいでしょうか。食事をしながら、情報の対価として機密費から100万円程度を渡していました」
・・・これらのメモは官邸にとって与党の各派閥や他党の動向を知る上で格好の材料になる。≫
≪この恐ろしくよくできた仕組みは、誰よりも徹底して情報収集を行った官房長官の名字を冠して「Nシステム」と呼ばれている。ちなみに、かつては「Gシステム」と呼ばれていた≫ということだ。
たぶん、ここでいう「Nシステム」は、野中広務氏(1998年7月~ 1999年10月・小渕内閣時代の官房長官)の「N」で、「Gシステム」は 後藤田正晴氏(1982年11月~1987年11月、第1次中曽根内閣・第3次中曽根内閣の官房長官)と勝手に推測している。この中曽根元総理と言えば、自然に新聞記者時代、大野伴睦の番記者からのし上がり、絶大な影響力をいまだ有しているナベツネが思い浮かぶ。このシステムにナベツネが絡んでいるのかもしれない。

また、記者の立場から、どのようにこのシステムに組み込まれていくかもよくわかった。

≪各記者クラブメディアから総勢10人くらいで、官房長官を囲んで不定期に編集委員懇談会が開かれ、帰りには手土産として銘菓などが手渡され、その中にはお車代として、一人100万円が相場だったということだ。
そんな毒されたマスメディア幹部は、将来有望な若手記者を官房長官に引き合わせ「毒まんじゅう」を共に喰らい、共犯関係が築かれていき、代々引き継がれていくと言うのだ。また、現金を手にした幹部が、その手下に何かに付けその現金を渡し、「毒まんじゅう仲間」が蔓延していく。
社によってはこの悪習に染まらなければ、上司から疎まれて出世できないとまでいわれている、というのだ。≫

悪の連鎖が連綿と受け継がれてきたことがよくわかる。

ジャーナリストの岩上安身氏は官房機密費問題に4つの重大問題があると言っている。

1.税金が目的外使用されていること

2.世論が歪められてきたこと

3.脱税であり法律に違反していること

4.大マスコミが官邸の情報機関や諜報機関として動いていること。
記者達が夜がけ朝がけで集めてきたオフレコメモが、政治部長や報道部長に渡り、それが官邸に上納されてきた、ということは、官房機密費をもらって大手の新聞記者が官邸の諜報機関と化している、ということ。

「この4番目が非常に問題がある」と岩上氏

この問題は、そもそも野中氏が発端になって注目されてきた。その真意は様々に言われているが、だいたい想像はつく。この御仁が正義感からこんなことをいうお方ではないことは、今までの政治姿勢や行状からみても明らかである。
最近、その小さい人間性を思わせるエピソードがあった。

鈴木宗男議員の『ムネオ日記』に、TBSで官房機密費について鈴木氏のインタビューが放映された時のことで、野中氏から鈴木氏に電話あったと次のように記している。

≪帰ってきたら、野中広務先生から留守番電話が入っていた。私がモンゴルに行っていた21日に、TBS(東京放送)の番組で放送された官房機密費に関わる私の発言についてであった。
 早速夕刻、野中先生にお電話をする。野中先生は、私のインタビュー中に野中先生の写真が背後に写されたことについて、「自分が指示している様な印象を持たれた」と、気になされていた。私は映像をまだ観ていないので、確認してみたい。≫(参照

このことだけでもこのお方の人間性が垣間見え、決して正義感ではない意図的にこの官房機密費不正流用を暴露していることがよくわかる。

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この問題の本質を考えた時に、上杉氏が書いているようにマスコミの情報が真実を伝えるのではなく、時の政権や官庁の意向に沿った歪められた情報で信用できないということだ。

司法記者クラブメディアが検察リーク情報をそのまま垂れ流し、検察にいいように使われている実体と同じ構図で、これが全官庁、全国の自治体、特に警察・司法で顕著に現れている。

こうした「官報複合体」からでてくる情報操作は、国民の知る権利を阻害し、世論を歪め、国民に知られるとマズイものには蓋をして、取材相手の都合のいい情報ばかりを流してきた。

日本のマスメディアは、いわば完全に国民の敵に成り下がっている。

そうした実体を調査することもなく、無視しつづけるマスメディアには鉄槌を浴びせなければならない。

新聞などは購読を止めるべきで、テレビの偏向番組のスポンサーには抗議をすべきだ。

お上のやることに口を出さない国民性では、日本はいつまでたってもよくならない。

この官房機密費マスコミ汚染問題は、日本の社会を歪めてきた悪の象徴とも言える巨悪である。

上杉氏が問題提起してきたこの問題に賛同し、各メディアで取り上げられ、勇気ある著名人達も現れてきた。

官房機密費問題追及に、既存メディア側からも心ある「援軍」が続出! (参照

これを読んで私もツイート
≪官房機密費問題で広がるマスコミ包囲網ができつつある:岩上安身氏、宮崎哲弥氏。小西克哉氏、江川紹子氏、水道橋博士、室井佑月氏、吉田照美氏、久米宏氏、松原耕二(DIAMOMD online:週刊・上杉隆) ≫

この問題はメディア自らでは決して正面から取り上げないだろう。

我々、問題意識をもった国民が、声を上げ続けることが何よりも重要である。

本ブログでも上杉氏同様、決して追及を止めることはない。


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官房機密費問題から見える政・官・財・報の癒着とその4者と闘い続ける小沢一郎

TBSニュース23クロスで鈴木宗男氏が官房機密費に関して証言をしている。(参照)

小渕内閣で当時、官房副長官だった鈴木宗男氏が官房長官の野中氏に仕え、間近に見てきたであろう、官房機密費の受け渡しで次のように語っている。

≪「歴代総理経験者で健在な方。私が聞いているのは夏1000万円、冬1000万円と。(Q.名目は?)名目はないと思う、官房機密費ですから。慣例として引き継ぎだったと思いますね≫

歴代総理はといえば、橋本元首相、宮澤元首相、竹下元首相、中曽根元首相の4人ということだ。年2000万円の機密費が配られていた。

また、さらに驚くことは、98年に行われた沖縄県知事選挙で、保守系の稲嶺候補の陣営に、機密費から3億円が渡されたと証言したこと。この選挙では、結局、自民党が推す、稲嶺氏が革新系の現職・大田昌秀知事を破って当選した、ということだ。

官房機密費は、その使い道はあくまでも国益にかなうものでなければならないはずで、いくらなんでも自由ではないはずだ。ただ、領収書もいらない、検閲もないとなれば、年14億6000万円は時の政権の思うように何にでも使われてきたのが実情だろう。

政権が変わり、この部分も変わるかと思いきや、なんら明らかにせず、結局何に使ったのかも不明である。
あくまでも機密費本来の使われ方をするのならば、公表なども必要はないだろうし、こうした予算というのも国益を守るとい観点から必要な経費であることは否定はしない。

鳩山前首相は官房機密費については、その使途を後ほど公表するしくみをつくるとしていた。鳩山首相「官房機密費、一定期間後すべて公開」(参照

今の仙谷さんはだいじょうぶか?この人なら、様々な使い方をしているのではないだろうか?

野中前官房長官の暴露によって、この官房機密費が一躍注目されることになったが、それを報じた同じTBSが今回また、鈴木宗男氏インタビューを流したのには、何か思惑や理由があるのだろうか?

今、官房機密費によるマスコミ汚染問題もあるが、この問題についてもTBSとして独自調査をしてもらいたいものだが、大メディアがこぞって無視を決め込んでいる中、リッパというべきかもしれない。
また本日7/22日もインタビューを放映するとのこと。

また、昨日ツイッターに紹介されていたのだが、週刊大阪日日新聞という地方紙?(22万部)で、元大新聞の政治部記者が実名で、官房機密費マスコミ汚染問題を告白している、ということで早速、読んでみた。
週刊大阪日日新聞 2010/7/17)

≪元大手紙政治部キャップの霞泰介氏へのインタビューを通じ、官房機密費による政治家とマスコミ(政治部記者)の癒着の実像が次第に浮かび上がってきた。こうした「なれ合い体質」から、報道の真相をねじ曲げ、世論形成を図った事実もあったのだろうか? いよいよ核心に迫りたい。≫

ということだ。

このインタビューの中で、やっぱりということと、よく元政治部記者が言ったという、思わず唸ってしまうものがあった。

まず「三宝会」についてである。

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≪大手マスコミによる小沢批判が始まったのは平成9年、竹下派直系の情報機関「三宝会」が設立してからだと指摘する声があるが本当か?≫

との問いに、

・確かに三宝会には経世会(竹下派)を担当していた政治部記者が多数参加していたこと。
仲間の記者から小沢氏の動向に関する情報を集め、竹下派の幹部に流すのは日常茶飯事のことであり、大手マスコミによる小沢批判報道の口火を切った一面があったこと。

また、≪小沢氏を恐れたのは、細川連立政権を仕掛けたように、小沢氏の持つ豪腕といえる政治力。その背景にある資金力も無視できない。そうなると、反小沢の情報の中心は、どうしても政治とカネをめぐるスキャンダルとなり、それは今も続いている。≫

これが今も続いている、というところがポイントである。

野中氏が今回暴露したのも、意図することがあったことは以前より本ブログでも書いているが、ある情報では検察批判を繰り返して、小沢擁護の結果的形になっていた週刊朝日と、完全に小沢擁護の日刊ゲンダイを狙ったものというものもある。

野中氏はなぜ、暴露したのか?の問いに次のように答えている。

≪すでに政界を引退したが、民主政権後の小沢氏は、野中氏がトップを務める土地改良事業団体連合会の予算削減や、自民党から出馬予定の参院選候補を辞退に追い込むなど徹底的に弱体化を図ってきた。当然、面白いわけがない。
 民主政権になって、官房機密費の扱いが話題になり、政権獲得前の「原則・公開」から後退していることを見て取った野中氏は、あえて過去の事例を暴露することで国民の目を引きつけ、民主党へのけん制を狙ったと考えられる。≫

確かにこの恨みは計り知れず、野中氏はどんな手を使ってでも、たとえ刺し違えたとしても、今後も小沢氏をターゲットにしてくることは、この人の今までの行状から推測すれば間違いない。

また、この記事の中で注目したいのは次の質問をされた答えの中にある。

質問:過去、マスコミが機密費のばらまきを背景に、政治家に都合の良い報道をして、世論誘導を図ったことはあるか?

回答:≪論の動向で政治が大きく動くような場合、過去でいえば、日米安保条約改定問題や、消費税の導入問題が起きた際、政権与党に都合の良い論調を作り出すよう働き掛けがあった。
例えば、中曽根内閣で当初は「売上税」の名前で「一般消費税」を導入しようとした際、中小の商店をはじめ、経済界の猛反対に遭った。このとき、導入反対の論陣の急先鋒(せんぽう)だった在京大手紙は、ある時期から、突然、賛成に回っている。
 背景には、実力者である大幹部に陰に陽に政権与党側からの働き掛けがあったからだ。方針転換の見返りとして、民間や公共の広告量を大幅に増やすなど、官房機密費を使った便宜供与の形跡があった。≫

どうも気になるのが赤字の部分だ。

(方針転換の見返りとして、民間や公共の広告量を大幅に増やす)

これで思い出したのが、田原総一郎氏による東京新聞論説委員の長谷川幸洋氏へのインタビューで出てきたことである。

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「民主党政権は国民をなめていた」 田原総一朗のニッポン大改革 (現代ビジネス 2010年07月20日)  
というタイトルのもので、この中で、菅さんが打ち出した消費税についてマスコミがどこも賛成だったことについて次のようなくだりがある。

≪長谷川 うーん、マスコミに煽られたというか、財務省がそこは周到なんですけども、こういうことを総理に吹き込む前に、外堀をしっかり埋めていくんですよね。

田原 外堀って、マスコミですか?

長谷川 マスコミの前に、一番最初は経団連だと思います。

田原 あ、経団連?

長谷川 経団連、経済界ですね。

 で、マスコミはつまり財務省に取材し、次に経済界を取材していくわけだから、マスコミの取材先をまず潰していくわけですよ。経団連に聞けば賛成、と。だから選挙の直後に米倉(弘昌経団連)会長の発言を聞いていても、「消費税引き上げを言ったことが敗因ではないと思います」と言ってましたね。

田原 なんか、鳩山、小沢政権がまずかったからってなこと言ってましたね。

長谷川 あれも僕は財務省が振りつけてると思いますね。

田原 ああいう言い方も?

長谷川 ああいう言い方も含めて。

田原 米倉さんは、言われたとおりですか。

長谷川 言われたとおり、言ったんじゃないかなと。

田原 そういえば、あのコメントは違和感がありました。

長谷川 ええ、僕もすごく違和感ありました。

田原 だって、どう見たってね、鳩山、小沢さんは辞めたんですからね。一時は、菅さんになって、支持率どーんと上がったんですから。

長谷川 僕、あれ見た瞬間に米倉さんが自分の頭で考えておっしゃったとは思えなかったですね。

田原 そんな人が経団連会長になって大丈夫なんですか?

長谷川 というか、そういうふうに、はじめから経団連事務局と財務省主計局は完全に握り合ってますから。経団連事務局が出してくる消費税や税制のいろんなペーパーがありますけども、財務省主計局が作ったペーパーそのままってこと、よくあります。

田原 おんなじですか?

長谷川 書式を見ればすぐわかるんですよ。

田原 書式から。

長谷川 ファイルで。僕も経団連のペーパー読んだことありますけども、これ主計局のファイルをつぎはぎしてるなって、一目でわかります。 ≫

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まず官と財がタッグを組み、その財の影響下で報を説得する、そして政に攻め込むという官の図式。

これが政を中心としてみる時には、官房機密費により報と官を攻め、財と結託する

また報については、官とも政とも財とも結託していて、一番弱いのは財に対して広告の関係がある。

だから政<報<財<官という力関係となり、本来は官の上には「<政」とならなければいけないが、官僚が国会の権力を握っているのが現状である。

財と官との結託は目には見えないものの長谷川氏は特に財務省と握りあっているということで、自民党政権時から癒着し続けてきたわけだから、切っても切れない中になっているのだろう。

小沢さんが第二経団連をつくるという構想をもっていた。こうした現経団連の体質を見抜いていたのだろう。

こうしてみると、小沢さんは全ての癒着を打破し、まともな社会をつくろうと既存の権力を全て敵に回していたことになる。

この政・官・財・報の結託は、三宝会に象徴されるように、この癒着構造を切り崩せるには小沢さんしかいないだろうし、敵もそこのろころを一番よくわかっていて、最重要ターゲットとして、総理になる直前ギリギリのところで阻止したのだろう。

今いろいろなブログなどで、この4者のほかの「米(アメリカ)」というものの巨大な力が、鳩山退陣や菅政権の背後にあると言っている。

これについては、後ほど書きたいと思っている。

こうして、全てを敵にまわして小沢さんがほとんど一人で闘っているといっても過言ではない。

こうした既存の「政・官・財・報・米」の力は確かに強大で、とても太刀打ちは不可能だと思ってしまいがちである。

だが、これを破り、この5者の癒着構造を断ち切っていく以外に、新しい日本や社会を作っていくこともできない。

官房機密費のマスコミ汚染問題でも、徐々にメディアが取り上げ、元記者などの告白がされてはいるが、マスメディアはダンマリを決め込んでいる。

これには訴え続けていくしかないし、多くの人の耳や目に届けていかなければならないだろう。
まずこの5者連合の外堀を埋め、癒着を断ち切るためにも、より多くの人の目で監視し、耳で情報収集し、口で拡散するよう一人ひとりで行動に移していくしかない。

たとえ微力であっても、孤軍奮闘する小沢一郎を少しでも支えることができるのではないだろうか。


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昼休みに大使館の応接室で花札賭博、外務審議官の丹波實氏を通じて官房機密費100万受け取った、と佐藤優氏が告白!

日本列島、梅雨が明け一挙に猛暑。

ひとたび政治に目を転ずれば、いつまでも雲に閉ざされ、ジメジメ、グジャグジャの暗雲たる状況である。

炎天下の街を近所の書店まで歩いたら、もう汗ダクダクで頭がクラクラ、ようやくたどり着いた本屋さんはまさにオアシスだった。

目的は、新潮45を立ち読みすること。

この雑誌は、文藝春秋と並び『小沢一郎批判メディアの急先鋒』で、タイトルだけみても読む前から論点が想像できる過激なものが多かったし、一冊まるごと小沢批判の別冊も出している。

こんな雑誌などは読む気ににもならないのは今でも変わらないのだが、どうしても読みたい記事が最新号にあったので、しょうがなく立ち読みしようと思ったのだった。

その記事のタイトルが≪「池田大作は金日正」と嘯(うそぶ)いた外務官僚が国連大使に大抜擢された理由≫である。

s-P1010903.jpg(新潮45・8月号)

佐藤優氏の連載≪外務省に告ぐ≫の特別編で、記事の意図するところは、編集のそれに沿っているかどうかはわからない。また佐藤氏本人の意図も推察する範囲でしかわかりえない。

立ち読みで全て読了しての感想は、佐藤優氏や編集部の意図するところは無視しても、記事の中にある佐藤氏の告白内容は、外務省をはじめとする官僚と政治の癒着構造が見え隠れし、元官僚の実体験の暴露という、驚愕的なものであり、今後大きな問題になる可能性をはらんでいると感じ、最後まで悩んだが、今まで2回ほど買ったことがある『新潮45』を買うはめになってしまった。(笑)

その驚きの内容とは次の2点である。

①在外の大使公邸で賭博が公然と行われていたこと。

②外交機密費があるにもかかわらず、外務省官僚や外交官が官房機密費を政治家からもらっていたこと。

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①については、大使公邸で、日常的に麻雀、ポーカー、ルーレット、花札などの賭博が行われている、として佐藤優氏自身もやっていたと告白している。

≪・・・一試合で数万円が動くこともある。昼休みに大使館の応接室で花札賭博をしたこともある。大使公邸で、一晩に数十万円が動く賭け麻雀が日常的に行われているので賭博に対する感覚が麻痺していた。特に麻雀隙で有名なのは丹波實氏だった。ソ連時代、モスクワの大使館に公使として勤務していたときの賭け麻雀は有名だった。当時、外務省では普通のサラリーマンが行う麻雀を「社会党レート」と呼んだ。これに対して、一晩で数十万円、時には100万円を超えるカネが動く麻雀を「自民党レート」と呼んだ。丹波氏の麻雀は「自民党レート」で有名だった。・・・
数十万、ときには数百万円負けた経験がある外務官僚はたくさんいる。・・・大使館、総領事館、日本政府代表部に勤務する外務官僚は「在勤手当」という第二給与が支給されるので、そのカネをためることで、博打の負け金の穴埋めをすることができる。「在勤手当」は外交活動を行うための経費だが精算義務がない。それだから堂々と博打の支払いに充てることもできるのだ。もちろん「在勤手当」の原資は日本国民の税金である。大相撲の賭博問題がこれだけ深刻になっているのだから、岡田克也外務大臣におかれては、外務官僚の賭博汚染についても本格的調査をされることをお勧めする。≫

国民の血税により給与が支払われている公僕が、その国民の血税により運営・管理されている公邸で、昼間から花札賭博とは・・・。佐藤氏は国民に対して懺悔が必要であるし、関わったものの実名を公表するとともに、外務省に対しては自身の責任においてとことん追及すべきである。

また②については、官房機密費がマスコミに流れていることを本ブログでも再三取り上げているが、この官房機密費が官僚にも還流している実体を自らの体験をもとに指摘している。

橋本龍太郎政権時に当時首相秘書官で現みんなの党幹事長である、江田憲司氏から官房機密費30万円を渡されたことは、先に告白していたが、この記事の中で、さらに1998年当時外務審議官であった丹波實氏から

≪「橋龍から、君に1本渡してくれということだ。俺には別途1本きている」と言って、白色の封筒を渡された≫

ということだ。その中には新札で100万円が入っていて、当時、国際情報局の分析官だった佐藤氏は、

≪「これでロシアにもっていくお土産やロシア要人に掴ませるカネができてよかった」と喜んだ≫

と書いている。
この全額を仕事のために使ったと佐藤氏は言っているが、官僚やマスコミなどのモラルの低さ、程度がよくわかる。

また、主要国首脳会議など首相に同行して海外に出張する外務官僚には、ランクに応じて「金一封」が配られ、お小遣いになっていた、ということだ。
それはあくまでも収入であって税金を支払う義務があり、確定申告で贈与として届けでなければ、れっきとした脱税だと佐藤氏は指摘している。

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ちょうど一昨日、本ブログで取り上げた中国新大使について、鈴木宗男議員の見立てを次のように紹介している。

≪「外務省は、中国大使ポストを丹羽さんに譲る代わりに、西田を国連大使に昇格させる取引をしたな。これで、外務官僚主導体制が強まるだろう」≫

注目の中国大使人事と同時に国連大使に就任した西田恒夫氏はどのような人物なのか?

この西田氏について、佐藤優氏はこの記事のなかで、次のように評価している。

≪西田氏がロシア課長だった細川政権当時「小沢一郎はアロガント(ゴーマン)だ。コケればいい」≫

と発言したと紹介し、それを小沢氏本人に直線説明し、外務省にもその情報を流したと書いている。

また、西田氏が安部政権当時、北朝鮮ミサイル事件の取り組みが弱いとして外務審議官を事実上更迭されたことに関し、その西田氏本人が週刊現代で首相を批判したとされる記事の中で、もう一つの重要な発言をしている、と紹介している。

公明党・創価学会についてである。

≪「学会の会員数は大きく減っていると聞いている。書籍や雑誌など電車の中吊り広告をかなり出しているのは、その危機感の現れだろう。そもそも池田大作は金正日と一緒だ。北朝鮮のマスゲームも、学会を真似たらしいね。
学会員の名簿を選挙で勝手に利用するのは個人情報保護法に触れる可能性があるのではないかと、民主党が必死になって研究している。公明党は来年の参議院選挙はかなり厳しい戦いになるんじゃないか。統一地方選と同じ年にある参院選では与党が負けるというジンクスは本当だ。衆参同一選という可能性も十分ある」≫(『週刊現代』2006年11月18日号)

またこの中で佐藤氏は、外務省人事課の同僚が「上司に言われ外務省内の創価学会員の名簿を作成したことがある」と自分に打ち明けたと書いている。

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外務省には『大鳳会』という外務省の創価学会員の組織があるというのは有名な話で、外務省内での信者数は400人を超えるとも言われている。
池田大作の世界戦略に一役かっているともいわれ、各国での式典などの手配や情報収集、池田大作の名誉勲章授与などに、この大鳳会のメンバーが活躍しているということも様々に伝えられている。

創価学会は、小さい頃より将来官僚にすべく英才教育をさせていて、現に多くの信者を官僚へと意図的に送り込んでいる。検察、外務、財務が多いといわれているのも、国を司ろうと思ったら、一番権力が集中しているところへ戦略的に送り込むのが早道だと考えているだろうことは容易に想像できる。

参照:≪これでよいのか日本外交 創価学会と外務省との深い仲≫  
ブラジルでの移民100年のイベントに出席された皇太子の写真の横のほうに池田大作ジュニアがいたことは有名で、その式典自体も主催が学会によるものだとも言われている。

≪【サンパウロ6月23日】ブラジルへの日本人移住100周年を慶祝するパラナ州の記念式典が6月22日(現地時間)、同州ローランジャ市の「日本移民センター」に隣接する広場で盛大に開催された。ここでは、ブラジルSGI(創価学会インタナショナル)の青年部約500人が演奏と演技を披露した。式典には、皇太子さま、ジョゼ・アレンカール副大統領、パラナ州のロベルト・ヘキオン州知事、アントニオ・ウエノ元連邦下院議員らと、式典委員会の招聘を受けた池田SGI会長の名代として池田博正SGI副会長が出席した。式典を観賞する来賓。左から、アレンカール副大統領、皇太子さま、ヘキオン州知事、同夫人、サイトウ空軍司令官、島内駐ブラジル日本大使、ウエノ元連邦下院議員、池田SGI副会長、式典委員会のニシモリ委員長≫(聖教新聞

参照:本ブログ2009/12/15 ≪旧態官僚体質の象徴、羽毛田信吾宮内庁長官の力の源泉

宮内庁ナンバー2で時期長官候補の風岡典之宮内庁次長は、創価学会員とのウワサがある。(参照

この西田氏の小沢氏に対する評価は、人それぞれだからいいが、創価学会については警戒するのは当たり前のことで、この記事全体と、佐藤氏の意図はよくはわからない。

ただ佐藤優氏は、創価学会に対して、しばしば擁護している論説が見受けられる。

この記事も全体としては、何を言いたいのか明確ではなく、この西田氏に対してのスキャンダル記事を書きたかっただけなのか、とも思えるし、創価学会マネーが動き、反学会的人物の攻撃材料に使われたのか、と疑いたくなるような内容である。

佐藤優氏の記事や本は、よく参考にはさせていただいているし、特に検察に対しては自身の体験から、鬼気迫るものがあると評価している。

だが、時々、主催者や報道各社、出版社などの意図を忖度してリップサービスをしているのかな、と疑問に思うほど、主義・主張が散漫としている、という個人的印象を持っていることを最後に付け加えさせていただく。


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官房機密費マスコミ汚染問題における4つの重大問題 (Ust岩上氏×上杉氏)

昨日は散々だった。

詳しくはコメント欄に書いたので割愛するが、昨日19時からの岩上安身氏と上杉隆氏がユーストリームで官房機密費問題をやっていた。

ちょうど、週刊ポストの上杉氏の記事を取り上げようと思っていたので、キーボードをたたきながら聞いていたが、全て消えてしまい 、印象に残った部分をだけ書き出してみた。

(以下要点)

まず、岩上氏が軽いジャブと官房機密費マスコミ汚染問題における4つの重大問題

菅さんが総理になって最初の記者会見で岩上氏が質問した官房機密費の記事を、読売と日経だけが質問と回答をバッサリカット。逆に読売と日経は社を挙げて「俺たちは怪しいぞ」と認めていることを証明しているようなもの。

念のため、その時の内容を引用しておく。(参照:総理官邸HP) 

(内閣広報官)
 それでは、時間も経過しております。最後の質問を受けたいと思います。 岩上さん、どうぞ。

(記者)
 フリーランスの岩上と申します。先ほど上杉さんの質問の中にありましたが、官房機密費の問題について、総理はお答えになっていなかったようですので、重ねて質問を申し上げます。
 野中元官房長官が、機密費を言論人あるいはマスメディアの人間に配って、言わば情報操作、言論操作を行ったという証言をいたしました。その後、私自身も上杉氏も取材を行い、この野中さんの発言だけでなく、はっきりと私は機密費を受け取ったと証言する人物も出ております。
 評論家の佐藤優さんは、かつて江田憲司さんから機密費を受け取ったと私にはっきりおっしゃいました。こうした「政治とカネ」ならぬ「報道とカネ」の問題。政治と報道とカネの問題と申しましょうか。こうした問題は大変ゆゆしき問題であろうと思います。この点について、きちんと調査をなされるか。そして、機密費の使途について、これまで使った分も、それから今後使用される分も含めて、公開されるお気持ちはあるかどうか。お考えをはっきりお述べいただきたいと思います。よろしくお願いします。

(菅総理)
 この機密費という問題は、なかなか根源的な問題も含んでいるわけです。物の本によれば、いつの時代でしたでしょうか、戦前でしたでしょうか、当時のソ連の動きを明石大佐がいろいろ調査をするときに、巨額のまさにそういう費用を使って、そういう意味での情報のオペレーションをやったということも、いろいろ歴史的には出ております。
 そういう意味で、確かに国民の皆さんの生活感覚の中で考えられることと、場合によっては、機密費という本質的な性格の中には、一般の生活感覚だけでは、計ることの場合によってはできない、もうちょっと異質なものもあり得ると思っております。
 今この問題は、官房長官の方で検討されていると思いますが、いろんな外交機密の問題も、ある意味で、ある期間を経た後にきちんと公開するということのルールも、必ずしも日本でははっきりしていないわけですけれども、この機密費の問題も、何らかのルールは、そういう意味で必要なのかなと思いますが、現在、その検討は、官房長官御自身に委ねているところです。
 報道の在り方については、これはあまり私の方から言うべきことというよりも、それは報道に携わる皆さん自身が考えられ、あるいはある種の自らのルールが必要であれば、自らの自主的なルールを考えられればいいのではないかと思います。私なども時折、ちょっと記事が違うではないか、一体だれから聞いたんだと言っても、それは取材元の秘匿はジャーナリストの言わば原点ですからと言われて、それはそれで1つの考え方でしょうが、政治とカネの問題についても、皆さん自身がどういうルールなり、倫理観を持って当たられるか、まずは皆さん自身が考え、あるいは必要であれば議論されることではないでしょうか。

(以上引用)

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官房機密費マスコミ汚染問題4つの重大問題(岩上氏)

1.税金が目的外使用されていること

2.世論が歪められてきたこと

3.脱税であり法律に違反していること

4.大マスコミが官邸の情報機関や諜報機関として動いていること。
記者達が夜がけ朝がけで集めてきたオフレコメモが、政治部長や報道部長に渡り、それが官邸に上納されてきた、ということは、官房機密費をもらって大手の新聞記者が官邸の諜報機関と化している、ということ。

「この4番目が非常に問題がある」と岩上氏

この問題を海外から見たら、秘密結社であり、組織犯罪でありメディア権力犯罪である。

ウラ懇(裏の懇談会)で信用できる記者だけを呼んで配ったりしていた。そういう人の中に現在テレビなどに出ている評論家やメディアの経営者になっている人もいる。

今でも、毎日新聞のOBで1ヵ月に一回朝食会を開いている。ホテルで1回1万円100人くらい集めている。そこには政治部で優秀なやつが呼ばれる。

そういう汚染された記者が、今のマスコミの中枢にいて、経営者にもなっているのが問題。

上杉氏が週刊ポストで追及記事を書いてから、昔、官邸スタッフや関係者をしていたという人から電話があったり、実際に会ったりしている。その人たちは、テレビなどでえらそうに政治評論家として政治とカネで追及している姿を見て、自分たちは官房機密費をたかっていたのにと、頭にきたと言っている。

もう今のマスコミの経営陣は総退陣したほうがいい。

今、「野球賭博問題」でマスコミは連日追及しているが、自分たちの「報道とカネ」の問題のほうがよりタチが悪い。「政治とカネ」の問題も1年半追及してきたが、いずれも自らのお金であるが、「報道とカネ」は、われわれ国民の血税であり、毎年14億6000万円が使われている。

(以上)

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確かに角界の問題はお金ではなく、暴力団とのつながりという問題もあるが、岩上氏が指摘する4つの問題を考えれば、「報道とカネ」の問題は、国益にも国民にもマイナスになっている、由々しき問題である。

岩上氏と上杉氏。この二人のフリージャーナリストは貴重な存在である。

上杉氏が昔の秘書仲間からよく「気をつけろ」と言われるとのこと。電車のホームを歩く時や痴漢冤罪、お酒を飲んだときなど。そのために、あまり深酒をしないこと、満員電車に乗らないようにしているとのこと。


週刊ポストの追及第8弾「官房機密費マスコミ汚染問題」のタイトルまわりと一部を紹介する。

≪「我々は1円でももらったらクビ」と外国人記者たちは絶句した≫

≪まるで他人事の朝日新聞編集委員に批判続出、時事通信社OB掲示板では機密費に言及した人に「お前なんか出て行け」の暴言―やはりメディアに自浄能力はないのか≫

この記事の中でのイタリア人の記者の話が印象に残った。

≪「ひどいですね、このケースがイタリアで起きれば、記者も新聞社も"無視"することは考えられない。新聞社内部で調査して、事実なら記者は退職させられる。読者を裏切ることになるからだ。同時に検察もうごくだろう。イタリアの検察には力があり、とにかく起訴して裁判で争う。この場合、検察はまず野中広務氏に取り調べを行ない、関係したものの名前を出せと命ずることになるでしょう」≫

自らの身にふりかかっている疑惑を自ら解明しなければ、いつまでも「記者=悪」のレッテルは取れないだろう。


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消費増税で暗躍した財務省とマスコミの構図は、まさに官房機密費マスコミ不正問題と全く同じだ!

≪マスコミが消費増税に対して好意的なのは“財務省機密費”で記者に飲み食いさせたうえで財務省に都合のいい記事を書かせている≫

≪財務省では課長や主計官クラスから審議官、局長までが担当を決めてテレビの解説委員や新聞の論説委員、各社の経済部長などと会談、消費税引き上げの必要性を説くローラー作戦を展開。財務省とマスコミの構図は、まさに官房機密費マスコミ不正問題と全く同じだ。(週刊ポスト) ≫

と昨日ツイートした。

s-P1010885.jpg(週刊ポスト7/16号)

今週の週刊ポストは、またまたいい記事を提供してくれている。

菅さんが消費増税を打ち出した背景はいろいろ言われているが、深読みする文章が今週の週刊ポストにあった。

また、この号の中で驚くべき財務省の手口も消費税にからめて明らかになった。

まず消費税を菅内閣が言い出した背景をこの週刊ポストの記事から抜き出してみる。

≪菅首相と執行部が消費税増税を掲げたのは2つの狙いがあった。一つは参院選で民主党のネックになっていた普天間問題と政治とカネの問題から国民の目をそらす効果です。もう一つは自民党と同じ10%を公約することで、参院選後に自民党に"消費税大連立〝を持ちかけて主導権を握ろうというもの。党内基盤が弱い菅首相は外部に自民党という補完勢力をつくり、小沢氏が代表選で"菅おろし"を仕掛けてきた場合に対抗するつもりなのでしょう」≫

もう一つのがサラっと書いてあったが、読んだ後にも、残る大きな問題だと思った。

この消費税に関連し、大蔵省時代からの財務省の悲願、消費税増税の久々にめぐってきた絶好のチャンスを逃さまいと、財務省があの手この手でマスコミを利用して世論をつくりあげようとしていたことがよくわかった。

財務省機密費でマスメディア記者に飲み食いさせたうえ、財務省の都合のいい記事を書かせている、というのだ。これは財務省の若手キャリアが仰天告白している。

続いて≪菅政権は消費税を上げる方針を決めた以上、あとは、民主党が参院選に勝てば法案は成立する。これ以上、消費税を選挙に争点にしても得することは何もない。菅総理をはじめ民主党首脳部と選挙中は増税の話はできるだけしないことを申し合わせた」(財務省若手キャリア)≫
時の政権に取り込み、メディアを子飼いにして世論を操作する、というこの構図は、西松事件をつくりあげた構図とクリソツだ。

時の麻生の意を受け、森英介法務大臣が指揮権を発動させ検察に小沢一郎をターゲットにした国策捜査をさせたのではないかという平野貞夫氏が暴露した疑惑。その時にも官房機密費からふんだんにマスコミ対策としてカネが流れていたことなどは容易に想像できることだ。

これが全省庁において、また地方自治体においても、この構図は多かれ少なかれあることは容易に想像できることだが、特に司法、警察との癒着ももっと問題視されてしかるべきだと思う。
この公務員とマスコミなどの癒着は中央に倣って構築されてきたのだろう。

既に財務省とのあいだで菅政権は、早ければ、2012年秋には消費税を引き上げたいとする"密約"が交わされているようだ。

週刊ポスト7/17その他も読み応え充分ある。

恒例のタイトルまわりから見ていく。

シリーズ?≪「空きカン内閣」の堕落≫

≪騙されるな!官首相は間違いなく2年後「消費税10%」強行するつもりだぞ≫
・「議論を始めるだけ」はやはり大嘘だった
・捏造データの大マスコミ「増税キャンペーン」を暴く
・枝野執行部と財務省の“公約破り”談合
・「増税に反対するなら小沢一郎は除名だ」

リード
≪菅政権が進める消費税率引き上げには、何重もの過ちが隠されている。前号では、「経済復活に逆行すること」「財源論の間違い」「他の税制とのミスマッチ」などを論じ、大きな反響を得た。しかし最大の過ちは、この政策と政権そのものが、国のため、国民のためという政治の常道を完全に無視し、自分たちの権力欲と、それを支える官僚、大マスコミのために働いていることである。≫

この記事の書き初めで目が留まる

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≪なんたる卑怯な政権か。
いざ参院選が始まると、あれだけ宣伝していた「消費税10%」をごまかそうと躍起だ。
「消費税を含む税制改革の議論を呼びかけるところまでが私の提案だ」(菅首相)
「10%に上げるという報道に傾斜している。」(仙谷由人・官房長官)
「参院選後すぐ消費税を上げるとの誤解がある」(枝野幸男)≫

このゴマカシに大マスコミも一役かっているという。
「消費税以外でも大きな争点はある」と朝日が報じている背景には、先日本ブログでも書いたが、官僚との癒着があった。読売も何かにつけて菅政権を応援しているような記事を書いている。

この消費税の争点隠しについては、やはり財務官僚の機密費バラマキが功を奏しているのは間違いない。

次の記事は特別会計にまだメスを入れず消費税増税を掲げる菅内閣を指弾している。

≪何度でも言う!「財政が厳しいから増税やむなし」は大嘘だ
「消費税5%分」12兆円の「特別会計予算」が毎年「役人の隠し金庫」に消えている≫

リード
≪消費税1%引き上げで得られる税収は年間2.4兆円。菅政権と財務官僚が推し進める5%増税は、「毎年12兆円」を国民の財布から奪い取ることを意味する。しかし、官僚たちは、これほどの痛みを国民に強いる一方で、毎年、同額のカネを隠し金庫にせっせと移し変えている。≫

この秋から特別会計に切り込む事業仕分を行うよだが、結局、上っ面のパフォーマンスで終わるだろう。

「特殊法人を全てメスをいれ、潰していけば"350兆円"が浮くという。「官房機密費で母屋がおかゆ、別宅でスキ焼」と言っていた。

この特殊法人は「豪華別荘」で下々の庶民が暮らすドヤ街を一望に見渡せる丘の上にそびえ建っている。
庶民はヒエやアワを食べて凌いでいるというのに、この別荘では毎晩一流シェフが入れ替わりで腕をふるい、マスコミ人や評論家、御用学者などが招かれパーティーが開かれている。
勿論全て庶民の税金で賄われ、役人しか使えない。
こんな贅沢なものが全国にいくつもあり、それを維持するためにも、再び庶民からムシリ取るため消費税を上げようとしている。

という空想とも言えぬ"情景"が、この記事を読んで浮かんできた。(TVタックルで元財務官僚の高橋洋一氏が言ったことを租借)

次は<怒りの告発キャンペーン第7弾>
≪「超大物政治評論家が送りつけてきた120万円請求書」
官房機密費マスコミ汚染問題で情報提供者・新証言が続々殺到中!≫

として今度は産経新聞元政治部長・花岡信昭氏が取材に応じている。
この中で受け取ったことを告白している。

≪某大臣の訪米に同行したときに、秘書官から「みなさんで使って」といって、幹事の新聞社が日本円で50万円相当を受け取ったことがある。僕はとにかく返せっていったんだけど、秘書官は「1回渡したものを受け取れない」っていうし。最後に記者みんなでロサンゼルスで豪華なものを食って、カラオケでどんちゃか歌いまくって全部使ってきた」≫(なんだ、機密費使ってるんだ)

また、そのほかに担当記者が移動になると派閥から餞別をもらうこともあったり、パーティーの案内文を書いてくれとか、アルバイト原稿をよく頼まれた。10万とか20万円とか封筒にいれてポンとくる。雑誌で書くよりいい額だった。政治家の本もゴーストライターとして書いた、ということだった。

派閥からのカネは受け取ったという花岡氏に上杉隆氏が噛み付いている。
田原氏と同様、実名で取材に応じ自らの体験を明かした点は評価に値するが、として

≪「機密費は一切受け取っていないとしながらも、原稿などの対価として派閥のカネは受け取っていたという花岡氏の「理屈」に、私は違和感を覚えざるを得ない≫と指弾している。

この「報道とカネ」の問題は、財務省の「官僚とカネ」の問題と合わせて、日本社会に"こびりついた汚れ"はかなりの頑強(元凶)なもので、擦っても、磨いても、なかなかとれないだろう。
雑巾や洗剤できれいになる次元の"汚れ"ではもはやない。

これには〝拭く"のではなく"削り取る"という、金物で汚れだけではなく、下地にあるものを削ってでも、汚れは取り除かれなければならない。
それにより、汚れ以外のものが削れてしまったとしても、そのくらいの覚悟と犠牲が必要である。

こうした日本社会にこびり付いた汚れは、長い間、なんの対処もせずに放置されていて、その癒着度は、密着していて切っても切れないほど、ほとんど一体化している。
それを引き剥がすには相当な時間と労力を必要とすることになる。

もうその両者を引き剥がす、という発想ではもう間に合わない。

癒着部のまわりにいる両者の接点を、その両者の腐った部分も含めて全て根こそぎ削ってしまうしかないのである。

このグチャグチャに絡み合った政官業の絡み合いは、ショック療法で一機に根底から改革されなければならない。

旧自由党が打ち上げた日本一新11か条を読み返すと、それを解決でき得る突破口を開いてくれると、再認識させられた。

そのくらいの改革を推進していかないと日本はよくならない。


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官房機密費メディア汚染問題と記者クラブの密接な関係(週刊大衆より)

W杯での特にPK戦は、極度の精神状態の中で、その時も、その後の人生も当人にとっては一生つきまとっていき、人々の記憶の中にも残っていくものだと思う。

中田英寿もシドニー五輪でのアメリカとのPK戦外しているし、ジーコも86年のW杯で外しているようだし、ベッカムなどは大きな大会でもよく外している。
また、PKを外したバッジオが「PKを決めたことは誰も覚えていないが、はずしたことは皆覚えてる」と言っていたようだ。

駒野はこれで記憶に残る選手となるが、これをバネにできる選手だと思っている。吹っ切るようにJリーグ・ジュビロ磐田での活躍を期待してやまない。

試合内容は、決勝トーナメントということのプレッシャーが、立ち上がりから後半まで重くのしかかっていたように感じた。パスが繋がらず、選手も地に足がついてないようなプレーが多かった、というのが感想だ。

2002年日韓W杯のとき、仙台での「日本VSトルコ戦」を観戦した時を思い出すが、あの時もベスト16だった。
ベスト8という壁は厚い。ただ今大会で、日本代表としての試合内容は確実に進化していると思った。


話はかわり、昨日はサラっと週刊大衆の記事を岩上氏のツイートに委ねた形となってしまった。

この記事を読んであらためて考えさせられたことがあった。

その前に、その後の岩上氏のツイートも、それに関連するものなので先に転載させていただく。

(転載開始)

≪自見大臣の会見終了後、マガジンXのライター・島田さんの取材を受ける。テーマは既存メディアの異常さについて。記者クラブ問題、官房機密費問題など。「新聞記者は、一度やったらやめられないおいしい商売だ」と、大手新聞有名記者が言っていたという話が、島田さんの方から出る。

その有名記者は、こう語ったという。「入社してすぐに地方の支局に飛ばされる。基本はサツまわり。するとその地方の警察署長が、若造の記者を直接接待してくれる。飲んで食べて、女の子のいる店に行って遊ぶ。もちろん、警察署長もちで、こちらは一銭も払わない。こんなおいしい商売他にない」

こうした接待のおカネはもちろん、公費、すなわち我々の税金である。記者クラブメディアの一員になるということは、こうした接待、収賄漬けの仲間に入ることで、税金を濫費し、食い物にする政・官・財・報の癒着構造の一員となり、とりこまれてゆくことを指す。

新聞が果たしてきた(とされる)、情報を流通させる社会的機能は、今後も必要だけれども、現実に存在してきた腐敗は許されないし、汚職記者は必要ない。琴光喜が賭博で角界から追放されるなら、税金を懐に入れた収賄記者は一人残らず追放されるべきである。収賄は明白な犯罪である。

今朝の朝日新聞、角界のスキャンダルについて、「徹底した事実の解明が必要」と書いていました。なぜ、おなじことが、報道汚染の場合は言えないのか

朝日の中の人は、朝日は官房機密費を受け取ってないと言いきった。では、同業他社は? 他社も受け取ってないと断言できるのか? 銀行や建設会社が裏金をもらっている、となったら、走り回るだろうに。他社でも同業ならば、見逃すのか? そうしたかばい合いが談合カルテルではないのか。≫

(転載終了)

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このツイートで「新聞記者としてスタートした段階で既に汚染され始めていることがわかる。
これは官房機密費に群がる政治部記者だけの問題ではなさそうだ。

こうしてスタートした記者たちが、徐々にモラルハザード(倫理の欠如。倫理観や道徳的節度がなくなり、社会的な責任を果たさないこと)に陥り、次第に良心を蝕んで、最終的には、テレビなどでおなじみの論説委員や評論家などのように、道徳的節度がなくなり、平気で偏った自説や、意図的で恣意的な論説を公共の場で垂れ流し、展開しているような、開き直りの人生を送っていくのだろう。

この週刊大衆での記事で、あらためて考えさせらたのは、既に上杉隆氏が以前より随所で書いていたり、語っていることでもあるのだが、"記者クラブの実態が酷すぎる"ということだ。

まず記事の前半は、読者に分かり易く官房機密費のメディア汚染の概要を説明し、一連の野中元官房長官の暴露から始まる流れが書かれている。

その後、「官房機密費と大マスコミ」について、爆弾情報を持った人物との接触に成功したとして、閣僚を歴任したこともある大物政治家が証言している。
名前は本人の希望でふせX氏となっているが、元運輸大臣の二見伸明氏で官邸関係者は平野貞夫氏であろうと推測。

そのX氏が語ったことを列挙してみる。

「中曽根政権から橋本政権までを知る、ある官邸関係者から聞いた話ですが、平河クラブ(自民党の記者クラブ)では、キャップから番記者まで、ほぼ全員が盆暮れの年2回、特定の店のスーツの"お仕立て券"が支給されていました。約30万円ぐらいの商品券です」

「若い記者が政治部に異動になった際には、機密費からスーツがプレゼントされるんです。だいたい1着10万円のスーツが4着は買える金額でしたね」

「現金が支給されるのは、政治家の外遊の際に、随行する記者たちにですね。まあ、旅先での遊びガネ感覚だったのだと思います。また、官房長官とオフレコの会食の際に、秘書が現金つきの手土産を記者に渡すことは、半ば常識化していました」

「有力政治家の秘書が、番記者を集めて銀座のクラブで豪遊する場合は、その飲み代は全部、官邸へのツケ回しでした。食わせて飲ませて、あとは女性(ホステス)と"朝までごゆっくり"というパターンですよ」

「金品を受け取った新聞、テレビの政治部記者たちは、政権批判なんてできるわけがない。それを突き返す気骨のある記者もいない。先輩記者や上司に"貰っておけ"といわれれば、そんなものか、と受け取ってしまうわけです」

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ここで、先ほどあらてめて考えさせられた、という箇所に出くわす。
なぜ、ここまで政治と報道は、ズブズブの関係になってしまったのだろうか、と問題提起し、

そこには、全国に800はあるとされる"記者クラブ制度"の腐敗が理由として挙げられるとして、岩上安身氏のコメントを載せている。

≪「記者クラブでも、特に政治と司法は悪です。情報を排他的に独占し、世論を操作している。しかも、当局と癒着していますから。機密費問題にしても、そもそも原資は、国民の血税です。それが記者に渡っていた。そんな"税金で買収された"記者が発信する歪められた情報を、国民は買っているわけです。こんなバカげた話はありません」
彼らにとって、施してくれる権力側や自分たちに都合が悪いことは、書かないのが当たり前なのだ。・・・。「・・・記者クラブは、鳩山さんと小沢さんの疑惑を"政治とカネ"と呼んで執拗に追及しましたが、それなら、自分たちの"報道とカネ"は、どうするつもりなのか。きっと、いつものように、このままウヤムヤにするのでしょうが…」
もはや記者クラブに自浄能力を期待するほうが、無理な望みなのかもしれない。≫

最後に政治ジャーナリストの角谷浩一氏のコメント

≪「良識ある記者なら、そういう官邸とのズブズブの関係を断ち切るべきで、金品に汚れた古い連中は退場したほうがいい。もし、そうした古い体質を脱却できなければ、これは国民を裏切り続ける行為に等しいことになります」≫

週刊ポストで実名告白した元NHK記者の川崎泰資氏が語っていた「記者が機密費のことをじゃべらないのは当たり前。悪い記者ならもっとそう。悪いことをしていると思っているからでしょう」という言葉が再び脳裏によぎる。

記者の中でも政治部以外の記者たちなら、この問題を正面から取り上げる可能性があるとの思いから、本ブログ6/1エントリー≪社会部・経済部の記者たちよ、「官房機密費マスコミ汚染問題」で政治部を徹底追及せよ!≫と、呼びかけてみたことがあった。

しかし、多かれ少なかれ「報道談合組織」= 記者クラブが、官僚や業界などとの癒着の温床となっている現在の状況下では、確かに週刊大衆が指摘しているように、自浄能力は無いと見たほうがよさそうだ。

ただ、検察裏金問題を告発した三井環氏のように、最初は私憤でも人事抗争でも何でもいい、現役記者の内部告発を、"針の穴にらくだ〝かもしれないが、最後の一点だけでも信じておきたい気持ちがまだ残っている・・・のは甘過ぎるか。

官房機密費マスメディア汚染問題は、もしこの問題を解決できないならば、確実に人々の記憶の中に残り、無意識に新聞記者というと拒否反応を示すようになり、もう"生理的に受け付けない"というところまで蔑まれていくのかもしれない。


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ついに実名告白!週刊ポスト官房機密費マスコミ還流問題

まず、最近の官房機密費関連の私の2つのツイートを紹介したい

≪野中氏が官房機密問題をいきなり言い出したのは、小沢一郎対策からだった。唐突に言い出したので何かあるとは思っていたが、月刊サイゾー最新号に全国紙政治部デスクが匿名で語っている。結局、小沢一郎を擁護している日刊ゲンダイと週刊朝日を脅して引き剥がすことが狙いだったようだ。 (6/24)

日刊ゲンダイが先週と今週でガラっと論調が変わっているのは何故か?気のせいかな?野中元官房長官に脅された?というのは考えすぎか?(6/28)≫

気のせいならいいが、小沢支持から民主党にシフトしているのが気になる。
このサイゾーの記事は、なるほど、とうなずけるもので、ありえる、と野中氏の今までやってきたころから考えれば十分あると思える。

本ブログ5/1エントリー≪野中広務元官房長官の機密費暴露発言にはウラがある≫でも取り上げたが、次のように書いた。

≪野中が議員時代から、この方は稀代の策士で、目的のためなら手段を選ばない人だと思ってきた。また日本をダメにした政治家のトップのグループに入る一人だとも思っている。この人が発言するということは何か「ウラ」があるはずだ。≫

この野中氏という元政治家は、こと小沢一郎については、最後の最後まで恨み、憎しみ、嫌ってきたようだ。
それは自分の政治家としての資質と関連していると思えるが、これについては別の時にじっくり考えてみたいテーマでもある。

その野中氏の意図的な理由により、話題となることになった「官房機密費メディア還流事件」ともいえる問題で、やはり週刊ポストが取り上げている。

s-P1010876.jpg(週刊ポスト7/9号)

今週の週刊ポストは官房機密費について元NHK政治部官邸キャップが実名で告白

まずはタイトルまわり

≪元NHK政治部官邸キャップが実名告白「私はこうして官房機密費を手渡された」≫

≪総理外遊先のホテルの部屋に呼び出され、首相秘書官から現金入りの封筒を渡された。驚いて突っ返したら『そんなことしたら仕事ができなくなるよ。あなたの先輩もみんな受け取ってるんだから』といわれた…≫

≪連日、新聞やテレビからおびただしい量の政治ニュースが流されている。もし、それを報じる記者たちが、取材対象である政府からカネを貰っていたとしたら、そのニュースは信じるに値するものだろうか。大メディアの根幹にかかわる問題を問うている本誌のキャンペーン。ついに、元NHKの官邸キャップが衝撃の告白をした。≫

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内容は買って読んでいただくとして、政治とマスメディアの関係は、なあなあで仲間意識があり、その記事はマッチポンプ記事ということができる。

この元NHK記者というのは、川崎泰資氏で東大を卒業後1959年にNHK入社。政治部や西ドイツ、ボン支局長、甲府放送局長などを経てNHKを退職したということだ。
1960年代から官邸担当として、田中角栄から三木武夫政権でHNKキャップを務めたとのこと。

全体を読んで一番印象的なのはリード文にもある、川崎氏が官房機密費からのカネの受け取りを断った時の首相秘書官が語ったことだ。

1967年佐藤栄作首相が台湾を外遊した時、当時、同行記者団の中で、川崎氏はテレビ・ラジオの幹事をしていて、ホテルに到着すると首相秘書官から封筒を渡してきた時の話。
中には100ドル札が入っていて突っ返すと、首相秘書官の顔色が変わって

≪「あなた、そんなことしたら仕事ができなくなるよ」とはっきりいってきた。「心配することはない。あなたの先輩もみんな受け取っているんだから。断った人はあなたが初めてだ。」というんだ。彼は新聞記者出身だったからね。・・・≫

この伝統ともいえるものが、延々と続いていたということが覗える。受け取って当たり前で、もし受け取らなかったら情報が遮断され、記者として仕事をさせてもらえなくなるということで、最初は受け取らざるを得ない状況で次第にそれが当たり前になっていく。
徐々に官邸や特定の政治家の思惑どおりの記事を書くようになり、決して批判などできなくなっていく。批判したとしてもそれは敵対する別の政治家の意図的報道ということになる。
こんな談合報道というものが連綿と政治ジャーナリズムというものを歪めてきた。

今、テレビに出てエラソーに解説している元政治部記者や現役解説委員など、100%官房機密費からのカネを受け取っているとみて間違いないだろう。

この川崎氏が最後に次のように語っている。

≪私は絶対に機密費の受け取りに応じなかったから、こういうことになった(NHKを中途退職)。だから話せる。他の記者が機密費のことをじゃべらないのは当たり前。悪い記者ならもっとそう。悪いことをしていると思っているからでしょう≫

記者クラブメディアの著名解説委員などは、知らぬ存ぜぬで押し通して、この官房機密費がメディアに流れている件でも一切無視し続けている。

この記事で上杉隆氏は、重大な実名暴露をしている。

1991年から92年にかけての機密費の会計記録の中に与野党議員のパーティー費の項目で
「岩見隆夫パーティー100000」との記載があった、というのだ。
毎日新聞の客員編集委員である。テレビにもよく出ている。この後は毎日新聞としての"いいわけ"が記されているが割愛する。

直接の手渡している場合もあるだろうが、このようなパーティーや会食、ゴルフなど、官邸関係者や政治家、秘書などメディアは一線を引かない限りは、この伝統的癒着は断ち切れまい。

今週の『週刊大衆』にも官房機密費問題が取り上げられていた

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s-P101088011.jpg(週刊大衆7/12号)

≪大臣経験者の大物がブチ撒け!新聞・TV記者「官房機密費まみれ」ギョーテン全貌≫
もらっていたのは政治評論家ばかりじゃなかった!
政府の裏金で"カネと女"を貪っていた、愚かな大マスコミ。その万死にも値する悪行を元閣僚が暴露した!

という、タイトルまわりだが、中味は見開き2ページの少し消化不良ともよべるもの。他のどうしようもない記事に目を瞑り、この2ページのために買うかといわれれば、一応買ってはみたものの、立ち読みで十分。
(しかし、この手の雑誌を手にとり立ち読みはちょっとできないが・・・)

ただ、この問題を無視しつづけているマスメディアから考えれば貴重な一冊であることだけは確かである。

この記事の内容については岩上安身氏のツイートを転載させていただく。

(転載開始)

≪赤城宗徳元官房長官から直接聞いた話。官邸詰の政治部記者たちは、官房機密費に当たり前のようにたかっていて、女房のパンツ代まで三越で買い、官邸につけまをしていたという。こんな癒着が常態化し、長年続いてきた。

大新聞が批判能力を失い、財務省のお手盛りの政策の宣伝機関に大してしまう背景には、記者クラブをつうじての馴れ合いだけではすまない、血税を貪り食う共犯関係があったのだ。増税を求めるはずである。

元大臣の証言。「自民党の記者クラブである平河クラブでは、キャップから番記者までほぼ全員、盆暮れの二回、スーツのお仕立て券30万円が支給されていた」「若い記者が政治部に異動になると機密費から一着10万円分のスーツが4着分プレゼントされる」

朝日は、シラを切るなら、これまでにもらった人が一人もいないことを立証せよ、といいたい。小沢氏に「説明責任を」と延々、迫り続けたように

こんな腐敗した新聞が、財務省と一体となって、消費税増税キャンペーンを張っているのだということを、よく考えるべき。89年に消費税が誕生してから、我々庶民の懐から徴税された消費税額は220兆円。それと並行して同程度の額の法人税減税が行われた。つまり家計から企業にカネが移転。≫

(転載終了)

このメディアと政治の関係を見るとき、日本は三流どころか途上国ということかもしれない。


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官報談合、この「官とメディア」の問題は相当に根が深い

週刊ポストの上杉氏の官房機密費追及記事を取り上げようと思っていたが、今週の週刊朝日の佐藤優氏の≪外交機密費を受け取った新聞記者たち≫は今までの論点とは違う、官僚によるメディア支配とその手口という衝撃的な記事だった。

s-P1010859.jpg(週刊朝日7/2号)

リード文
≪官の利益のために世論を誘導する―霞が関がメディアを篭絡(ろうらく)するために使うのは「官房機密費」だけじゃない。外務省もまた「外交機密費」を大いに活用していたのだ。手口は巧妙だ。官僚と記者が育む「黒い友情」の実態を、"伏魔殿"の裏の裏まで知り尽くす男、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏(50)が語った。≫

この中では官僚がどのように新聞記者を手なずけ、手下にしていくのか。官僚の支配下に置かれた新聞記者によってその後なにが起こっているのか、が見えてくる。
佐藤氏も手を染めたという「白紙領収書」問題は、実際に5・6回、200枚以上の白紙領収書を作成したことを告白し、その時は、はっきりと有印公文書偽造で明らかに犯罪であることを認識していたと語っていることには驚くと同時に、外務省の中で組織として常態化、慢性化していたことがよくわかる。
渡しがお小遣いをもらっているわけではないからまあ、こういうことはやってもいい範囲だ」と思ってきたことを佐藤氏は述懐している。

こうしてつくられた白紙の領収書は、海外視察で、首相や外務大臣に同行してきた記者達に配られ、そこにいい加減な数字を書き込んで経費として精算し、お金を受け取る、というなんともミミッちいことを
していたというのだ。
これは90年代なかばで各社が経費節減で厳しくなり、この「白紙領収書」を渡す慣行もなくなったということだ。

その後には外務省のマスコミ対策は変化し、外務省の記者クラブ「霞クラブ」の特定の記者にターゲットを絞り工作し、そこに「機密費」が使われているということだ。
「機密費」から接待を受けた記者は次第にその弱みから、外務省よりの記事を書き、また頼まれたレポートなどもアルバイトで書いていた、ということだ。
各国大使館に配布される「政局レポート」という報告書は「公文書」のかたちで省外秘になっていて、「これは霞クラブの記者に内々に執筆してもらったものです。厳に当省出身の幹部職員のみに回覧してください」という注意事項があり、佐藤氏も度々目にしたとのこと。

こういう協力的な記者を外務省では「与党」と名づけ、それに反して抵抗してくる記者を「野党」として分類している。外務省がまず狙うのは、この「野党」の記者ということだ。
正義感が強く、国民の「知る権利」に応えるという意識が高い"誠実"な記者で、そういう記者には、外務省も誠実なふりをして対応し、徐々に手懐(てなず)けていき最終的には「与党」の記者を増やしていくというのだ。

その徐々にというのが大変巧妙で、佐藤氏も言っているが、「スパイ」が協力者を作るときの典型的な方法だとということで、妙に納得した。

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「野党」に区分けされた正義感あふれ外務省にも公然と批判してくる誠実な記者を、まずは誠実なふりして対応し「野党」から「建設的野党」になっていただいて、ある程度、関係が深くなったところで"悪魔の囁き"をする。
「あなたのような政局動向に通じている記者の見解を、ぜひ外務省の幹部、あるいは在外公館の幹部に伝えたい。匿名でリポートを書いてくれないか」
そして数十万を渡す。これももちろん「外交機密費」から出ているという。
最初はできるだけハードルを低くして攻めて行く。

「新聞の重要な記事のところに、赤で記しをつけてください」
「切り抜きをください」
「切り抜きにコメントを書いてください」
「報道についてリポートを作ってください」
「役所の中の様子を教えてください」
という"本当の狙い"に行き着く。

≪そして、だんだんモノを受け取ることに慣れさせ、その対価としてカネをもらう習慣をつけ、できるところから少しずつ深みにはめていくわけです。いったんこのリポートを書いたら、もう一生終わりです。どんな社も、記者が取材で得た政治家の懇談メモ=表に出さない前提の(オフレコ)メモを使って、官からカネをもらってリポートを書いたことが露見したらクビです。それがわかっているから、そういう記者は、"無二の親友"になる。こうして「野党」側から「与党」側に移行してくる記者な少なくないのです。≫

佐藤氏は、現在報道されている情報で、特に外交問題と検察の特捜部に関連する案件に関しては「9割」が官の側からの情報だと断定している。

そうした官僚側が取捨選択した、官僚の意向に沿ったヨイショ記事など、マスメディアは官製情報とも呼べる情報を垂れ流し、国民のためというより官僚のためのメディアに成り下がっている、といえる。
これについて我々は「暴走検察」でイヤというほど見せられてきた。
それが全省庁にあてはまっている、ということだろう。

元時事通信記者で経済関連記者クラブに所属していた相場英雄氏が、『Business Media 誠 』の中で、政治部記者と官房機密費について次のように書いている。(参照

≪筆者が接した「ごく一部の政治部ベテラン記者たち(他社を含む)」の中には、有力政治家からもらった高額な宝飾品を誇示したり、はたまた住宅購入に当たり、派閥領袖(りょうしゅう)から頭金の支援を仰いでいたことを嬉々として明かしてくれた人物さえ存在した。こうした人は1人や2人ではなかった。他の同僚、また他社の記者からも同様の話を多数聞いたことがある。政治部の中でも、特に自民党の大派閥担当、あるいは政局取材に強みを持つ記者ほどこの傾向が顕著だったと鮮明に記憶している。要するに、担当した政治家やその秘書、あるいは派閥との結びつきがどれだけ強いかが、記者に対する暗黙の評価対象になっていたからだ。 現在問題となっている官房機密費に関して、筆者は野中氏が指摘した「官房長官の引き継ぎ簿」を実際に目にしたわけではない。誰がいくら、いつ受領したかなど詳細に関しても知り得る立場にない。 ただ先に触れたように筆者が接した「ごく一部の政治部ベテラン記者たち」の事象に当てはめれば、一連の官房機密費問題に対して抱く心証は「さもありなん」であり、「クロ」なのだ。≫

官房機密費や外交機密費なども含め、この「官とメディア」の問題は、相当に根が深い。

これからも追及の手を緩めることはできない。


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マスメディアは官房機密費不正受給問題で説明責任を果たせ!(追及第4弾・週刊ポスト)

≪鳩山小沢電撃W辞任の全真相≫と題し、今週の週刊ポストのトップ記事の中身は、タイトルほどの内容ではなかった。

ただ同じ上杉氏の「官房機密費マスコミ汚染問題」は必見だ!

s-IMGP7597.jpg(週刊ポスト6/18・25合併号)

まずトップであるその「全真相」から取り上げてみる。

「三者会談(鳩山、小沢、輿石)でのやりとり」について次のように書かれている。

鳩山総理は5月31日の会談で、小沢氏に対して「辞めてもいい」というニュアンスで「辞めることもいとわない」という程度であったとし、内心では「引き留めてほしい」との思いもあったと分析している。
このような時に相手に判断を委ねてしまうのが鳩山由紀夫の特徴だと指摘。6月1日「小沢さんの本音が聞きたい」との返答として「俺も一緒にやめてもいいぞ」という意思表示を受けて辞意を固めた、ということだ。

鳩山総理のガッツボーズは「小沢を辞めさせた」アピールではなく、記者に声をかけられてのパフォーマンスであると、上杉氏は書いている。
6月1日の時点で上杉氏は二つのメッセージを受け取っているとし、ひとつは小沢氏周辺からで「小沢氏の様子がおかしい。辞めるかもしれない」というもので、もう一つが鳩山氏の周辺から「首相が新聞の退陣報道をかなり気にしている」というもの。

この時点で、報道は確かに普天間問題で社民党が連立離脱し責任問題を連日報じていた。

それでも少し違和感がある。鳩山さんはかなり精神的にまいっていたことはわかる。その後の両院議員総会での発言などで、開き直ったと思えば上記の分析記事も、あり、だとは思うが、その次の日にあのような堂々としたスピーチ(私は確信犯的なものを感じている)ができるのかは疑問である。

気を取り直して、次の特集記事

≪「差し違え」?「抱き合い心中」? とんでもない! 小沢一郎の次なる「謀略9条」 見紛うな!新闇将軍「政界"殺処分"」がこれから吹き荒れる≫

と過激なタイトルが並ぶ、リードは

≪大マスコミは今回の政変について、「鳩山首相が小沢幹事長の党内影響力を奪うため、"抱き合い心中"を仕掛けたもの」とこぞって報じている。しかし、その説を真に受ければ、今後の政治の流れを大きく見誤ることになる―。≫

ということで、その小沢謀略として9つあげている。
「謀略」に反応し"小沢批判記事"と勘違いしてしまいそうだが、ここでは今後の小沢氏の"逆襲"と捉えたほうがよさそうだ。

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1.自ら仕掛けた「ダブル辞任」
今回の辞任劇も、真相は小沢氏自ら仕掛けた政治戦略だった。

その伏線が、3月の時点、普天間問題の駆け引きで既にあったと注目している。
要は、鳩山首相があれほど「県外、国外」移設の方針を繰り返していたのに、岡田外相は「在日米軍を国外に、というのは考えられない」と再三にわたって発言。長島明久・防衛政務官に至っては「沖縄に海兵隊が駐留し続けることが、日本の安全保障の根幹」(3月1日)
と語っていた。閣僚でもない一政務官までもが首相方針を真っ向から否定する事態は、小沢氏にとって許し難い光景だったに違いない、として、小沢氏の「オレがかぶる」といいう"つぶやき"は、党幹部を通じて鳩山首相にも伝えられ、官邸をひどく刺激した、とのこと。
「鳩山さんが幹事長から"もう駄目かもしれない、お互い腹をくくろう"というサインがきたことにひどく狼狽し、意固地になって空回りしていった」と辺野古を明記していった過程で、その後次第に役人に取り込まれていった、と分析している。

その役人に取り込まれたという閣僚に対しては「鳩山内閣を潰した張本人である」として次の2番目につながっていく。

2、官僚と米国に汚染された大臣たちの"殺処分"

普天間問題で小沢さんは確かに「県外、国外」を支持していた。この対立の構図が担当閣僚たちが官僚に取り込まれ、その対立構図が小沢執行部VS官僚をバックにつけた反小沢閣僚、に移行していった。
また、グアムに建設する海兵隊基地に、日本国内の米軍基地同様、「思いやり予算(在日米軍駐留経費負担)」を支払うことを検討するという内容だ。

≪「これは米軍の移転費用60億ドルの支払いを決めた自民党時代のグアム協定にもなかったもの。米側が強く要求し、岡田さんも北沢さんも、鳩山首相のせいで事態をこじらせた"侘び料"として検討を約束した」(外務省幹部)
小沢執行部の旧役員の話として「こんな合意は幹事長室にはなかった。小沢さんが一番嫌うやり方だ。参院選が終わり次第、鳩山内閣を潰した張本人である官僚と米国追従のウイルスに汚染された大臣たちの"殺処分"が本格化する」≫

この問題が今後、菅政権で大きな問題として拡がっていく可能性を示唆している。

3、大メディアとの対決
小沢幹事長、輿石参院議員会長、鳩山総理の会談で、民主党の首脳部には断片的に伝えられたという「メモ」を紹介している。
その中に「我々は本当にメディアの戦いに腹をくくるしかない。今のような無責任でデタラメな報道とは、決然と対決しなければならない」(小沢氏か輿石氏の言葉と推察している)
それに答えては鳩山さんの言葉ではないかと「私もそのことに関しては思い致すところがある」と、内閣と党の表舞台から去るものが最後の会談で「メディアこそが最大の抵抗勢力、守旧派だ」という認識を共有したことは、今後に何らか対策が出てくるだろうと予想している。

その対策として次の2つ項目があげられている。

4、記者クラブ開放

5、機密費疑惑を徹底調査

6、「第二経団連」
自民党が作り上げた利権談合システム「政官財―轍のトライアングル」最近では大メディアを加え「政官財報カルテット」。これを壊すためにもその一翼を担う「財」に対して、対抗馬を作るということだ。

7、郵政改革法案の成立

8、辺野古移設を白紙に

9、渡辺善美氏に連立工作

この特集はじっくり読んでいただくとして、今週号の週刊ポストのメインは、やはり「官房機密費問題」である。

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≪「怒りの告発キャンペーン第4弾」私は死んでも追及を止めない! 「官房機密費もらった記者はいないか」 大新聞・テレビの回答書を公開する≫

―久米宏、池上彰、勝谷誠彦ら「非記者クラブ」のジャーナリストが続々援軍に

タイトルまわりだけでズラッとこれだけある(笑)

リード文
≪日本のメディアはこの件について、日光の賢い三猿のような反応を示している」―英経済史『エコノミスト』は官房機密費マスコミ汚染問題について沈黙する日本のメディアをこう皮肉った。彼らはいつまで頬かむりし続けるのか。≫

上杉氏が先週号で指摘していた、TVタックルで予定していた官房機密費特集が急遽キャンセルされた問題で、「参院選突入スペシャル」に変更された中、勝谷氏が火を噴いた、ということだ。

≪「メディアがカネでコントロールされてるんだから、大変な話なんですよ。本当だったら新聞社・テレビ局全部大騒ぎしなきゃおかしいじゃないですか。なんで野中さんがいって、あとは『週刊ポスト』が書いてるだけなんですか?東京新聞はいい記事を書きましたよ。(中略)テレビ朝日やればどうですか、本当に。(機密費は)回ってるんですよ」
「記者クラブでズブズブの人たちは、(中略)匿名性の陰に隠れてるから、もらって別に会社クビにならないんですよ」≫
と番組内でぶち上げたということだ。勝谷氏に大拍手!

5月28日に放送された『朝ナマ』は最後まで見ていたが、上杉氏が最後の最後でこの問題を、ドサクサに紛れて突っ込んでいた。何故、もらってないという田原氏の名前を野中さんはだしたのか、いきなり言われた田原氏は「いや、まあね、あの、まあ、終わり」と苦笑いしてその話題を切っている。

番組終了後の田原氏のツイートを紹介している。
≪今朝5時に帰宅するなり娘に「なぜ機密費の話しが上杉さんから出たときに曖昧にしたのか」と怒鳴られた。機密費の話しは話せば長くなるので言うのをためらった≫

田原氏は、娘さんの言うことをしっかり受けとめるべきである。いい娘さんがいらっしゃる。

この記事の中で、最も注目するものは池上彰氏の朝日新聞5月28日付朝刊「新聞ななめ読み」を紹介したところ。
池上氏についてはテレビなどで、客観性を装い報道解説しているが、その元ネタ自体が歪んでいるため、結果的に小沢批判、「小沢=悪党」論を踏襲してしまっていることで、あまり評価はしていなかった。

この箇所を転載させていただく

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≪野中発言を紹介した上で、「重大な問題なのに、朝日新聞を含めて新聞やテレビの追及はほとんどありません。どうしてなのでしょうか。こんな疑問を持っている読者は多いはずです」と問題提起。「東京新聞の編集局長は、疑念を否定しました。では、朝日新聞の編集幹部や、朝日新聞出身の評論家、コメンテーター諸氏は、どうなのでしょうか。取材してみる記者はいませんか?」と呼びかけたのだ。この刺激的な挑発が、内外に与えた影響は大きい。
しかし、今日に至るまで記者クラブメディアからその問いに対する明確な返答はない。≫ ここでも拍手!

そこで上杉氏はメディア各社について「過去から現在に至るまで社内で機密費を渡された記者はいたか」「この件に関して社内調査したか。する予定はあるか」の2点についての回答を求め、その結果が一覧として掲載されている。

予想どおりの回答である。ほとんどが「ない」と言っていて、日経新聞などは「不確実な情報を前提としたお問い合わせにはお答えできません」と高飛車な回答。自分たちが一連の小沢氏関連報道で、どれだけ不確実情報を垂れ流していたのか、忘れたか!

上杉氏も怒りを含めながら次のように指摘している

≪鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題で、あれほど「説明責任」をいい募った記者クラブが、国民の税金である官房機密費について、自ら向けられた「疑惑」になぜ答えようとしないのか。本来は税金の使い途の監視役であるべきメディアが機密費を受け取っていたとすれば、それこそ「政治とカネ」の問題である。≫

この後、イギリスの『エコノミスト』の記事を紹介し、

≪海外のジャーナリストからどれだけ嗤われても、日本のメディアは「三猿」を決め込むつもりだろうか≫と結んでいる。

この問題は、非常に大きな社会的問題である。
上杉氏ではないが、このブログでも徹底的に解明するまで取り上げていきたいと思っている。(資料

この官房機密費の問題は「贈収賄」の構図と全く同じである。

時に政権よりカネによって、その意向に沿った記事を書いてきた。その報道によって日本の社会を歪めてきたとも言える。
マスメディアのあり方が根底から崩れかけているとも言える問題である。

この「マスコミ贈収賄事件」ともいえる官房機密汚染問題を、臭いものにはフタをし、自分たちの保身に走っている姿は、すでにジャーナリズムを棄てている、と言える。

良識ある国民のマスコミ人を見る目が、根底から変わってきている。今までは「偏向報道」に対する、その仕事への批判であったが、この問題を契機として、その「人間性」に対する批判に変わっている。

このことは、マスコミ人にとっては死活問題とも言える批判でもあることを肝に銘じるべきである。

池上氏が呼びかけた、この問題を「取材してみる」正義感と気骨のある記者はいないのだろうか。


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社会部・経済部の記者たちよ、「官房機密費マスコミ汚染問題」で政治部を徹底追及せよ!

≪官房機密費マスコミ汚染問題 歴代官邸秘書官を連続直撃!≫
≪大新聞は1行も報道せず(東京新聞を除く)テレビは特集番組をあわてて中止≫

怒りの告発キャンペーン第3弾の週刊ポスト最新号のタイトルである。

s-P1010775.jpg s-P1010776.jpg(週刊ポスト6/11号)

この一週間ほどで数十人の元官邸関係者を連続直撃したという上杉氏が、またまた仰天する記事を書いている。

中でも政治部記者にたいしてランク付けが行われていて、その新聞なりテレビ局の影響力や部数などに応じて官房機密費からの配る金額に差があった、ということだ。
盆暮れに一人ずつ呼び出して個室などで、ランクが高い大新聞社などはプラス10万円で反対にブロック紙や通信社などはマイナス10万円で平均30万円ということだ。

また、驚くのはマスコミ対策費として官邸サイドからのみではなく、有力議員や秘書などを通じて配っていた、という。複数のルートを通じてマスコミへ機密費が広く配布されていたというのだ。

また、平野貞夫氏が、飲ませて抱かせた、"女"もあてがっていた、と言っているが、別の関係者は「記者を吉原や川崎のトルコ(風呂)に連れて行った」「夜中に酔っ払うとしょっちゅう機密費を無心してきた」「50万円から100万円にといった金額のランクアップを要求してきた」とその渡した側は次々と証言してくれる、というのだ。なんとも情けない話である。

やはり、普段マスメディアは「世の中の不正を正す」とかで権力を傘にカッコつけているが、その裏の顔を見た関係者にしてみれば、憤懣たる想いがあったのかもしれない。

歴代内閣が退陣するときに、基本的には総理と官房長官が山分けし、余った分はそれぞれの秘書官たちがお世話になった議員や官僚、評論家やメディア関係者にも配って使い切り、金庫を空にするのが礼儀だった、ということだ。

河村建夫元官房長官が持ち逃げした2億5000万円の行方についても儀式でその一部がメディア対策費に使われた可能性は大きい。

今まで、本ブログでも何度もこのコソ泥・河村前官房長官の持ち逃げ事件を取り上げているが、これは恒例となっていた、という「ありえる」話ではあるが、それが実態だったとすれば、マスコミの鳩山政権パッシングは、この2億5000万円の官房機密費効果といっても間違いではないことになる。

また記事の中で、ある政治部記者に官房機密費の中から渡そうとしたら、経済部記者もいたから、別の日に渡したというようなことが次のように書かれている。
≪「昔は総理外遊などの際は政府チャーター機の中で機密費を政治部記者にお土産代として配っていたが、経済部などよそ者がいる場合は後で個別に配っていた」≫

これは、官房機密費に与る記者は政治部に限られていたことがわかる。


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新聞社の中にはそれぞれの部門があり、社会部、経済部、文化部などに分かれているが、この機密費問題を語るとき、記者という括りで語られ、政治部記者とは限らないと皆、認識している。

政治部以外の記者たちは、自分達にも嫌疑が向けられているのがわかるだろう。

あたながたの友人・知人からも、官房機密費の件で聞かれているだろう。皆、あなたがたも絶対に受け取っていると思っているのだ。
実際、直接「貰った?」と聞かれたこともあるかもしれない。"疑いの目で見られていることを自覚しているのならば、もっと積極的に自分達や、業界全体に向けられた嫌疑を晴らす努力をしたらいかがだろうか?

また、あなた方自身も政治部の記者が派手な生活をしていると思ったことはないか。
同期なのにいち早く家を新築し、車も高級車に乗っているような輩に疑問を感じたことはあるはずだ。

これが晴れない限り、いくら、まじめに取材したとしても、どんなに世の中の不正を追及したとしても、あたながたの書いた記事は、誰もまともには信じないだろう。あたながた自体が不正をしているのだから。

社会部記者ならば、政治家の不正を追及しようとして政治部に潰されたという経験は一度や二度ではないだろう。
経済部記者なら、特定の業界と癒着して陰で悪さをしている政治家を何人も知っていることだろう、だが、その同じ数だけ記事に書けない政治家がいるのではないか?

あなたがたが、少しでもジャーナリストとしての自覚と、その精神があるならば、今、一番、解明されなければならないことは、「政治とカネ」でもなく、政権批判でもなく、まずは「報道とカネ」の問題ではないのか?
機密費がメディアに流れ、どのようなマスコミ対策が行われてきたか、誰が受け取りどんな記事を書いたのか、を徹底的に検証することである。

できないというならば、ひょっとして、社会部・経済部・文化部の記者も「毒まんじゅう」喰らった口か?と疑いたくもなる。心ある記者は魂を売る事無く、この問題を棋界の問題として勇気ある行動を期待する。

それでもできないならば、強硬手段に出るしかない。

そんな腐敗したマスメディアは日本には要らない。

外国メディアもこの問題を取り上げてきている。まさに日本の恥であり、ジャーナリズムの風上にも置けない者たちだ。

ならば、積極的に外国メディアに取り上げてもらうしかない。
この際、同じ日本人として恥をしのんで、各国に働きかけ、日本の大恥を削がなければなるまい。

平野貞夫氏が外国人特派員協会主催の記者会見で話してもらうのもいいかもしれない。

この問題は今後も徹底的に追及されなければならない、大きな問題である。

これからもガンガンと取り上げさせていただく。


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「政治とカネ」と同じくらい「報道とカネ」をマスメディア自身が追及せよ!

今週の週刊ポストが、やはり相当なインパクトをマスメディアに与えているようである。

そんな様子を岩上安身氏のツイートでうかがえる。

≪外相会見、開始直前。上杉氏と話す。週刊ポストに書いた官房機密費の件で大騒ぎだという。東京新聞を除く全ての全国紙政治部のOBが、機密費を受け取っていたと。そこまで汚染されていたとは。よくもまあ、政治とカネの追及だなどと、言えたものである。記者クラブメディアの汚れたカルテル。≫

東京新聞は地方紙だから、朝日、読売、日経、毎日、産経と通信社である共同、時事、後はテレビのNHK、日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東だ。この政治部にいたOBたちや編集局長やキャップ、主筆などが「毒まんじゅう」を喰らっていた張本人(下手人)たちである。

今後、彼らが反省するまで、追及していかなければならないだろう。

昨日のエントリーの中で、≪以前、平野貞夫氏が本か雑誌で書いていたが、野中広務氏が官房長官時代、新聞記者などを使って情報を収集させてきた、という内容を読んだ覚えがある。(探したが見つからなかった)≫
と書いたが、もしかしたらとパラパラめくっていくうちに、やっと見つかった。

魚住昭氏が4年かけて書き上げたという力作「野中広務 差別と権力」の中の数行の文章だった。



この本は2004年に上梓され、「月刊現代」に連載されたものに大幅に加筆修正したとので、ノンフィクション大賞にも選ばれた、魚住氏の代表作である。

この本じゃないかと探しているうちに、読みこんでしまい、本日の予定していたエントリー変更を余儀なくされてしまった(笑)。
改めてこの本の面白さを再確認し、以前読んだ時とはまた違うところで唸る箇所がいくつかあった。
ただ、「野中氏の情報収集能力」について読んだ文章は、もっと長目で内容も濃かった、と記憶しているので、違うのかもしれないが・・・。

ここでは、細川政権が誕生した当時の話で、自民党が初めて野党となり、離党する議員も相次いで、自民党本部にも陳情団や官僚、マスコミなどもほとんど来なくなり、閑古鳥が鳴いていたという状況で、なんとしても与党に返り咲かなければと密談に密談を重ねていた三人がいたという。
当時『三国同盟』といわれた、野中、深谷(隆)、亀井(静香)で、その話題の中心は、「細川政権打倒」具体的には、「細川首相のスキャンダルを見つける」こと。

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そうした中での深谷氏が語っている箇所が、昨日書いた、探しものの記事だった、ようだ。

≪「そうするうちに情報が集まるようになり、とくに野中さんのところに集中しだした。野中さんの情報源は主に政治記者で、社会部や週刊誌なども一部あった。政治部の夜回り・懇談のオフレコメモは本社デスクに集まるけど、それがそっくり野中さんに届いていた。それを見れば派閥の領袖が何を言ったかもわかる。そんな経験があったから、僕はその後、記者の夜回りを受けても発言は慎重にし、絶対に失言しないように気をつけるようになった」≫

この後、細川首相は、NTT株取引疑惑、佐川急便会長1億円受領疑惑へと続き、例によって連日マスコミで取り上げられ、耐え切れず、失脚していくことになる。

ここで驚くべきことに、野中氏が官房長官だったときは、1998年7月~ 1999年10月の小渕内閣時代で、細川政権は1993年だから、既に「Nシステム」は、その5年も前から出来上がっていたことになる。たぶん後藤田氏から引き継がれていて、政治部記者達は「毒まんじゅう」を喰らい続けていたのだろう。

上杉隆氏は昨日、次のようにツイートしている。

≪某テレビ局幹部。「上杉のスキャンダルを探せ。全力で探せ。経歴詐称でも、女でも、誤報でも何でもいい。潰せ」 あの~、最初から潰れているんですけど…。 ≫
と冗談っぽく書いているが、たぶんマスメディア幹部のホンネとしたら「なんとしても上杉を叩き潰せ!」だろう。

岩上氏が「政治とカネ」の次は「報道とカネ」をメディア自身が追及せよ、とツイートしていた。

≪「政治とカネ」追及を一年以上もやり続けてきたのだから、「報道とカネ」「政治部記者と機密費」について、血の流れるような自浄キャンペーンをしていただこう。≫

まさにそのとおりだ。上杉氏のスキャンダルを嗅ぎまわる時間があるなら、自らの「歴史的汚点」を取材しろっ!
と、息巻いても、官房機密費でいい思いをしてきた連中が、今やマスメディアの幹部になっているのだから、自浄能力がゼロということだ。

特に大新聞の記者達は、日ごろから、ネットメディアを軽るんじ、バカにしているフシがある。

この一年あまりにマスメディアの異常さは目を覆うばかりで、「政治とカネ」や「普天間報道」にいたっては、その劣化たるや極まれり、であった。そんな虚報・偏向・捏造のオンパレードのおかげで、国民の中でも徐々に「何か変」とマスコミに疑問を投げかける方々が確実に増え、目覚めてきている。

ネットメディアに対しても、あんまり甘く見ていると、そのうち痛い目にあうことを、「けもの道」をひた走る、「毒まんじゅうメディア」に知らせてあげなければなるまい。


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「毒まんじゅう」(官房機密費)を喰らったマスメディア腐敗の実態は、想像を遥かに超えていた。(週刊ポスト)

上杉隆氏の先週のスクープは、報道は全然されないが、それとは裏腹にかなりマスメディアにインパクトを与えたようだ。
そうれはそうである。一番知って欲しくない"恥部"を公にさらされてしまったのだから。

今週号の記事は、まさに驚天動地、マスメディアの腐敗の実態は想像を遥かに超えた、驚愕の内容だった。
今まで当事者しか知りえない、メディアにとっては超極秘事項だった「タブー」が、徐々にその悪行と愚行が世の中に現れ始めた今、メディアの信頼が根底から崩れようとしている。
 この記事を読み、政権交代前後から民主党や鳩山総理、小沢幹事長など、あらゆる角度から誹謗中傷し、貶めてきた、マスメディアの「動機」というものが垣間見えた気がする。
マスコミ人や、評論家、コメンテーター、司会者、芸人などを含め、テレビや新聞などで鳩山政権を執拗に批判してきた者たちは、全て怪しいと見るべきだろう。
やはり2億5000万円を持ち逃げした、コソドロ河村もメディア対策に使ったのだと思う。

この号は、先週号以上に関係者を直撃するだろうから、上杉氏も身の回りを十分気をつける必要がある。

s-P1010762.jpg s-P1010763.jpg(週刊ポスト6/4号)

「怒りの告発キャンペーン第2弾」
"民意"はこうして捏造される「世論誘導」と「人民裁判」の国ニッポン

「官房機密費実名リスト」に血相を変えたテレビ局大幹部と元官邸秘書官

≪上杉氏による、本誌スクープの反響が鳴り止まない。野中広務氏いわく「官房機密費を政治評論家に配った」。そして、カネは大新聞やテレビの記者にも流れていた―。
官房機密費の配布リストに掲載された政治評論家を直撃した前号に続き、機密費汚染の源泉ともいえる「記者クラブ」のタブーに迫る。≫

とここまでタイトルを並べてみたが、このタイトル付けではまだ"甘い"と思うくらいの記事の内容である。

ここまで酷かったのか、と開いた口が塞がらなくなるほどの、インパクトのある内容だけに、是非、買って読まれることをお薦めしておく。

現場の記者などがオフレコという形で内閣関係者や政府高官といわれる者から情報を得るということは良く聞く。
あの漆間の「自民党には及ばない」というオフレコ発言が、ネタ元をばらされ批判されたことは、
まさに例外中の例外で、ほとんどはネタ元が出ることはまずない。だから、しゃべるほうも気軽に政権内の極秘事項も喋るだろうし、ライバルの政治家の悪口なども気兼ねなくするのだろう。

そうしたオフレコのメモなどを幹部が有効利用していた、ということだ。

以下記事の引用と要約

現場記者は夜回りで集めた情報やオフレコのメモなどを、まず上司のキャップに上げる。そのキャップはデスクに上げ、そして政治部長へと渡り、最終的には編集局長へ(たぶん主筆まで)行くという。
そして建前はオフレコだが、それを元にして政治記事が書かれている、ということだ。

そして、ここからが驚くべき実態なのである。

≪メディアの幹部たちは、野党も含む各現場から上がってきた膨大なメモを、官邸に「上納」するのだ。最近ではメモもデータになっているから、転送も簡単だ。自民党政権時代の官邸関係者が証言する。「官邸は、機密費で各新聞社の幹部からメモを買っていました。新聞社側からのメモを集約するのは、毎日の日課です。カネを支払うペースははっきり決まっていませんが、1ヵ月に1回ぐらいでしょうか。食事をしながら、情報の対価として機密費から100万円程度を渡していました」
・・・これらのメモは官邸にとって与党の各派閥や他党の動向を知る上で格好の材料になる。≫
≪この恐ろしくよくできた仕組みは、誰よりも徹底して情報収集を行った官房長官の名字を冠して「Nシステム」と呼ばれている。ちなみに、かつては「Gシステム」と呼ばれていた≫ということだ。

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たぶん、ここでいう「Nシステム」は、野中広務氏(1998年7月~ 1999年10月・小渕内閣時代の官房長官)の「N」で、「Gシステム」は 後藤田正晴氏(1982年11月~1987年11月、第1次中曽根内閣・第3次中曽根内閣の官房長官)と勝手に推測している。この中曽根元総理と言えば、自然に新聞記者時代、大野伴睦の番記者からのし上がり、絶大な影響力をいまだ有しているナベツネが思い浮かぶ。このシステムにナベツネが絡んでいるのかもしれない。

また記事は、メディアの幹部と機密費の関係はそれだけではない、として、各記者クラブメディアから総勢10人くらいで、官房長官を囲んで不定期に編集委員懇談会が開かれ、帰りには手土産として銘菓などが手渡され、その中にはお車代として、一人100万円が相場だったということだ。
そんな毒されたマスメディア幹部は、将来有望な若手記者を官房長官に引き合わせ「毒まんじゅう」を共に喰らい、共犯関係が築かれていき、代々引き継がれていくと言うのだ。また、現金を手にした幹部が、その手下に何かに付けその現金を渡し、「毒まんじゅう仲間」が蔓延していく。
社によってはこの悪習に染まらなければ、上司から疎まれて出世できないとまでいわれている、というのだ。

これだけでは終わらないとして、≪自民党の経世会周辺で、「就職陳情」と呼ばれるものがあった。後援会の支援者から、息子・娘を何とか就職させてくれと頼まれた政治家達が、新聞・テレビへの就職の口利きをしていたのだ。私は秘書時代そうした事例をいくらでも見聞きしてきた。就職したその子供たちが、スタートからして「色が消えたスパイ」さながらに行動することはいうまでもない。≫

こうして自民党政権を通じて強固に構築されてきた機密費を介した「共犯関係」は、今も続いているのではないかと、上杉氏は「記者クラブ」のオープン化を遮る平野官房長官に白羽の矢を立てている。

以前、平野貞夫氏が本か雑誌で書いていたが、野中広務氏が官房長官時代、新聞記者などを使って情報を収集させてきた、という内容を読んだ覚えがある。(探したが見つからなかった)

普通の良心を持っている人間ならば、官房機密費という国民の税金に群がっておきながら、他人の不正を追及できるわけがない。ましてや、貰っていた負い目か何かは知らないが、自民党を助け、庇うように民主党批判を続けてきた。

各社の政治部長などは部下に情報収集させ、それを官房機密費をもらうため、せっせと官邸に運んでいた大悪人達ということだ。政治部長など出世した記者が、どういう家に住み、どんな派手な生活をしているのか、徹底的に追及すべきだとも思う。

最近は驚くことばかり続いている。

三井環氏の検察裏金疑惑のテレビ放映に始まり、野中氏の官房機密費暴露につづき、平野貞夫氏の森英介元法務大臣による指揮権発動疑惑。
今回は、官房機密費を巡る「メディアスクラム問題」とも呼ぶべきか。

マスメディアは「政治とカネ」で民主党攻撃を続け、自作自演の世論調査を執拗に実施し、ここまで支持率を落とすことに成功した。石川議員や小林議員、鳩山首相や小沢幹事長の問題と比べれば、その比ではないくらい、この官房機密費不正受領問題は、より「巨悪」なのではないか。

国民の投じた一票一票で、初めて本格的な政権交代を実現させ、これから官僚主導政治・対米隷属外交から脱却し、既得権益構造を打破して、いよいよ国民のための政治がつくられていこうとしている大事な時期を、マスメディアの異常なまでの報道汚染にさらされて、その芽を潰されようとしているのである。

「毒まんじゅう」を喰らったマスコミ人や評論家などに正義ズラして「政治」を語る資格はない。


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官房機密費受領問題:マスメディアは既に「けもの道」にどっぷり浸かっていた!

≪「世論誘導工作に巨費投入」の全容を白日のもとに曝し出せ≫
なぜ大新聞・テレビは野中広務氏が暴露した「官房機密費」を追及できないのか

s-P1010760.jpg(週刊ポスト5/28号)

すごいタイトルが並ぶ今週の週刊ポスト。
最近、昔の渡辺乾介氏が携わっていた頃のポストに戻ったのではないかと錯覚するほどの内容である。(参照:本ブログ3/21エントリー

松田光世氏のツイートにヒントがあった。(松田光世氏のツイート5/17)

≪今月から週刊ポストの編集体制が一新し、3年間世話になった旧友が副編集長で復帰。まだ2週目だが、既得権メディアに挑戦する刺激的な紙面づくりを始めた。どらえもんも参戦しませんかとお誘いが。今夜は久しぶりに武富と一緒に焼き肉。また楽しからずや。≫

やはり雑誌は人によって大きく変わる。

リード文
≪いつから大新聞・テレビは"世論調査屋"になったのだろう。全国紙の一面やニュースのトップを"今週の世論調査"が飾るなど、少なくとも先進国では異常な報道である。各紙・各局が徒党を組んで「政局」を動かそうと躍起になっている一方で、肝心の「政治の闇」に切り込む取材は皆無だ。
なぜ「社会の木鐸(ぼくたく)」は沈黙するのか。そこには長い歳月をかけて築き上げられた、政治と巨大メディアの「癒着の構造」がある―。≫

大新聞のテレビの世論調査について
≪「世論」という「他人の駆使」を利用して政権批判を展開するのは、批判材料を調べる取材能力がないということを自ら認めるようなものだ。≫
と取材姿勢を批判しつつ、その背景には官房機密費問題でメディアに渡っていることに対する後ろめたさがあるのではないか、と野中元官房長官の暴露後、大マスコミが「黙殺」しているこを上げている。

2億5000万円を持ち逃げしたコソ泥・河村建夫前官房長官を、大阪市の市民団体「公金の違法な使用をただす会」が告発した件でも、新聞・テレビはほとんど報道せず、東京地検特捜部が受理したのかどうかの情報も一切ない状況である。逆に小沢一郎・民主党幹事長が告発された時は、メディアがこぞって報じたのと比べ、あまりにも落差が大きい、ことを取り上げている。

ここであの「三宝会」が出てくる。

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最初に「三宝会」を報じたのは週刊ポストとのことだ。
≪この組織の存在をいち早く報じたのは本誌だった。本誌97年10月31日号は、「三宝会」が竹下直系の情報機関として設立され、事務次官経験者や現職の内閣情報調査室長も加わっていることを報じた。このスクープは当時の衆院予算委員会で、「マスコミを利用した政治支配」と政府追及の材料となった・・・≫

衆議院予算委員会97年10月30日 田中慶秋議員の質問

また平野貞夫氏も参院本会議で「三宝会」について質問している。

この国会審議も大メディアは一切報道しなかったとして
≪メディアを横断的に組織化すれば、不都合な国会審議さえ隠せることを図らずも示したといえる。
時系列で言えば、その半年後に橋本首相は参院選に惨敗して退陣し、98年に小渕内閣が発足。野中氏が官房長官に就任し、機密費の配り先を記した「引き継ぎ帳」を受け取ったのは、ちょうどその頃のことだ≫
と、情報統制がその組織内で出来てしまい、そこで出した方向性というものが、即、国民世論に繋がっていく、と考えれば、北朝鮮並みの言論統制国家であるといえる。

参照:「三宝会趣旨書

最後に
≪官房機密費の甘い汁を吸い、政権の「道具」になることを受け入れてきたマスコミ人が、河村前長官の「機密費"持ち逃げ"問題」を追及できないのは当然だ。その「癒着構造」こそ、この国の政治を歪めている病巣なのだ。≫

まさに、今のマスコミ報道姿勢などを鑑みれば、この「三宝会」なる組織は今だに存在しているのではないか。
いや、名前やかたちを変えながら、その機能だけは活きていると思わざるを得ない。

官房機密費が政治家の海外視察の餞別や、国会対策に使われるのは問題があるが、かまわない。
ただ、政治評論家や新聞各社の政治部長なり記者クラブ記者なり、マスコミ人に渡っている時点で、既にマスメディアとしての存在価値も意義も失っている。

検察の裏金疑惑、野中元官房長官の暴露、河村コソ泥の件を一切報じないという姿勢は、ポストがいうように、この時点で後ろめたさがあり、正義の「せ」の字も喪失してしまっているのだろう。
野中氏の暴露については、本ブログ5/1エントリー「野中広務元官房長官の機密費暴露発言にはウラがある」で、≪野中氏はあんたら、あの時、いい思いをして自民党が野党に転落したからと言って、あんまり自民党の悪口は言わんでくれよ」という暗黙のサインなのだ。≫との推測をした。
もっと言えば、ジャーナリスト・上杉隆氏が言うように「自分の悪口を言うことへの脅し」であったのかもしれない。

その上杉氏が次の項で≪「実名リスト」で名指しされた言論人を連続直撃!≫として、上杉氏が入手した官房機密費受け取りリストに基づき直撃していく様子が出ている。面と向かっては受け取ったという律儀な人は、特に政治評論家にはいまい。
ここで、このリストでも意図的に嫌いなジャーナリストの名前を載せて貶めることも考えられるし、途中で誰かが中抜きし、本人には渡ってない可能性もあるとして、本人が貰ったと白状し、官房長官などが「あげた」といわない限りは、危険なリストであると言っている。確かにいろいろな思惑があるのかもしれない。
野中氏から拒否したと"名指し"された田原総一郎氏は「受け取るのが永田町の常識で、拒否するのは非常識」と語り、中村慶一郎氏は「政治評論家に官房機密費を配っていたのは事実です・・・自民党政権時代の悪習であり、恥部ですよ。・・・」と認めるが本人は受け取りを否定している。

欧米などは機密費が日本の20倍から30倍と多額だが、アメリカなどでは「2ドル・ルール」「5ゴル・ルール」があり政治家からコーヒー代などを越える金品の提供を受けてはならない、という自主的ルールがあるという。
日本では、特に政治部記者に対しては日常的に官房機密費が配られていた歴史があり、官房長などとのオフレコ会食で秘書が現金付き手土産を記者に渡す。記者の転勤や出産、家の新築などの機会に官邸から現金入り(5・10万円)の祝いの品が届けられる、ということだ。
その記者が社の幹部になり、退職後は政治評論家を名乗りだす。そこでもまた機密費に与り、審議会などのメンバーでまた機密費を受け取る。
こうしたことが何十年と続けられてきた、と思うだけでゾッとする。

上杉氏はテレビ番組で、「ジャーナリストが政治家からカネを受け取った時点でペンを折るか辞めるべき」と怒りを内にひそめながら激高しているように聞こえた。またこれこそ「政治とカネ」の問題である、とも。全く同意!

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検察や警察の裏金疑惑でも現職の検事や警察官が内部告発している。

官房機密費を貰ったマスコミ人は断言してもいい。絶対に自分が貰ったと告白はしないだろう。

以前にも書いたが、日本社会の歪みを見ていくと、マスメディアが本来の役割を果たしてないところに全ての歪みが出てきていて、マスメディアが変わるだけでも日本はかなり良くなると思っている。
もっと言えば、全ての歪みなどのマイナス要素の元凶ともいえる。
その最たる象徴がこの「官房機密費」マスコミ受け取り疑惑である。

コソ泥・河村の2億5千万は、マスコミ対策で使ったということも考えられる。

三井氏は、検察が「けもの道」に入ったという表現をよく使う。

マスメディアもとっくにその「けもの道」にどっぷりと浸かっている、と言える。

以下参照
●野中氏が「官房機密費」から政治評論家などメディア側に金銭が渡っていたことを暴露した。
 ~官房機密費の実態~(TBS)官房機密費の実態(3)

●『フォーカス』2000年05月31日号
「極秘メモ流出!内閣官房機密費をもらった政治評論家の名前」
竹村健一200万円、藤原弘達200万円、田原総一郎100万円、俵孝太郎100万円、細川隆一郎200万円、早坂茂三100万円、三宅久之100万円

その他個人的に怪しいと思う人(あくまでも推測)
岩見隆夫・毎日新聞客員編集委員、西部邁、早坂茂三、八木秀次・フジテレビジョン番組審議委員、飯島勲、小泉元首相秘書官、安広欣記・元読売新聞政治部次長、岸井成格・毎日新聞社主筆、河崎曽一郎・NHK解説委員、生方幸夫・元読売新聞記者、船橋洋一朝日新聞主筆

三宝会会員だったマスコミ人
・高橋利行
世論調査部長、解説部長、論説委員、編集局次長を歴任。現・東京ケーブルネットワーク㈱常務取締役に就任
・芹川 洋一
日本経済新聞社元政治部長。編集局次長兼論説委員、大阪本社編集局長を経て、現在、日本経済新聞社執行役員・電波・電子戦略室長
・佐田正樹
元朝日新聞記者・現チャンネルJ代表取締役
・湯浅 正巳
選択出版代表取締役

【上杉隆】大手メディアが報じない官房機密費
2010年05月04日 2010年05月04日 神足裕司 上杉隆 小島慶子

たかじんのそこまで言って委員会  (3/8) 2010年5月16日放送

喜納昌吉国会質疑「官房機密費オープンにして、公開するよ(鳩山由紀夫)」


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野中広務元官房長官の機密費暴露発言にはウラがある

まず、官房機密費の使われ方を野中広務元官房長官が暴露している。

何か違和感が残る。

野中が議員時代から、この方は稀代の策士で、目的のためなら手段を選ばない人だと思ってきた。
また日本をダメにした政治家のトップのグループに入る一人だとも思っている。

この人が発言するということは何か「ウラ」があるはずだ。
まずその記事と、ネットで流れたいくつかの情報を転載させていただく。

機密費食い逃げ疑惑に新証拠≫ (日刊ゲンダイ2010/4/26)
前官房長官河村をビビらせた野中広務の告白
≪◇新築祝いに3000万円!?自民党の河村建夫・前官房長官がビビりまくっているという。河村は政権交代直後の昨年9月に2億5000万円もの官房機密費を引き出したとして、大阪市の市民団体に背任容疑などで東京地検に告発されている。この問題に関連し、思わぬところから新証拠が飛び出した。野中広務元官房長官がテレビで官房機密費の使途を洗いざらいブチまけた一件だ。河村を告発した原告代理人のひとりで弁護士の辻公雄氏はこう言う。
「野中氏の発言で、官房機密費があらためて情報収集に使われていないことが分かりました。野中氏の発言を載せた記事を基に先週、東京地検に証拠資料の請求をしました。河村議員の件が訴訟になれば、野中氏を裁判の証人として呼ぶことも検討したいと思います」
野中の衝撃告白は、先週放送された「官房機密費の真実」(TBS系)。番組で野中は、官房機密費の使途をバクロした。
「総理の部屋に月1000万円。衆院国対委員長と参院幹事長に月500万円ずつ持って行った」「政界を引退した歴代首相には盆暮れに毎年200万円」「外遊する議員に50万~100万円」「(小渕元首相から)家の新築祝いに3000万円要求された」と次々に明らかにしたのだ。
「これはもう公私混同どころのレベルじゃなく、税金ドロボー、公金横領ともいえる驚愕の実態です。告発されている河村はもちろん、自民党の歴代首相や官房長官はみな泡を食っています」(司法ジャーナリスト)
野中証言にはもうひとつ注目発言があった。「(政治)評論をしておられる方々に盆暮れにお届け」と明かしたことだ。
「テレビに出ている政治評論家やタレントが数百万円を提示されてマスコミ工作をお願いされたという話もある。この人たちが“毒まんじゅう"を食べていたと仮定すると、官房機密費のニュースに触れない理由が分かります」(民主党関係者)
鳩山政権が、歴代政権の官房機密費の使途を完全公開すれば、政界と大マスコミは一気にガタガタだ。 ≫

機密費:評論家にも 野中元長官、講演で証言」(琉球新報 2010年4月28日)
≪野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月~99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。
 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。
 野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。
 官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を公表したが、使途については明かしていない。

<用語>内閣官房報償費(機密費)
 「国の事業を円滑に遂行するために状況に応じて機動的に使う経費」とされる。国庫からの支出は年間約12億円で、使途の不透明さが問題視されており、民主党は2001年に一定期間後の使途公表を義務付ける法案を国会に提出した。≫

官房機密費 使途と支出先の公開を」 (琉球新報・社説 2010年4月29日 )
≪官房機密費 使途と支出先の公開を
 歴代政権が使途や支出先を明らかにしていない内閣官房報償費(機密費)の実態の一端が、当事者の口から語られた。
 那覇市内で開かれた日本青年会議所沖縄地区協議会主催のフォーラムで、野中広務元官房長官が長官在任中(1998年7月~99年10月)に複数の評論家に機密費から「盆暮れ500万円ずつ」届けていたことを明らかにした。
 鳩山由紀夫首相は、参院予算委員会で「一層の透明化を図っていきたい」と述べ、情報公開を進める意向を示している。当事者が口を開いた今、政府は早期に機密費の使途や支出先を公表し、国民に説明すべきだ。
 機密費は「国の事務または事業を円滑に遂行するため機動的に使用する経費」とされる。取扱責任者の官房長官が政治的判断で国費から支払う。
 2010年度予算案では内閣情報調査室の経費を含め、09年度と同じ約14億6千万円が計上された。将来にわたって使途を明らかにできない。そんな国家予算があること自体不可解だ。
 野中氏は官房長官時代に評論家だけではなく、総理大臣の活動費、国会対策費、参議院幹事長室などに官房機密費を配ったという。
 世間の常識から懸け離れた額にも驚くが、評論家に配ることと官房機密は一体どうつながるのか。理解に苦しむ。評論家に高額の現金を配ることで、政権に有利な発言を期待したのだろうか。
 もし現金を受け取った評論家が、そのことで政府に有利な発言をしていたり、それまでの論調を変えたとしたら由々しき事態だ。民主主義を否定、破壊する行為であると言わざるを得ない。
 野中氏は評論家に官房機密費を配ったことについて「日本の政治のむなしさを思う」と心情を吐露している。「私にすべての責任がある」と認めた上で「新しい政権の下でも続けていくことがないように」求めた。この発言は重く受け止めたい。
 民主党は01年、一定期間後に使途公開を義務付ける法案を提出した。そして今政権の座にいる。
 鳩山首相は機密費を将来的に全面公開する方針を示したが、機密費を扱う当事者の平野博文官房長官は公開に慎重で腰が定まらない。
 時の政権の都合のいいタイミングで、いかようにも使え、第三者機関のチェックすら働かない事態は解消すべきだ。≫

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参照1:≪2010年4月19日放送 TBS『NEWS23クロス』シリーズ追跡:官房機密費・第1夜≫(@prspctv)
≪過去に機密費を渡した先が詳しく記録されていたという引き継ぎ帳。支払うべき相手と金額が具体的に書かれていたという。・・・野中「もう辞めてもうじき死んでいくから、(実態を)正確に言っておいた方がいいと私は思うもんですから。」・・・機密費は当時複数の政治評論家に盆暮れに配っていたという野中氏。内心割り切れない思いを抱えていたという。野中「まあ、あいさつ程度のことですけども、盆暮れやってるのを見て、ああ、こんなことをせなならんのかなと。あんだけテレビで正義の先頭を切るようなことを言っている人が、こんな金を平気で受け取るのかなと思いましたね。」

 
参照2:「ツイッター情報 官房機密費を受け取った政治評論家」(@kamitori)
≪官房機密費を受け取った政治評論家=田原総一郎・藤原弘達・俵孝太郎・細川隆一郎・早坂茂三・竹村健一・三宅久之・・・。(マスコミ抱き込みに有効な官房機密費として。) 「日本の裏金」「裏金」(共に、古川利明 第三書館)≫

野中氏の行動原理には過去、理念というものが欠落していることがわかる。
≪証言ドキュメント 永田町・権力の興亡第2回 1996~2000漂流5年 “数”をめぐる攻防≫(NHKスペシャル)で野中は「私は高邁な政治など求めていなかった。党がいかに難局を乗り切るか、それしか考えていなかったよ。」と、自ら理念とか国のあり方がどうのというよりも、いかに自民党が「与党であり続けること」が重要だったことを証言している。また自・自連立に向けても「悪魔とも手を結ぶ」と宿敵小沢一郎に頭を下げ、連立に取り込むが、それはただ単に公明党を取り込むエサだったことが後ほどわかる。
自自公連立誕生後、自由党に約束した政策などは一切無視し、小沢・自由党をなんの躊躇もなく簡単に切り捨てた。

参照3:≪自公体制のきっかけとなった一本のビデオテープ≫(永田町異聞)

このように見ると、平野貞夫氏も言っているが、小沢さんという人は「騙され続けてきた」ということがよくわかる。ナベツネが画策した民・自大連立もそうだった。小沢さんの中に純粋に理想を追求する心があり、そこにつけこまれているように思う。

少し脱線気味だが、要するに野中さんが、ここにきて何故、官房機密費について暴露話をしだしたか?ただ単に、余命いくばくも無いからという理由だけか、という疑問である。

私が導き出した、というか初めからピンときていたが、結論は「脅し」である。

過去、官房機密費から直接・間接的に評論家・ジャーナリスト・学者などに様々な名目によって渡っていることは想像に難くない。まあ、ストレートに現金でもらっていた疑いのある、某テレビ司会者などもいるが、講演や執筆、会食でのお車代など、間接的に貰っていたのは、貰った本人が一番よくわかる。

そこで、野中氏は「あんたら、あの時、いい思いをして自民党が野党に転落したからと言って、あんまり自民党の悪口は言わんでくれよ」という暗黙のサインなのだ。

また評論家の中には、政権交代したから、年2回盆暮れ500万円が貰えなくなった。怪しからん、ということで自ら率先して民主党追い落としをしている輩もいるだろう(笑)

この野中氏の暴露が非常に大きいのは、権力を監視するはずのマスコミ人も含めた評論家たちが、具体的なワイロを受け取り、政権の批判もせず、意向にそっていたことだ。

この構図はアメリカのCIA工作資金が自民党にまわり、対米従属外交を続けてきたのと全く同じである。

この評論家のなかにはあの「痴の巨人」も入っているのではないか・・・?

※お断り
いつも応援ありがとうございます。GW休暇中5月9日まで遠出する関係で、一応ブログの更新については毎日したい、という意向もあり、過去記事や転載、また短文になりますので、ご了承ください。


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NHKで内閣官房機密費報道と、あの河村建夫氏の2億5千万の裁判

NHKの9時のニュースで「内閣官房機密費」の資料を入手したと報じていた。

安部内閣で官房副長官を務めた、的場順三氏がその資料についてコメント。
使用目的については、「いろんなことに使われた。国会対策にも使われたんじゃないか」
共産党が以前入手した資料で、背広代に100万円、パーティ券や慶弔費などに支出され、大枠は当事者が認める発言をしている。

官房機密費は、外務機密費といわれる外務省報償費(50億円)から秘密裏に内閣官房報償費に上納(20億円)されていると言われていて、国会議決を経ない経費の流用を禁止した財政法違反に該当すると指摘されていることから、歴代内閣はその存在すらも否定していた。
鳩山由紀夫内閣は、官房機密費について鈴木宗男議員の質問趣意書に対し、「歴代自民党政権による否定を取り消し“報償費の一部は官邸の外交関係費に使われていた”とする答弁書を閣議決定。岡田克也外務大臣も、虚偽の説明が行われて来た」という見解を示し、一歩の二歩も前進している。(2010年2月5日)

ただ、口が滑ってテレビで喋ってしまったお方もおられる。官房長官の経験もある塩川正十郎元自民党衆院議員である。
「官房機密費について野党対策に使っていることは事実です。現ナマでやるのと、それから、まあ、要するに一席設けて、一席の代をこちらが負担するとか」「私が官房長官のときは、4、5千万円ですかね。1週間にいっぺんぐらい、あるかどうか、会計課長がのぞきにきて、それで足らなかったら、ちょっと増やして入れてくれているという状態ですね。だいたい100万円単位で袋に入れてあります」(01年1月28日放送、テレビ朝日系「サンデープロジェクト」)
また違う番組で、機密費の使い道について…総理大臣が自由裁量でですね。まあ、国会対策だとか、あるいはですね、勉強会の対策費用で使うのは、3割ぐらいじゃなかったかな」(01年1月29日放映、TBSテレビ「ザ・ワイド」)
http://bit.ly/d7e5FAより・・・(サンプロの放映は何故か今でもはっきり覚えている)
このことで衆院予算委で質問されると、塩川氏は「忘れました」「官房長官は短かったし、思い出せない」と答弁。NHKのニュースでも「何に使ったのかは、私は墓場までもってきますよ、いいません。」と狸ぶりを発揮。

また田中真紀子元科学技術庁長官(自民党衆院議員当時)も、「あのとき(村山内閣)も100万円持ってきた。私は(科技庁長官として)国の仕事でオーストラリアに行って(国際原子力機関の総会で)演説をやらせてもらったり、ハワイに行ったりしたんですが、そのとき必ず100万円持ってくるんです。それをお返しすると、今度、官房長官自身が、『田中さん、受けとってもらわないと困る』と言いに来た」(『週刊現代』二月二十四日号)暴露している。

この外交機密費が官房機密費に上納されたいきさつについては、1960年代に本格化する日韓国交正常化交渉が発端と言われ、裏交渉に莫大なカネがかかって官房機密費が底をついたため、当時の佐藤栄作首相が外務省に「補てん」を命じたということになっている。
これと並行するように、岸信介総理在任中の日米安全保障条約の新条約の調印・批准において、外交機密費が内閣によって初めて使われたという見方もある。

この官房機密費については、共産党が長年に渡り執念とも思える追求をしている。参照
この中で消費税導入前後(89年4月)にかなりの機密費が使われていた。
3月30日:自民「国対費」官房長官に1000万円、
4月01日:消費税施行、4日・小此木建設相が国対委員長時代、社会党にパーティー券200万円渡したと暴露、
4月06日:自民「国対費」幹事長に2000万円、
4月12日:自民、衆院予算委員会を単独開会、国会空転
4月13日:自民「国対費」国対委員長に1000万円
4月14日:自民「国対費」幹事長に2000万円、経理局長に500万円
4月17日:政府与党首脳8者会議、国会運営方針を協議

さらに追求「官房機密費の使途は、国会議員が外国に行くときの餞別や外国要人の接待にも使っているが、一部は間違いなく野党にも回っている。野党の国会対策として、国会議員を接待していた」このような事実を裏付けるような資料は2002年4月、共産党の志位和夫委員長の手で発表されている。志位委員長が公表したのは、宮澤内閣時代の内閣官房機密費の会計記録の一部とされるものだ。具体的な氏名と金額が記されたリストによって、野党議員やマスコミ関係者に対して、100万円もする背広の仕立券やパーティー会費が幅広く配られていた実態が明らかにされた。
参照:官房機密費資料の裏付け調査の結果
参照:会社なら税務署が許さない“税金で100万円の背広だって あきれた

内閣官房機密費については、本来国益のために使うべきであって、「日本が国際社会の中で外交を有利に進めるための情報収集費」に使っていれば、このような経費自体は問題ないだろう。

そういえば、河村建夫元官房長官が「2億5千万円を引き出し事件」で訴えられていたが、裁判が進んでいたことは知らなかった。

「2月18日、大阪地裁806号法廷で内閣官房報償費(官房機密費)をめぐる行政訴訟の第1回口頭弁論が開かれた。原告は大阪の市民団体。衆院選直後の昨年9月1日、当時の河村建夫官房長官が引き出した機密費2億5000万円の使途について、情報公開を拒んだ国の判断の取り消しを求めて裁判を起こした。」

これは情報公開についての裁判で、本命はやはり「背任罪・詐欺罪」だろう。

「2009年8月の第45回衆議院議員総選挙で自民党が惨敗し下野が確定的になった翌9月、時の長官・が明らかになり、大阪市の市民団体「公金の違法な使用をただす会」から10年2月に背任罪・詐欺罪で告発されている。」

検察がこの「背任・詐欺罪」を本格捜査し、検察人事についても非を認めるような人事をすれば、地に落ち、地中に埋もれてしまった国民の検察に対する信用も、10分の1くらいは回復するかもしれない。

徹底解明を求める


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「河村氏の機密費引き出し「異様」 政府答弁書で指摘

名を名乗る誠実な市民団体から告発されてたんじゃなかったか!ここでしっかり捜査すれば地に落ちた検察の信頼も回復するというものだ!
(監視じゃ!ナル。)

「鳩山内閣は19日、政権交代が決まった昨年8月の総選挙直後、当時の河村建夫官房長官が引き出した2億5千万円の内閣官房報償費(官房機密費)について、「それまでの支出の態様と異なるものと言わざるを得ない」とする答弁書を閣議決定した。新政権発足前の「駆け込み」で、異様な引き出しだったと示唆している。」
朝日新聞2月19日(金) 11時12分


続きを読む

衆院選惨敗後に機密費2.5億引き出しは「横領」にあたらないか?

衆院選惨敗後に機密費2・5億円 麻生前政権、使途は不明
2009年11月20日 18時05分
「平野博文官房長官は20日午後の記者会見で、内閣官房報償費(機密費)に関し、自民、公明両党連立政権下の2004年4月以降の月別支出額を公表した。麻生前内閣がことし8月30日の衆院選で惨敗した直後の9月1日に国庫から2億5千万円を引き出し、支出していたことが判明。過去5年半での月別支出額でみても突出している。機密費の使途は公表していなかった」

平野官房長官は、選挙後の2億5千万円の引き出しに関しては「前政権下のことであり、根掘り葉掘り調べる立場にない」
と言っている。

まさに、どさくさにまぎれて、使い込んだとしか言いようが無い。

時事通信によると
「河村建夫氏は20日、2億5000万円について、記者団に「わたしの判断で(支出したので)あって、お答えする立場にはない」と強調。使途についても「非開示ということで説明する立場にない」と繰り返した。使途についても「非開示ということで説明する立場にない」と繰り返した。
 麻生太郎前首相の側近は「法律に基づいて使っただけだ。大きな話にはならない」と語った。別の官房長官経験者は「国家のため情報収集活動などに使った。(陸上自衛隊が派遣された)イラクのサマワでの活動とか」と強調した。ただ、麻生内閣の9月の支出は、退陣を目前にした時期だけに、不透明な印象も漂う。共産党が2002年、「内部文書」を基に、機密費は政治家のパーティー券購入や与野党議員の「背広代」などの国会対策費に使われていたと追及し、政府側が釈明に追われたこともある。
 一方で、「使途を明らかにすると言ってきた鳩山由紀夫首相が何もしないと、国民の不信感は逆に強まる」(若手議員)と、鳩山政権をけん制する声もある。(2009/11/20-22:04)」

一部では自民党が大敗し、選挙資金の補填に回ったのではないか、とも言われている。

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鳩山政権下で既に内閣官房報償費を1.2億円請求したとのことだが、解明していかないとすれば、国民はこの使途も疑問視することになる。

官房機密費といっても、明らかに国民の血税であり、支出には領収書が不要で、会計検査院による監査も免除されている、とは言え、あくまでも「国政の運営上必要な場合」と規定されている。
 
自公政権は直前の選挙で大敗し下野することは明らかになったときでもあり、この2億5千万円は「横領」にあたるのではないか?

河村建夫前官房長官を追求し明らかにしなければ、国民の間やオンブズマンなどで告訴する動きも考えられる。

この他「外務報償費」と「捜査報償費」があり、外交機密費とも呼ばれ、外交政策に使われている?はずだが、昨今の公務員のモラルの低下などから鑑みても、決してその使途が、目的どおりに使われている可能性はきわめて低い、はずだ。

もう一つの捜査報償費は、捜査活動の際にかかる諸費用や謝礼などだが、全国各地で裏金をプールしていた事実が発覚して、中には内部告発をした例もある。

国民は政治家はもちろん、公務員に関しても信用していない。

そんな信用無いもの達に、最初から使途が不明な使い方をするようなものには、税金を預けた覚えは無い。

領収書もいらないようなものには予算は組むべきではなく、それをいうなら自分達の給料から積み立てたものを、緊急時の予算として計上し機密でもなんでも使えばいい。

明らかに公的な使途にのみ、外部機関などをつくり、お墨付きをもらったものに限ればどうだろうか?

平野官房長官は、野党時代に言っていた通りに公開すべきであり、その時のために、使途については後々追求されることの無いようにご使用願いたい。


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