日々坦々

日々の出来事をボヤキつつ、日本が直面している諸問題の根源を追求する




ツイートで「Yes We 菅直人(Can not)」と言われてしまう、菅政権の末期症状

Category: 政治   Tags: 週刊ポスト  週刊朝日  管政権    
ツイートでウィットにとんだものがあった

≪Yes, We 菅直人(Can not) でございます≫(参照

思わず大笑いしてしまった。

「空きカン」といいイラ菅・ニゲ菅・ブレ菅・カンカラカンまで、スタートしたばかりの菅さんも、既に末期症状とも呼べるような、国民にバカにされる現象が現れ始めてきた。

週刊ポストの特集≪「怒りの総力特集」空きカン内閣はくずかごへ≫

とゴミとなってしまった。

予告どおり週刊ポストのこの特集を取り上げさせていただく。

s-P1010904.jpg s-P1010905.jpg(週刊ポスト7/30号)

リード文が1ページに渡っているのには驚いた!(左1Pが全てリード文)

タイトルもかなり長い

≪かくして我々日本人の前には信じるべき政治家も期待すべき政党も皆無となった 国民を絶望させた11人の亡国政治屋 ―「民意」さえ捏造されるこの国は本当に民主主義国家なのか≫

リード
≪口を開けば「民意、民意」というけれど、一体この国の政治家たちは、民主主義、国民主権の意味を本当にわかっているのだろうか。
菅直人首相は消費税増税を「公約と思ってもらってかまわない」「国民に信を問う」と大見得を切ったはずなのに、いざ選挙で負ければ、「やや唐突だったが、税制改正(増税)そのものが否定されたとは思わない」と、「民意」を捏造してまで官僚の求める政策に突っ走ろうとしている。
公僕ではなく「官僕」である。これで政治主導とは笑わせる。
それを監視するはずの「民の木鐸」たる大新聞は、「参院選の敗因は、首相が消費税率引き上げに言及したことではない。(中略)消費税増税への理解は国民の間に深まっている」(読売新聞7月13日付社説)と、民意捏造、官僚天国の後押しに必死だ。
経団連の米倉弘昌会長も「消費税の問題を掲げたために負けたとは思っていない」と同調した。政・官・財・報の「既得権益カルテット」が一堂に会し、国民がせっせと働いて溜めた財産を吸い取ろうと、下手くそな狂想曲を演じて見せている。もちろん聞き惚れる観客などいないが、演奏者たちはお構いなしだ。
民意の大切さを説いた政治家の初めとして有名なのは、古代中国の宰相、管子(管仲)である。「政(まつりごと)の興るところ、民心にしたがうにあり。政の廃するところ、民心に逆らうにあり」という言葉は、多くの政治家が座右の銘として引用する。
ただし、古代の政治では斬新な建築も、民主主義の現代にあっては、いわば"あったりまえ"のことである。その、"あったりまえ"が、平成ニッポンの「菅氏」に通じないのだから、この国は2000年以上前の中国にも劣るのか。
「それでも消えない消費税増税」の、もうひとつの原因は野党にある。なにしろ菅・民主党に対峙する野党第一党・自民党の公約もまた「消費税10%」なのだから有権者は堪(たま)らない。
彼らは政権奪回のために「民意」に従うより、与党と違いが出なくても「官意」に従うことを選んだ。増税反対を訴えたのは、もはや国民的支持を完全に失った社民党や共産党、そして新参者の「みんなの党」くらいだった。「みんな」の躍進が消費税反対の民意に支えられていたことは疑いない。選挙区で大勝して狂喜乱舞の自民党が、政党の信任度を問われる比例区では民主党ともに票を激減させたのだから、勝者なき参院選だったのである。
そして、今回もまた貴重な参政権を放棄した4割を超える有権者たちが、なぜ投票所へ行かなかったか―「民度」の問題では片付けられない。
やってほしくないことをやる政治家ばかり、といえば、みんなの党や民主党内の増税反対派は「いや、ここにいる」と気色ばむかもしれない。しかし、われわれ国民が「増税しない政権」を選ぶことはできないではないか。
政権選択なきニッポンには民主主義も国民主権もない。この責を誰が負うのか。「民意」を口にしながら民意に背いた政治家は、与野党を分かたず厳しく糾弾されるべきだ。
「みんい、みんい」と鳴くだけのセミは、夏とともに去らねばならない。≫

その「国民を絶望させた11人の亡国政治屋」の筆頭はやっぱり空きカン首相だった。

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≪小沢一郎怒りの肉声入手!「菅は鳩山より危ない。国民をナメた政権に明日はない」
権力のために政策も売り飛ばす 菅直人「バルカン政治家」の本性≫

と題し以下要約&引用

参院選に大敗した菅首相は迫る民主党代表選を中央突破するつもりだ、ということで、9月末に予定されていた代表選を「9月5日」に前倒しする方針を固め、執行部の責任追及の声が広がる時間を少しでも短くして乗り切ろうという腹である。
今、執行部の責任を問うと総理自身に責任が及んで収拾がつかなくなる、というのだ。

それを恐れる菅首相は落選した千葉景子・法相の後任人事さえ決めることができずに"民間人大臣"として留任させた。

リード文でほとんど言い尽くされているので菅さんはこのくらいにして、この同じ菅さんの記事の中で、小沢派の「意外な代表候補」という項目に面白いことが書いてあった。

≪小沢支持派グループの中核「一新会」代表幹事の鈴木克昌氏、松木謙公氏ら幹部たちも作戦会議を開いていた。小沢氏は1か月前の菅政権発足当時、側近議員に「代表選の争点は普天間と消費税になる」と予告しているが、会議では連立組み換えまでにらんだ小沢氏からの具体的な戦略が伝えられたという。
「菅さんが復活させた党の政策調査会が戦いの舞台になる。まず執行部が修正したマニフェストを衆院選時点に戻すように要求し、普天間の国外・県外移設の再検討を軸とする日米安保のあり方、消費税増税方針の撤回、そして公務員改革について論戦に挑む。政策を転換しないというなら次の総選挙で勝てる対立候補を立てる・・・」(一新会議員)≫

その「本命候補」として浮上しているのが、松本剛明(たけあき)・衆院議運委員長ということだ。その松本議員とはどういう人物なのか?

≪51歳で当選4回。同世代の前原氏や枝野氏ほど目立ってはいないが、伊藤博文・初代首相の玄孫(母・悦子が伊藤の次女・朝子の孫父は松本十郎元防衛庁長官。藤一郎駐アメリカ大使は従兄)(参照) で民主党では政調会長を2期務め、かねてから「議会運営を学ぶべきだ」と直々に議運委員長に据えた経緯がある。小沢氏が温存してきた切り札の投入だ。
「松本は閣僚経験こそないが、政策能力では党内に敵がいない。必ず勝てる。代表選に負けて菅、仙谷、枝野、玄葉たちが党を割るならそれでも構わない」(小沢氏側近)≫


残り10人はタイトルを記しておく

・国益を損なわせる危ない政治センス 仙谷由人官房長官

・口先ばかりで中身のない三百代言幹事長 民主党・枝野幸男幹事長

・この人の「消費税増税論から漂う"官僚作文"のたまらない腐臭 民主党・玄葉光一郎政調会長

・普天間問題を迷走させた「交渉ができない」外務大臣 岡田克也外務相

・最後まで自分のことしか話さなかった 鳩山由紀夫前首相

・自民党政治の"生きた化石"いまだ人気で「郵政栄えて国滅ぶ」 亀井静香

・筋を通して議員通さず 社民党・福島瑞穂

・勝ってなお更迭論くすぶる 人望なき「野党第一党党首」 自民党・谷垣禎一総裁

・世論調査の人気を過信しちゃった 失笑するしかない政局オンチ 新党改革・舛添要一代表

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最後11人目の記事は小沢さんに対する、叱咤激励と受け止められる内容だった。

≪この男の問題は「カネ集め」でも「政治手法」でもない
・20年政治をかき回しておいて「黙って消える卑怯者」か 民主党・小沢一郎前幹事長≫

リード文

≪有権者の選択権を奪ったという意味では、小沢一郎氏の責任も重い。
同氏は「政権交代可能な二大政党制をつくる」という大きな旗を掲げて93年に自民党を割り、以来、細川連立政権と現在の民主党政権で自民党を下野させて政権交代を国民に見せることに成功した。その「功績」について異論はあるまい。
ただし、細川連立では8党派の足並みの乱れから、1年もたたずに連立は崩れた。原因をすべて小沢氏に求めるのは酷だとしても、連立を維持できなかった責めを負うのは当然だ。≫

この記事の中での興味深い点は、元駐レバノン大使で作家の天木直人氏の言っている中に出てくる平野貞夫氏が『小沢は社会主義になった』と語ったという部分だ。

≪「参院選の結果を踏まえ、今、政治家が民意に応えてやるべきテーマは「消費税増税反対」「公務員改革」「沖縄問題」であると指摘する。
「政治家は誰もが"国民のため"といいますが、嘘ばかりです。では、小沢氏はどうなのか。側近といわれる平野貞夫・元参院議員は最近、『小沢は国民のための政治を志すために、まさに社会主義になった』と語っていた。これは興味深い。
それが本当だというなら、今度こそ小沢氏は自ら先頭に立たなければならない。鳩山氏、菅氏を立てたように、"今度は海江田万里だ"、"原口一博だ"とやっていては、何より国民の目に小沢氏の政治姿勢が明らかにならない。もはや、二重権力など論外です。参院選の惨敗は、小沢氏にとっては最後の天佑でしょう。民主党がこのまま順調に政権基盤を固めていれば、もはや有権者は小沢氏の再登場を拒否したはずですから。
・・・」天木氏の小沢論はこの20年間の「あまりに大きな波乱、少ない成果」を厳しく批判しつつ、「お前は本当にやれるのか」という待望も秘めている。ただし「ここまで政治をかき回しておいて、最後は黙って消えていくのは卑怯です。しかし、彼のこれまでの行動を見ていると、そうなるような気もしています。この週刊ポストの記事を読んでも何も感じないようなら、それまでの政治家です」
と極めてクールな見方をする。「それまで」か「その先」があるか9月の代表選が注目される。≫

今、菅内閣は参院選の戦犯がそれぞれ執行部にて執務しているが、求心力が急激に低下し、対外的には菅さんが外交どころじゃないと国内を重視しているため完全に停滞している。
選挙における国民の審判は、菅政権の中に自民党政権時における官僚主導政治を見たことであり、国民生活が第一の公約が実現できないと見たことである。
その反省も総括もないまま、未だ着実と政治主導から官僚主導に切り替えを臆面もなく進めている菅さんは、まさにそうした民意を無視しても権力にしがみつき、政策も理念も相手によってコロコロ変える「バルカン政治家」である。

s-P1010906.jpg(週刊朝日7/30号)

週刊朝日でも政局鼎談で上杉隆氏が菅さんをバルカン政治家であると次のように語っている。

≪私自身、菅さんを15年ほど見てきていますが、世間の印象と違ってものすごく「バルカン政治家」(少数政党や小派閥を率いて政界を巧みに動き回る政治家)なのです。いい意味でも、自分の主張をよく変える。信念がそれほどある人のようには思えません」≫

この週刊朝日の鼎談のタイトルは≪代表選には小沢さん自身が出るしかない!≫というものだ。

この中での鈴木宗男氏の発言は痛快だった。

一つ、面白い情報がこの中にあった。

政治ジャーナリスト藤本順一氏の次の発言である。

鈴木氏が菅さんの草冠がとれて官さんになってしまい、昨夏の総選挙で民主党が「官僚政治の打破」と言っていたのに官僚の手のひらに乗せられている。それは消費税発言にも出ているとした発言を受けて、
藤本氏が

≪ただ、財務官僚に聞くと、確かに財務省としては、財政再建のために消費税を増税したい気持ちはあるけれど、なにも選挙前の局面で出すなんて考えてもみなかったというのです。消費税問題を出すならば選挙後でしょ、と忸怩たる思いがあるようです。実際、民主党が惨敗したおかげで、消費税の議論が難しくなったわけですから≫

やはり、60%の支持率を得て過信し、マスコミも応援するということで消費税増税をブチ上げたのだろう。

これを選挙後に打ち出さなくて、かえって良かったと思う。

今ここに至っても、とにかく菅さんを支えようとしている人も多い。消費税発言がなければ、もっとその数は多くなっただろう。菅さんももっとカン違いして暴走していったに違いない。

代表選については、小沢さん自身が前面にでるべきという、週刊ポストや週刊朝日の記事でも言っているように本来ならば勿論それに越したことはない。

ただ、それには民主党政権の大失態が伴い窮地に陥った時にはありえても、まだまだこの時点では民意はそこまで熟していないと思う。

やはり、ここは松本剛明・衆院議運委員長に注目していきたい。


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